旅するムネオ/Tabisuru Muneo

都内某大学生22歳 / 2016年から自転車と鉄道で全国を行脚 / 旅と歴史と酒 / …

旅するムネオ/Tabisuru Muneo

都内某大学生22歳 / 2016年から自転車と鉄道で全国を行脚 / 旅と歴史と酒 / B'zとLinkin Parkを愛聴

最近の記事

北海道ー新潟自転車旅 2日目

よく寝たな、と目を覚まして時計を見たらまだ2時半であった。 普段はそこまで早起きではないが、旅をしているときには異様に早起きになるのだ。 再び眠りにつき、6時半に目覚める。 起きた身のまま大浴場へ直行。 寝起きの朝風呂は気持ちいいのだ。 昨日とは違い景色は見えるが、予想通りの曇天。 水戸で買った明らかに家系を意識したであろうカップラーメン。 ラーメンライスは常識である。 船内で乗務員の若そうなお姉さんがアナウンスしてたが、それはそれはまあたどたどしくて不憫だった。 きっ

    • 北海道ー新潟自転車旅 1日目

      発車時刻1分前に滑り込むようにして乗り込んだ。 品川始発勝田行き上野東京ライン。 デッキに輪行袋に入れた自転車を括り付け、平屋のグリーン車で無事に目当ての自転車に乗りこめたことに安堵する。 休日の昼間というのに、同じ車両には2人か3人くらいしか乗っていない。 これがコロナ禍なのか。 グリーン車の女性のアテンダントさんが来たので緑茶を注文。 コーヒーが好きな私であるが、鉄道に乗っているときは緑茶に限る。 それか酒だ。 我孫子を過ぎたあたりだろうか。車両にはとうとう私一人にな

      • 3.11と東北旅を振り返る(後編)

        笹谷峠を越え、仙台、塩釜、松島、石巻と進む。 それから、北西に進路を変え、一関、平泉へ。 平泉で出会った同業者、元気にしてるかなあ、、 この間の旅の模様も書きたいところだが、、いずれまた。。 あ、仙台の「梅鉢」ってゲストハウス、オススメですよー。 そして、平泉からは東進し、陸前高田市を目指す。 内陸部から山がちな道をひたすら漕いでいく。 しばらくすると、途中の建物がほとんどプレハブであることに気づいた。 いや、まだ海は遠いはずなのに、、 さらに進んでいくと、

        • 3.11と東北旅を振り返る(前編)

          東日本大震災から、ちょうど10年が経ちましたね。 もう10年なのか、まだ10年なのか。。 少しばかり思うことがあったので、書いてみたいと思います。 私が震災を経験したのは、中学生の時。 球技大会か何かの後で、教室で着替えをしている最中に揺れだした。 当時は東海地方に住んでいたため、震度3くらいだったか。 それまでに何度か地震が起きていたので、「またかー」位に思っていた。 しかし、校内放送で「被害状況を確認してください」とアナウンスされたり、先生が見回りに来たりと何やら慌

        北海道ー新潟自転車旅 2日目

          お久しぶりです

          みなさま、どうもお久しぶりです。 梅が見ごろですね。4月になったら桜を見る会でもやりたいものです。 前回の投稿から1年以上たってしまいました。 なにぶん、ものぐさな性分なもので、、北海道旅も書きかけだし、沖縄旅に至っては最初の1日で途切れるという。。。 最近、ちょうど一年前沖縄に行ってたなあ、と思い出に浸っていたら、 「そういえばnoteやってたわ、俺」 と記憶がよみがえってきたので、おもむろに書いてみようかと。 ところで、みなさまはここ1年旅をしていますでしょうか

          沖縄自転車旅 1日目

          羽田空港からボーイング777に乗って那覇空港に到着。 東京は朝はは6度と冷え込んでいたのに、那覇はなんと25度。 2月なのに夏日とはどういうこっちゃ。 那覇空港を出てから自転車を組み立てる。 飛行機で輪行すると、面倒くさいことにタイヤの空気を抜かないといけない。 だからこんな小さなインフレータでひたすらシュコシュコ。 汗が止まらん。つらい。 なんとか自転車を組み上げ、買い出しのために那覇のイオンに向かう。 ちなみに、今回私が沖縄を訪れたことで、47都道府県を制覇したこ

          沖縄自転車旅 1日目

          北海道1周旅 14日目 利尻島

          5時半頃に起床。 かなり肌寒い。まだ8月だというのにダウンを着るなんて東京ではおよそ考えられない。 朝食をこしらえる。サッポロ一番塩を昨日の残りのキャベツを追加。寒い朝にはラーメンに限る。 コーヒーを淹れしばしゆっくりとするつもりが、気づけば8時を過ぎる。少しばかり急ぎ鴛泊港へ。 鴛泊港に向かった理由は、レンタサイクルで利尻島一周を行うためだ。本当は親愛なる相棒を連れて行きたかったが、あまりにも輸送費が嵩む。不本意ながら浮気をすることにほんの少し罪悪感を覚えてしまう。

          北海道1周旅 14日目 利尻島

          北海道一周旅 13日目 稚内〜利尻島

          5時半頃に起床 。昨日深酒をしたせいか体調は芳しくない。 起きてしばらく談笑し、そういえば行っていなかったノシャップ岬へ向かった。すぐ近くだ。 特に感動することもなく、一通り撮影をした後、戻ると朝食だ。 戻ると朝早く出かけるライダー・チャリダーたちと別れの挨拶を交わす。昨日の個性的なライダーともお別れだ。また会おう。そう言って強く手を握る。 私もオーナーのおじいさんらと別れを告げ、稚内港へ。これから利尻島と礼文島に行くのだ。 自転車を持っていくことも考えたが、稚内に

