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GenesisアトマイザーにおけるS字メッシュウィックの利点と作り方(Karlson mesh)

こんにちはやましたです。Genesisアトマイザーのメッシュビルドで一番恐ろしいのはイガり。喉が取れます。
イガらない、さらにはコイルに対して十分なリキッドを供給できるビルドができればNET系を含むタバコ系リキッドはこれ以上無いくらいに美味しくチューチューできます。
ELKもDinsmore reserveもkings crownもマッハで蒸気となり消えていきます。

以下記事はジェネシスアトマイザーのメッシュビルドに挑戦するも、イガってしまったりもうちょっと美味しく出来るのでは無いかと思ってる方向けの記事になります

簡単お手軽なメッシュウィックの作成方法を紹介しますが、先ずは原理から簡単におさらいです。
(原理を知っておいたほうが確実に美味しいビルドができると思います)

Genesisアトマイザーで美味しくイガラ無いメッシュビルドするための条件は?
・ホットスポットを取り除く
・供給のよいメッシュウィックを作成し使用する

"ホットスポットを取り除く"についてはパイセンたちが色々と記事を書いて下さっているのでそちらを参考にして下さい。
(特にFEVA WebのQPお師匠様の記事は必見です)

"供給のよいメッシュウィックを作成し使用する"
リキッドの供給を左右する要素は大きく2つ
①タンク~コイルまでのリキッド吸い上げ能力
②吸い上げたリキッドをメッシュ表面に送る能力(保持力)
こちらを満たすためにセンター/アウターメッシュを利用する方法、中央をアコーディオンにして供給用の隙間を作る方法などがあり、動画、ブログ等で紹介されています。
中央付近の空洞から毛細管現象で吸い上げて外側のコイル付近まで運ぶわけですね。

個人的にはFBのGenesis Simphony by Karlson グループで推奨されているメッシュウィックの作成方法の一つS字メッシュウィック(s-wicks) が非常に組みやすく供給も優れていると感じました。
日本語の詳しい説明が無かったため作成方法を紹介します。

用意する物
・メッシュ #200 ~#300
・簡易バーナー(ライター非推奨)
   (お手軽おすすめはこちらのバーナー)
・セラミックピンセット
・定規
・はさみ
・カッター等
・コップ1杯の水
・治具(太めの針金を曲げた物)※無くても問題無いです

適切な大きさ(3mm径メッシュでおおよそ幅3cm)に切り出したメッシュをはさみの刃と逆側で真ん中からこそぎ癖を付けます。均等に癖がついたら逆側も同様に真ん中から癖付けし写真のS字型になればおk

こそぐ時に力を込めすぎるとヨレヨレメッシュになりホットスポットの原因となりますのでヨレヨレしない程度のちからでこそいで下さい。

癖付けしたメッシュの真ん中に治具を差し入れ左手でメッシュを包みつつ右手でくるくる治具をまわすと自然にメッシュがまるまります

※治具が無い場合は最初は優しくこより、丸くなったら少々力を入れてこよれば問題ありません

丸まったら治具からメッシュを引き抜き簡易バーナーであぶります
均一にあぶったら水でジュッとして下さい。まだ少しメッシュが太いと思うので親指と人差し指でこよります(丁度コットンをよるときと同じような感じで良いと思います)端まで均等にこよって下さい。
良い感じに細くなったら再度バーナーであぶってから水につけて下さい。
※よりすぎたら治具を差し込んで逆に巻いてみて下さい。簡単に戻るはずです。

こんな感じで完成です!!(シユイさん写真提供ありがとう!)

このメッシュウィックは以下の利点があります
・真ん中の中空を2分割しているため中空を開けただけよりも毛細管現象の恩恵を受けやすい。
・中空からメッシュの外側への距離が一定なためアコーディオン式よりもコイルへの供給が安定する
・メッシュウィックの径の調整が後からでも簡単に行える

メッシュウィックが完成したらコイルに差し込みピッタリと触れるように調整します。差し込んで少し緩めてあげるとコイルにピタッとくっつき具合が良いです。あとは頑張ってホットスポットを取りましょう!


それでは良いGenesis Lifeを!

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