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0088:自分とはなにか

なんじ、じぶん、すきか?

突然ですが、汝らは今、今の汝自身に、満足していますか?
(^~^ )

「もちろんだとも!」と、自信を持って言えるなら、とても素晴らしいですね。

わしはどうかと言うと・・・まぁまぁですかね(笑)。
(^~^;)

自信が出て来た部分もあるし、まだまだ「こうだったらいいのにな」という部分もあります。

ただ、その「こうだったら」の部分が、自分の胸を締め付けて、生きるのが辛い!!という感じは、以前ほどでもなくなった気がしています。

ほんの2年前くらいまでは、自分がイヤでイヤで仕方なかったので、できれば

自分やめたい

という思いが、ココロをずっと占めていました。

わしの場合、どうやってそこから今の「まぁまぁ」の状態になったかと言うと、色々あるけれど、主なものをあげると、

・いい薬と出会った

ということと、

・社会性訓練を通じて、自分のことや周囲のことをだいぶ「アタマで」理解できた

ということになりますかね。もちろん、関わってくださった沢山の方のおかげです。

ここら辺は人それぞれだと思うし、これらの方法はそれこそ「個別のドラマ」(0002)になるので、汝ら全員の参考には、ならないかもしれないなぁと思っています。


というわけで、大事なのはやっぱり、おのおのが

今、自分は幸せか?

と、自分に問いかけてみる、ということではないでしょうか。


私だけの十字架

さっき書いた通り、ちょっと前までわしは「どうして自分は、自分なんだろう」という、漠然とした悩みを抱えていました。イヤだったんです。

この地獄世界には(この世は地獄でしたね(0004))、どんなにイヤでも、絶対に関わりを避けられない、逃げられない人物が、一人だけいます。

そう、汝自身です。

地獄では「自分自身」という牢獄にとらわれ、そこから絶対に逃げることができません。

ま、科学の進歩や超能力で「他者のカラダを乗っ取る」ようなことができるようになるかもしれませんが、それでも、わしらの自意識はやっぱりわしら自身のもので、たとえカラダが別の人物のものになっても、「自分自身」という自意識からは、逃げられません

だから、どんなにイヤであろうと、生きている限り、自分自身と向き合い、付き合いながら、生きていくしかないんですよね。

これはね、たとえ死んでしまったとしても、やっぱり続くんです。

前に書いたんですけど(0072)、生きていることはチャンスなんで、自分自身とうまく付き合えないまま死んでしまったら、もうそれ以上自分自身と仲良くなるチャンスはなくなってしまうんです。

だから、わしらは「今の自分」を背負って、この地獄に生まれてきます。そして、この「今の自分」を背負ったまま、生きていくしかないんですね。


生きる、その本当の姿

何度かこのブログでも書いたけど、わしらは好き好んで「自分になろう、自分を生きよう」と思って、この地獄に生まれてきます(0011)。

それは、その人生でしか体験できないことがあるからなんでしたね。

わしらのもといた世界(天国と呼んでいますが(0009))では、時間が流れないんでしたね(0056)。だから、時間軸に沿って、因果応報を体験するために、わしらは地獄に降りて来るんでした。

因果関係はちょいちょい修正されることもある(0058)んだけど、それを含めても、わしらの人生のドラマは、すでに全部のシナリオ0022)が書かれていて、その物語をリアルタイムで体験すること、それこそが、わしらが今「生きている」ということの、本当の姿でした。

だから、前述のような「自分がイヤ」という状態も、そのことでひどく傷つき、苦しみ続ける、ということも、やっぱり

シナリオに書いてある

ということになります。

だから何回か前、腰痛で苦しんでいる時(0073)に、わしが叫んだ

「誰だよー! こんなシナリオ書いたのー!」

ていうのが、人生が辛い汝らの、正直な気持ちじゃないかと思います。

でもねぇ・・・その時も書いたけど、やっぱり

書いたのは自分自身

でしかないんですよね。この人生でしか体験できない「汝」を生きるために

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じゃ今回はここまで。次はもうちょっと、その辺を掘り下げましょうかね。いつも読んでくださってありがとうございます。けどアレよ、わしの話、信じちゃダメよ。

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これは、拙ブログ『人生はなぜ辛いのか、と思った時に読むブログ』からの転載です。イラストや強調で分かりやすい、本家サイトはこちら。
https://jinseihanazeturainoka.blogspot.com/
このブログの文章を初めてお読みの方は、ぜひ第1回からお読みください。
https://jinseihanazeturainoka.blogspot.com/2018/09/0001.html
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「ニンゲンのトリセツ」著者、リリジャス・クリエイター。京都でちまちま生きているぶよんぶよんのオジサンです。新作の原稿を転載中、長編小説連載中。みんなの投げ銭まってるぜ!(笑)