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068 人間にとって最も難しい「動作」とは(おやモト)

おやすみ前の #モトの話  068

わしら人間のココロというものは、モトというエネルギー源のようなツブツブが集まってできてまして、コレが足りなくなるとネガティブな気持ちになる、だから増やしてやるとアガるよー!というのが『モトの話』です。覚えてますか?初めて読む方、はじめまして😁

人間の『動作』というのはいろいろあります。歩く、走る、食べる、寝る、遊ぶ、働く、取る、投げる……こういうのって「どうやって」やります?
ってコレ、説明できますやん?例えば「歩く」なら「足を交互に前に出して移動します」、「食べる」なら「食べ物を口に入れて、噛んで飲み込みます」ってね。

けど、説明の難しい『動作』もいろいろあるはず。特にココロの動き「怒る」「喜ぶ」なんて『動作』は、どんなときに出てくる気持ちかは説明できるけど、「どうやって」やるのか?……さっきの「歩く」「食べる」の説明みたいに、どこをどうやって怒っているのか、喜んでいるのかってなかなか説明できなかったんやないかと思うんです。
でも、この #モトの話 でそれができるようになったはず。「怒る」は「モトが急に減ったとき」で、「喜ぶ」は「モトが増えたとき」。これらの動作は「モトでできているココロの動き」だから、モトで全部説明できます🤩👍

そんな『動作』の中で人間にとって最も難しいのは、何やと思います?

答えは実は

「許す」


なんです。なんでかっていうと、この動作はまず「ココロの動作」だから。さっきの「怒る」「喜ぶ」と同じくココロをどう動かすか?という話なので、『モトの量』という概念がないと説明が難しいんです。
では、モトをどんなふうに動かせば「許す」という動作ができるのか?これまた難しいんですよ……実はこの「許す」という動作は

自分のモトを相手に渡す

という動作だから、ココロがものすごく抵抗するんです。ココロという器官は、自分のモトが相手に流れていく(注目によって)とすぐに「ネガティブな気持ち」を出してきます。要は〝嫌な気分〟になるんです。

「許す」という動作は、それを「そのままにしよう」と考えることによって初めて〝できる〟んです。やから難しいんですね😅

でもね、これが「自在にできる」ようになると、人生が大きく好転します。次回から「やり方」をくわしく!お楽しみに♪


「ニンゲンのトリセツ」著者、リリジャス・クリエイター。京都でちまちま生きているぶよんぶよんのオジサンです。新作の原稿を転載中、長編小説連載中。みんなの投げ銭まってるぜ!(笑)