櫻田宗久

90年代にモデル、タレントを経て現在は写真家 アーティスト、新宿二丁目bar星男オーナ…

櫻田宗久

90年代にモデル、タレントを経て現在は写真家 アーティスト、新宿二丁目bar星男オーナー 初めての本【ひとりの宇宙 新宿二丁目「星男」とクィアな私の物語】2023年12月23日 論創社より発売。 munetopia.com

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いたみたい 

「いたみたい」今週ツイキャス配信です。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 私の痛みは私のもの。自傷の向こう側へ、私と社会を治癒するウェブマガジン "いたみたい" 2024年3月リリース記念 ツイキャス有料配信「過去一のいたみをお焚き上げ バンドマン編」 2024年1月14日(日)13時〜15時 https://twitcasting.tv/masu_piyo/shopcart/284048 ※録画は1/28まで視聴できます。

    • 12周年ありがとうございました

      12周年パーティーが二日間無事終了致しました。 お越し頂いた皆様、お声がけくださった皆様ありがとうございました。 例外なく酔っぱらいながら、みなさまの笑顔が見れて幸せでした。 これからもよろしくお願い致します。 周年の当日に書いた文章が、なかなかうまく書けなくて放置してしまったのですが、せっかくなので載せますね。 . 本日から二日間、星男12周年パーティーです。 星男は、一緒に作ったソワレと私の子供のような気持ちで、皆様にも可愛がってもらいながら一緒に育てていけたら嬉

      • 初めての本が出ます!【ひとりの宇宙 新宿二丁目「星男」とクィアな私の物語】

        私が初めて書いた本【ひとりの宇宙-新宿二丁目「星男」とクィアな私の物語】が12月23日に論創社から発売されます。この本では、私の幼少期からモデル、タレントになった頃の話から、写真家、アーティストとしての活動、そして12年前にオープンしたバー「星男」へ至る、私の半生をクィアとしての部分を特にフォーカスして書いた本です。 たまたまだったのですが、今年で17歳でモデルデビューして30周年。星男は12周年を迎える事ができたタイミングでの刊行です。 コロナ禍が始まった頃書き始めて、

        • 7月30日

          7月30日 昨夜、泥酔してしまったので、お酒を前半は全く飲めなかった。 深夜になると、メキメキと飲みるようになってめくるめく週末の星男は朝を迎えた。 現在、単行本の加筆と、夏にしかできない喜びに集中していくため、しばらくは短い日記となりそう。 それでも、何かは残していく。 お客様に謎に腕に噛まれた跡が残って、ジンジンとしている。 夢のような夜の世界も、リアルにあったのだとその感覚と跡を見て思う。 花火大会があったからか、街には浴衣姿を多く見た。 昔から来てくれている

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          7月29日

          7月29日 アーティストの和田結奈さんと打ち合わせをした後、星男での営業だった。 すぐに、満席状態になり、色々な友達がお誕生日のお祝いをしてくれた。 シャンパンもたくさん飲んで、後半には酔っ払ってしまった。 なぜか、私はタロットをしたい気分になって、色々な方を占わせてもらう。 その中で、少々酔いながら「自分をみくびらないで」というワードが頭の中で湧き、自分を含め、沢山の方がみくびるという程ではなくても、最高である自分という存在を軽視していることは、あるのかもと思えた。

          7月28日

          7月28日 休みだったが、夜はソワレとアキラとヴィヴィさんがいるプティモアの居酒屋イベントに行った。 ファミリーという言い方はあまり好きじゃないが、そんな感覚のある3人がいる場所は落ち着く。 アキラのご飯は美味しいし、ヴィヴィさんのお話はいつも面白いが、何よりとても優しいのだ。 私は、ソワレやヴィヴィさんとの出会いで人生が変わったと思っている。 そんな先輩たちが、近くにいて、その存在を感じながら食事やお酒を飲めるのは、貴重で凄いことだと心から思う。 3年振りくらいに会う友

          7月27日

          7月27日 この日も、カフェでひたすらに文章を書いたのち、星男という流れだった。 起きて、瞑想をした後タロットをすると、焦らないでというメッセージが出た。 文章を早くまとめたい気持ちがあったので、色々と端折ってまとめてしまうような所があったかもと思った。 一つ一つ、丁寧にゆっくりやっていこうと思い、ゆっくりと進めていった。 夜は、久しぶりの女性のお客さまと日曜日のスタッフでもある清水くるみさんが来てくれた。 お客さまと書いたが、友人なのか、お客さまなのか、正直よくわからな

          7月26日

          7月26日 火曜日は、第3以外かつきくんが星男に入ってくれることになったが、慣れるまでは私も一緒に入ることにしていた。 昼過ぎに、かつきくんから熱が出てしまったとメールをもらい、今夜は一人で星男に入ることになった。 昼の間は、相変わらずずっと加筆をしていたが、あるところまで行ったので少しほっとした。 一度、あまり考えず書き散らして、あとで少しずつ直していくという形にしている。 そうすると、今書いている文章は直す前のようなものだから、間違いやもう少し詳しく書きたいところも当然

