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064 恋愛は「なぜ」終わるのか(おやモト)

おやすみ前の #モトの話  064

わしら人間のココロというものは、モトというエネルギー源のようなツブツブが集まってできてまして、コレが足りなくなるとネガティブな気持ちになる、だから増やしてやるとアガるよー!というのが『モトの話』です。覚えてますか?初めて読む方、はじめまして😁

恋と愛の違い、という話の続きを。最近「蛙化現象」という言葉が話題になっていますが(使い方が二種類あるそうですね)、恋と愛の決定的な違いは

恋は突然終わる

ことがある、という点。なぜ終わるのかと言うと、例のメカニズム

A=カラダ(性欲の信号) → C=ココロ(恋の気持ち)

において、A=カラダが「信号を止める」から。要は「こいつと生殖する必要なくね?」とカラダが判断したら、恋の気持ちは突然「出なくなる」んです。

恋のスキスキ感は、ココロをめちゃくちゃ揺さぶるもの。このとき実際にココロの材料【モト】がフル稼働でココロに増えていて(ココロが震えるような良い体験をすると、ココロはモト粒子を「空間に出現させる」んです)、【好き嫌いゲージ】はMAX状態になっています。いっぽう〝百年の恋が一気に冷める〟ような経験をするときは、急にゲージの針がMAXから真ん中くらいまでキュゥゥンと下がるんです。なぜなら、カラダからの「性欲の信号」が途絶えたことで、恋のスキスキ感がいっぺんに消えてしまうから。

んで、愛って何でしたっけ?そう、「愛はモトの量」だったですやん? つまりわしらが「冷めた」瞬間にココロが「愛の状態」じゃなくなってしまうってこと。こうして恋の気持ちは、突然消えてしまうんです。

ただ、人間のアタマは急な変化に弱いので、恋人と「昨日までと同じ接し方をしよう」と〝考えて〟しまうんですね、無意識の『習慣』の力で。こうして恋人(だった人)と仲違いが始まって、モトの奪い合いが始まって、破局が訪れちゃったりするんです……心当たりありません?😅

じゃ、パートナーと仲良く、長く続けられる関係を作るにはどうしたらいいんでしょうね……そこで「愛とは何か」という定義がおおいに役立ちます。続きは次回!!


「ニンゲンのトリセツ」著者、リリジャス・クリエイター。京都でちまちま生きているぶよんぶよんのオジサンです。新作の原稿を転載中、長編小説連載中。みんなの投げ銭まってるぜ!(笑)