          北海道一周旅 13日目 稚内〜利尻島

          北海道一周旅 12日目 天塩〜稚内

          4時半頃に目が覚める。 ただのプレハブ小屋とはいえ、ライダーハウスはすこぶる快適だ。 今日は距離もアップもないゆえ、ゆっくりと朝食をこしらえる。玉ねぎの残りを加えて簡単なナポリタンを作る。簡単な料理であるが、共に泊まったチャリダーには驚かれた。料理は科学実験をしているような感覚でとても好きなのだ。尤も私は文系だが。 日本縦断中のチャリダーは早めに稚内へ出かけ、私を含めた3人はゆっくりと片付けをした後、近くのセイコーマートへ。朝食を腹に入れる。 このあと私は稚内へ、他はそ

          北海道一周旅 12日目 天塩〜稚内

          北海道一周中 11日目 美深〜天塩

          5時半頃に起床。大分生活リズムが固定されてきたようだ。 外は雨がぱらぱら降ってきている。天気予報通り、今日は一日中雨なのだろう。 雨が降っていることもあり、かなり冷え込んている。苫小牧から北上しているが、北に行けば行くほど気温が下がって来ているような気がする。 白樺の木が美しい。温泉も近く本当にいい場所だと思う。 雨の中撤収作業を行い、今日も北進を始める。キャンプ場でおばあさんから頂いたどら焼きを途中で食べる。やけに甘く感じた。 そうこうしているうちに音威子府へ。1

          北海道一周中 11日目 美深〜天塩

          北海道一周旅 10日目 旭川〜美深

          5時半頃に起床。 2連泊で散らかった部屋を片付けていたら、かなり時間が経った。 朝飯を食べていたら、オーナーさんも起きてきて楽しい会話に興じる。バイクのおっさんも加わってきた。 オーナーさんがとても良い人で、出発するのが本当に名残惜しかった。どんなにキレイでオシャレなゲストハウスでも、人が良くなければ大して思い出に残ることはない。今回宿泊した「宿・レトロハウス銀座旭川」は本当に人が良かった。今までゲストハウスに泊まってきた中でトップクラスに良かった。 ライダーのおっさん

          北海道一周旅 10日目 旭川〜美深

          北海道一周旅 9日目後半 旭川

          前半の続き 旭川ラーメンを堪能した後、旭川駅前のイオンへ。ここは本当に大きい上に洗練された印象だ。 1階のスターバックスにてご当地スタバカードを購入。これで沖縄以外のご当地スタバカードを購入したことになる。 暫しゆっくりした後キャンプ用品店で買い出しを行い、その後有名な旭山動物園へ。 ここの下調べはあまり行ってはいなかったゆえそこまで詳しい訳ではないが、僭越ながら私が感じた旭山動物園の良さについて話してみたい。 まずは動物との距離が他の動物園よりも近く感じた。ペンギ

          北海道一周旅 9日目後半 旭川

          北海道一周旅 9日目 前半 旭川

          6時前に起床。 昨日は疲労とビールで卒倒してしまった。せっかくゲストハウスに来たのに…と後悔。 リビングに降りるとスコットランドから来たアイラさんがいた。最初は話しかけるのに躊躇したが、頑張って英語で話しかけてみるや、楽しい会話に発展した。私の稚拙な英語でも通じることに少しばかり感動を覚える。 その後オーナーさんとアルゼンチンから来たヴァレンティナさんと談笑。彼女はラティーノらしくとても陽気で、楽しい時間を過ごせた。日本語がかなり上手だった。 今日話をしていて共通したの

          北海道一周旅 9日目 前半 旭川

          北海道一周旅 8日目 上富良野〜旭川

          6時前に起床。 かなり冷え込んでおり、小雨が少しぱらついていた。 テントを撤収し、近くのセイコーマートへ。 ホットシェフのおにぎりは冷えた体に心地よい。 その後美瑛方面へ向かう。 途中の深山峠にトリックアートの美術館があったため行ってみることに。 1300円はいささか高い気はするが、なかなか面白い。片目で見たり、写真だとさらに立体的に見えるそうだ。こういうものを見ると、普段私は世界を正しく捉えることができているのだろうかという哲学的な思索に耽ってしまう。自転車を漕ぎ

          北海道一周旅 8日目 上富良野〜旭川

          北海道一周旅 7日目 富良野〜上富良野

          5時半頃に起床。起きると羊が放牧されていて、そこら中で草を食んでいる。 昨日遅くまで談笑していたのもあって、片付けと準備にかなり手間を取った。朝飯を食った後、昨日のライダーさんたちと写真を撮る。名残惜しいが、旅は一期一会だ。 最高のキャンプ場を後にし、中富良野へ。 江花パノラマロードで写真を撮っていると、ロードバイクに乗ったおじさんと邂逅。上富良野までご一緒した。地元の人しか知らない道に案内していただきつつ、旅やお子さんの大学受験の話などの楽しい話に花を咲かせた。

          北海道一周旅 7日目 富良野〜上富良野

          北海道一周旅 6日目後半 芦別〜富良野

          …前半からの続き 少々癖のある面白いオーナーさんに受付してもらった。「星に手のとどく丘キャンプ場」の名の通り丘の上にあり、眺望はとても良い。天気も雨男の私には似つかわしくない快晴。これは星空を期待してよいのだろうか。などと思いつつテントを設営。 その後このキャンプ場に併設されてあるジンギスカンレストランにて夕食をいただく。1人ゆえ相席となったが、相席になったライダー2人に話しかけたところなんと同い年。もう少し年上のライダーも混じり楽しくジンギスカンを喰らう。 羊を見てか

          北海道一周旅 6日目後半 芦別〜富良野