          7月25日

          7月25日 昼の時間のほとんどを使って文章を書くということをしている。 日記もおざなりになりそうだが、やると決めたのだから、進めていこう。 新宿二丁目近辺のあらゆるカフェを回りながら、文章を書いていた。 気に入ったカフェは見つかっているのだが、色々と試してみたくなった。 しかし、色々な面をとると元の場所が一番だった。 最近いつもこのカフェにいるので、店員さんも流石に私を覚えると思うが、特に、冷たくも馴れ合いの感じも見せないところがいい。 流石に、ずっと文章を書いていて言

          7月24日

          7月24日 少し落ち着いた気分になったようで、ひたすらに寝て起きたら昼だった。 自然に沢山眠れたことが嬉しかった。 ルーティーンをこなして、カフェに書き物をしに行った。 本をもう少し、ボリュームを増やそうと思い、書き始めたのだった。 星男で起こったさまざまなことは、私ではない人のことでもあるので、なかなか書けなかった。印象的なことをいくつか書いたけれど、ゲラを読んでみてもう少し、書いたほうが良いと思った。担当の編集者も、書いたほうが良いと言い、 また、ひたすらにパソコン

          7月23日

          7月23日 誕生日パーティーから一夜明け、迎えた誕生日当日はとても静かなものだった。 いつものように、瞑想をしたのちカフェに行って文章を書いた。 沢山の方たちと賑やかに楽しい時間を過ごした後は特に、一人になって、自分に向かう時間が必要だと思うようになった。 いつもと変わらないルーティーンを淡々とこなしながら、ひとりでいることを満喫する。 ひとりだとわかって初めて、人といることの幸せを感じられる。 そして、依存とこころの支えは違うことに気がついていった。 夜は、たくさん

          7月22日

          7月22日 今日は私の47回目の誕生日。 47年も生きた。その中で、色々な体験をこれまでしてこれた。 私がバーの仕事をするということは、考えもしなかったことだった。 しかし、ただバーの仕事と言えないほど、この仕事は色々な事を包括していると思う。 お酒を提供する仕事だけではなく、たくさんの人と密に関わっていく。 お話をすることには、存在で会話をしているところも大きい。 それには、これまでの色々な経験が活かせられている気がする。 木曜日には、90年代から同じモデルをしてきた仲

          7月21日

          7月21日 出版社の担当編集者の方から初稿が届いた。何回も書き直して、やっと一つの本のような形になっていることにうるっときた。 なんなんだ、この感覚は。愛しかない。 色々なことを経験してきたけれど、私はその時に何かを感じ、それをパワーに変えて、こうやって自分の思いを書いていけるんだと思ったら、全てが愛に感じた。 あの時、泣いたことや、苦しかったこと、逃げ出しそうになったこと。 嬉しかったこと、喜んだこと、全てが自分の大切な経験だった。 読んでみたらまだもう少し、書き足し

          7月20日

          7月20日 午前中から、ずっと文章を書いていた。 今日で15日目。書くことがあまりめんどくさくなくなってきている。 むしろ、何を書こうかな?とワクワクしている節も出てきた。 書くことがもっと楽しくなったらいいなと思う。 書くことは、考えることで、自分と向き合うことだとより理解してきた気がする。 毎日の自分を振り返りながら、自分が何を思っているのかを知っていくのは、わたしにとって、とても大事で必要なことだったかも知れない。 昨日のセッションが、とても良い感じだったので、思い

          7月19日

          7月19日 激しい猛暑に、少し外を歩くだけでも朦朧とした。 今日は祝日だった。普通は、月曜日休みの星男のカレーランチだったが、祝日は営業するのを私はすっかり忘れていた。 16時に星男に集合する予定を、友人に17時に変更をしてもらう連絡をした。 今日は、友人である女性に私の氣功、瞑想プログラムセッションを受けてもらうことになっていた。 しばらく、調子が悪そうな彼女に私からセッションを受けてみないかとお声がけをしていたのだった。 私がこの3年ほど、思考の大事さや瞑想、氣功をコ

          7月18日

          7月18日 前日、かなり飲んだが、起きたら軽い二日酔いだった。 新潟に帰ったお客様がわざわざ家に来てくれて、最近痛かった肩周りのマッサージをしてもらった。 終わって二人で、星男のランチを食べて、別れた。 その後は、文章を書いたり、ぼーっとこれからのことを考えたりした。 私は、ほとんど新宿から出ない生活をしている。 ほぼ全ての用事が新宿で完結する。 新宿区に住んだのは、付き合っていた彼の家に転がり込んだ34歳の頃からだった。 それまでは、世田谷近辺に住んでいる期間が長くて