秋田の忘れられない出来事


私は、秋田には一度しか行ったことがないのに今も忘れられない思い出があります。

縁あって秋田にお邪魔した時の話です。
秋田のことを知ろうと私は現地の方にお話を聞きながら観光することにしました。

秋田犬を見に行ったり、資料館の方達と何時間もお話をしたり、なまはげに襲われたりしていました。

交流する人達はみなさん暖かくて地元秋田を愛している人がとても多く感じました。

中でも印象に残っている事があって

現地で仲良くなったお兄さんと話をしていたた時のことですが「これから買い物に行くけど話聞きたいなら良かったら来る?」

と言ってもらい、色々と話を聞きながらスーパーについていくことにしました。

買い物も終わった頃

地元の人「良かったら家でたべていくかい?」

と驚きの一言。

せっかくなのでお邪魔させて頂き
そこでご馳走になったのが
秋田名物きりたんぽ鍋でした。

お家にお邪魔してその方の鍋を秋田のお酒を飲みながら頂きました!

初めて食べるきりたんぽ鍋はめちゃめちゃ美味しかったです。

今まで食べてきた鍋とは一味違いました。

なんといってもきりたんぽが良かったです。

きりたんぽは半殺し(半分潰すという意味)のご飯を棒に巻きつけて焼いたものなんですが、歯ごたえがあって少し香ばしくてとても美味しいです。

どんな時でもお米が食べたい米好きの私には一石二鳥のお食事です。

ちなみに11月11日はきりたんぽの日なんですよ。

その方は冬になると良く友達を呼んでみんなできりたんぽ鍋をやるそうです。

昔の友達と今でも付き合いがあって繋がりを大切にしているという話をしてくれました。

私はその方に
「初めて会う人なのにわざわざ家に招待してくれたり、友達を大切にするのはなぜなんですか?」と聞いてみると、「秋田は寒くて雪が凄いからみんなで協力しながら生きてきた事と繋がるんじゃないか」と教えてくれました。

確かに寒さも雪も関東とは比べ物にならないですよね。

美味しく鍋をいただいて、さて帰ろうとしたところ、「これをお土産に」と秋田で取れたお米、あきたこまちを2kgも頂きました。
そして、タクシーまで事前に呼んでくれていたのです。

私は、なんて素晴らしいおもてなしなんだろうと、感動しました。

心もお腹もいっぱいになりとても有り難い時間を過ごすことができました。

会う人会う人皆さん地元秋田を愛している方がとても多くて素敵な所だなと感じました。

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