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0086:お金で得られる幸せの限界

個人年収800万円の世界

幸福とお金の関係を調査した結果、一人当たり年収800万円が境い目になるんだそうです。ファミリーなら1600万円くらいだとか。

年収800万円までは、お金の量と幸福感が比例するんだそうです。でも、年収800万円を境い目に、その幸福感の伸びがほとんどなくなってしまうんだそうです。


確かに、昔のわしみたいに、うまい棒やもやしを食べながら、お客さんに生牡蠣やお造りを出す仕事を続ける暮らしでは、幸せを感じづらいだろうな、と思います。
(^~^;)

その辺が一番下だと考えて、そこから収入が増えていけば、その分幸せを感じやすくなる、というのは、とても分かりやすい話です。

このブログのタイトルでもある「人生が辛い」状態は、やっぱり身体的苦痛や精神的苦痛によるものですし、お金の力でそれを軽減できれば、人生の辛さは少し和らぐんじゃないかと思います。

ですが、その力にも、限界があるってことなんでしょうね。

ある程度、身の回りの豊かさに満足してしまったら、じゃそのあとは、どうやって幸せを感じていくかを、自分で考えなければならなくなってしまうのかもしれません。

ま、わしには分からない世界の話なんですけどね(笑)。
(^~^;)


お金で得られる幸せ、お金と関係ない幸せ

要するに、お金は大事だけど、お金だけでは、幸せになれないことがある、ということでしょうかね。

幸せを感じながら生きる、そのために必要なのは、まずは、苦痛を感じずに済むことだと思うんです。

でも、それが叶ってしまったら、そのあとは、どうするのか。興味深い問題です。
(^~^ )

ま、お金持ちになった後の話は、お金持ちになってから考えればいいんですけどね(笑)。
(^~^;)

今日の話題はそこじゃなくて、じゃ、お金とは関係ない「幸せ」って、何だろうな、という話なんです。


愛の等式

わしは「愛とはなにか」の答えを、(0035)で、こう書きました。

愛とは、モトの量である

とね。

わしらはモトでできている存在なので、モトがたくさんあると、ココロカラダが満たされます。満たされると、好き嫌いゲージ(0015)が上昇して、ココロが良い感情でいっぱいになります。

この状態が「愛」です。この状態の時、自分でモトを生み出すことができるので(0030)、他の人にモトを分け与えたくなります。この気持ちを、わしらは「慈しみ」だとか「憐み」だとか呼んでいます。

ココロが愛の状態の時(好き嫌いゲージが好きいっぱいに振れているとき)、わしらは幸せを感じます。

つまり、こういう等式が成り立ちます。

モト = 愛 = 幸せ

この地獄世界の、どんなものに触れたら、ココロが「愛」の状態になるまで好き嫌いゲージが振れるか、それは人それぞれです。「個別のドラマ」0002)によるんでしたね。

お金で買えるもので、ココロをいっぱいにできれば、それはそれで素晴らしいことだと思います。どんどん買ったらいいと思います。

問題は、お金が足りない時です。

お金と幸せ感(=モトの量)は、前述のとおり、ある程度までは比例するので、やっぱりある程度、お金を増やすテクニックは要るのかな、と思います。

でも、わしらにはすでに、先の等式があるわけです。
d(^~゜ )

これは、重要な知見です。モトを集める手段は、お金を集める以外にもあるし(お金あつめも、モトを集める手段の一つです)、お金をかけずにモトを集めることも、できますもんね。

だから、もしわしや汝のココロが、直接モトを集めることができれば、お金が足りない事によって起こる不快感を、モトそのもので軽減できるかもしれません。

・・・とはいえ、人間の体には、ある程度の栄養が必要です。カスミを食べて生きられる仙人ならともかく、地獄ではわしらはココロのモトだけでは肉体を維持できないので、最低限の食事は、してくださいね(笑)。
(^~^;)

(参考:厚生労働省「食事バランスシートについて」https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/eiyou-syokuji.html

※わしの話を信じないように。

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これは、拙ブログ『人生はなぜ辛いのか、と思った時に読むブログ』からの転載です。イラストや強調で分かりやすい、本家サイトはこちら。
https://jinseihanazeturainoka.blogspot.com/
このブログの文章を初めてお読みの方は、ぜひ第1回からお読みください。
https://jinseihanazeturainoka.blogspot.com/2018/09/0001.html
今回のエントリーのページはこちら。
https://jinseihanazeturainoka.blogspot.com/2019/03/0085.html



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お金について考える

「ニンゲンのトリセツ」著者、リリジャス・クリエイター。京都でちまちま生きているぶよんぶよんのオジサンです。新作の原稿を転載中、長編小説連載中。みんなの投げ銭まってるぜ!(笑)