聴いてる音楽12/9


学生時代に割と好んで聴いていた。

ピアノ主体のアルバムだが、限られた音だけで鳴らす中に構築的な美しさというか機能美的な物が感じられる。

空間に溶け込むというか、自分にとっては空間の中に鳴っているからこそより強く音楽が印象づけられ、結果聴いてる自分はその音楽に支配されている。

ネットかどこかの記事で読んだが(うる覚えだが)、小さな音でも印象づけさせないといけないと考えていたTalk TalkのMark Hollisもある意味そういった音楽を表現したかったんじゃないかと、

このアルバム、少し不謹慎かもしれないが自分のじいちゃんの葬式の際、遺骨の箱(壺?)を持たされて車に乗ってる時にイヤホンさして聴いてため、その時に眺めた夕方に向かっていく午後の情景がぼんやりではあるが、なんとなく印象に残っている。

Harold BuddとMark Hollis

もう二人ともこの世にいないんだな。






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