29歳、普通自動車免許を取る(本編③)

数カ月ぶりの更新になってしまったごめんなさい。。

29歳、普通自動車免許を取る(原付編①)
29歳、普通自動車免許を取る(原付編②)
29歳、普通自動車免許を取る(原付編③)
29歳、普通自動車免許を取る(本編①)
29歳、普通自動車免許を取る(本編②)

の続きです。

仮免に合格したあとは第2段階の教習を受けることになる。
学科もまた新しいところが受けられるようになるし、技能教習では遂に公道を走る!!!
原付に乗り始めて1年。公道には慣れてると思う。

学科は高速道路のことや、危険予測が中心だった。
そうだよそりゃ危ないからねえ。。
事故を題材にしたショートムービーも見たけど辛すぎてちょっと泣いた。。

そして、初めての公道!
1段階でもお世話になった、誕生日同じのアイパー指導員だったのでリラックスしながら行けた。
でもたまにスピードを出しすぎて、

「ねえ!!ここ50キロ道路だよ!!!」

と言わせてしまったよね…すみませんね…。
でも、初めての公道でちゃんとスピード出せるのは悪いことではないと言ってくれたので、ほんとに優しい指導員ばっかだなと思った。

そして初めての教習が終わったあとに言われた一言が

「あなたほんとよく喋るね。はい、次も頑張ってね。」

おわり。なんかごめん笑

左折で膨らむとか、スピード出しちゃうとか、右左折の前に上手く寄れないとか、ちょいちょい悪いとこはあるけど順調に成長はしているそうだった。

実際、私も自分の成長を実感していた!
最初は車の運転なんてぜーーーったいに無理だと思っていたけれど、この頃になれば、あれ?いけるかも??と思い始めていた。
なんなら所内より公道のほうが簡単。
てかS字クランクとか実際無いからな…笑

二段階での問題は、方向転換と縦列駐車だった…。
多分あれが一番難しい。
まあでも言われたことを覚えて、しっかりやっていればできるんだけども、
実際かなり感覚の部分が大きいので「感覚で覚えて!」と言われても次の教習の時にはその感覚の部分を忘れている…。
なので、これから免許取る人は、手順だけでも復習は完璧にしたほうがいいです!

何時間目かの路上の時、指導員は私と同世代のFさんで、前にも何回かお世話になった人だった。

教習中、大きい道路で歩行者(若い兄ちゃん)が普通に赤信号で飛び出そうとして私は咄嗟に避けた。

「なんだアイツ!ヤ○中か?!!!」

指導員「せめて、アホか!ぐらいにしましょうね!」

ここの指導員は人間性についても指導してくれる素晴らしい方ばかりだな…。
このFさんはその後も見かけたら話しかけてくれたり、気さくな方で嬉しかった。

楽しかったのは、セット教習
これは、指導員1人と教習生3人で行う科目で、
1時間目は3人交代しながら路上走行。
2時間目は、1時間目の反省会みたいなやつを同じメンバーでディスカッションする、という科目だった。
メンバーは、私と、大学生?の男の子×2だった。
車内では指導員の方が話を色々振ってくれた。
おそらく2時間目やりやすいようにするため?

私は運転中めちゃくちゃ喋るタイプなので私の独り言に大学生は笑っていた。
まあいつもどこでも、おもしろオバサンポジションになってしまうのでそれは慣れてる。(まだお姉さんだぞっ)

指導員「なんか困ってることとかありますか?この時間のことじゃなくてもいいですよ。」

私「学科の教室がいつもめちゃくちゃ寒いんですけど何ですかねえ。」

指導員「あれねえ、何でしょうかねえ。」

私「いやこっちが聞きたいです…(小声)」

そのとき大学生の一人が吹き出した。

指導員「え?なんて?」

良かった。聞こえてなかった。

2時間目のディスカッションも楽しかった。
男の子2人が本当に良い子だった。
その後仲良くなってインスタ交換したが、男の子達のインスタ、部活やらなんやらでキラッキラすぎて眩しすぎて心が死んだ。

シミュレーター教習(3人での教習)もFさんだったのだが、シュミレーターの舞台がなんか頭文字Dみたいだったので
「なんやねんこれ!頭文字Dやん!!」と言ったが他の若い二人はきょとんとしていた。

Fさん「あっ多分ジェネレーションギャップです。僕らしかわかんないですね!」

普段普通に生きている分にはまだまだ若いつもりでいるのだが、教習所にいると本当にアラサーを感じる。

私達の頃って、まだ男の子は
「ハチロク乗りてえ!スカイライン!RX7!!!」(ごめん私全然分かんない)
って感じだったけど、今の子って
「動いたら何でも良いです」
って感じなの。時代だなあ〜〜。人によるだろけど。

そんなこんなで二段階の教習も、ストレートで無事終了。

忙しくなってなかなか教習に通えなかったので、最後の教習の時には30歳になっていた。
おめでとう、わたし。

つづく。

次のお話

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