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085 自分を「造る」ために壊す日々(おやモト)

おやすみ前の #モトの話  085

わしら人間のココロというものは、モトというエネルギー源のようなツブツブが集まってできてまして、コレが足りなくなるとネガティブな気持ちになる、だから増やしてやるとアガるよー!というのが『モトの話』です。覚えてますか?初めて読む方、はじめまして😁

今は『許す』ために「自分史」を書いてみよう、という話。わしの場合……みじめな高校時代を経て、大学デビューを試みたわし、その後どうなる? というところから😉

大学生になったわしは「楽しむ」ことを最優先にしようと考えました。それから「楽しそう」な人をマネて同じようにやろうと決めました。自分を掴むために、いったん自分を「あきらめる」ことにしたんです。
大学ではサークル活動を中心に据えて、成績は落第しない程度でやり過ごすことにして、とにかく楽しくてラクに生きようとしてみました。
おかげさまで、この頃たくさんの人と関わり、大きく影響を受けました。その中でたくさんの人を怒らせたり不快にさせたりして、わし自身もたっぷり傷ついて、それでも『正しい』生き方を探そうと必死に毎日を送りました。

大学はギリギリの成績で卒業できたのですが問題は就活でした。わしの頃はいわゆる「氷河期」のはじめで就職口そのものが極端に少なく、三流大学で最下層だったわしは当然就職にありつけなかったので、「新しいシャレた生き方」のフリーターになることになりました(今思うと無知な若者向けのウソだったんですけどね)。

大人でカネがないというのがどれだけみじめか……わしは身をもってそれを知ることになりました。
わしはとにかくスタミナが無いので(今なら分かりますが生まれつき自律神経失調だったんです)人より全然シフトに入れず、とにかく貧乏な暮らしをその先何年も続けることになります。一食一本、一日三本のうまい棒で飢えをしのぎ、お客の皿を片付けるふりをして残り物を食べ、持病の腰痛(ヘルニア)に常に痛めつけられ、病院にもかかれず、飢えとストレスでバケツいっぱい血を吐き……

こうして日に日に「なんでわしは生きてるんだ?」という疑問が強くなっていきました。人生って何だろう……なぜ「ある」んだろう

こうして最終的に「モトの話」にまとまる思想を積み上げていったんです。

もうちょっと続きます(笑)お楽しみに?😁


「ニンゲンのトリセツ」著者、リリジャス・クリエイター。京都でちまちま生きているぶよんぶよんのオジサンです。新作の原稿を転載中、長編小説連載中。みんなの投げ銭まってるぜ!(笑)