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やってもらうことが当たり前だと思っていないか

はじめに

おはようございます。
むぎです。

これまで出会ってきた人の中で、周りのことは誰かがやってくれて当たり前という価値観で育ってきたんだろうなと感じる人に出会うことが少なくはなかった気がします。

これは私が反対にやってもらうことに対する耐性があまりにも低すぎるからこその感覚なのかもしれません。

だから全部自分でやれとかそういう話ではなく、こう考えれば世の中もう少し生きやすくなるんじゃないかなという持論をお話ししていければと思います。
どうせならみんながハッピーでありたいですよね?

やってもらって当たり前思考の人

おそらく、家のことは親がやってくれて当たり前、何かあったら誰かが答えを示してくれる。
そんな環境でぬくぬくと育ってきた方はこういう受け身の思考が身についているんじゃないかなと感じいます。

だから、自分の望み通りにいかないと機嫌が悪くなったり、人によっては相手を攻撃したりするんじゃないですかね。

これは相手に対して自分の高い期待値を押し付けているに過ぎないんですよね。

期待値が高いからこそ、それを下回ったらガッカリする、
相手からしたら
勝手に期待して勝手にガッカリしてってなんなん?
って思いませんか?

こういう人は、物事の判断基準が全て自分の知っている世界の中で完結してしまっていると私は考えています。

飲食店で例えましょう。

土曜日のディナー帯、飲食店が基本的に最も混むであろう時間帯ですよね。
そんな時に自分が頼んだ商品が全然来ない。

あなたはどうしますか?

お腹が空いていて早く食べたい、周りの料理は到着している、自分のはまだか。
これは一つの感情として抱くことは全く問題ないでしょう。

問題はその後の行動なんですよね。
おそらく飲食店でアルバイトをした経験がある人たちはこんだけ混んでたらそりゃ時間もかかるよなとある意味自分ごととして捉えることができたりするんじゃないかと思います。
しかし一部では
自分のはまだか!
とわざわざホールのスタッフを呼び止めて怒鳴り散らしたりしている人に遭遇することもあります。

これなんかまさしく自分のことしか考えていない人の典型ですよね。

大前提、お店が混雑していたら待っているのはみんな同じですよね。
当然、飲食店のコンロなどの調理設備、人員にも限りがありますから順番にオーダーをこなしていたらどうやっても時間がかかります。

その状況で信じたくはないですが中で働いている人たちは手を抜いているなんてことはないですよね?
普通それどころじゃないですよ。

そういった裏側の背景を想像できていないからこそこういう言動が湧いてくるんだろうなと思っています。

なんならその店員が1人のスタッフの手を止めて文句を垂れていることでお店のオペレーションの一部を止めちゃってますからね。
それによってさらに全体の生産性が落ちることにもつながる。

そういうところまで思考が及ばないんですかね。
こういう人を見る度に呆れてしまいます。

常に相手に対しての感謝を忘れない

それでは、ここからはこういう心が乱されるような状況になった時にどうすれば心穏やかでいられるかについてお話ししていきます。

それは、
物事の裏側では常に誰かが動いていて、そのおかげで自分はメリットを享受できている
という考えです。

先ほどの例でいえば、飲食店では自分の料理が席に運ばれてくるまでにはその裏で多くの人が関わっているんですよね。

調理する人、運ぶ人だったり、細かいところまで突っ込めばいろんな人が携わっています。

そういった人たちの働きがあってこそ自分はサービスを受けることができているんです。

自分がお金を払っているんだからそんなの関係ない、サービスを受けて当然だ。

ではなく、

自分がお金を払ってサービスしてもらっている。

こう考えることでむしろ少し応援したい気にすらなってくると思いませんか?

どうしてもパスタが食べたいなら自分で作って食べればいいじゃないですか。
それができない、もしくはしたくないからお金を払ってお店で食べているんですよね?

だからこそお店側もお金を払ってもらうに値するサービスを提供すべくやることはやっていると私は信じています。

そういう意味では、働いている側もきちんと
お金を払ってもらっている
という意識を持つといいですね。

お互いが
やってもらっている
という意識を持って接すれば
悪い気はしないんじゃないですかね。

おわりに

さて、今回は飲食店でのケースを例に挙げましたが、これは私が実際に長年飲食店でアルバイトしている中で忘れられない経験があったからこそ生まれた思想でもあるんですよね。

とある人気ラーメン店でアルバイトしていた時です。

その日は特に混んでいて、かなり精神的にも参っていました。
そんな中ご来店された1人のお客さんが帰り際言ってくれた一言。

「すごい混んでて大変だね。頑張ってね。ご馳走様!」

これを笑顔で言ってくれたんですね。

これだけでその日の苦労が報われた気がしましたし、何よりその後も頑張ろうという気になれたんですよね。

なんて素敵な方なんでしょうか。
それ以来私も飲食店で同じような状況の時は帰り際に感謝を伝えるように心がけています。

少しハードルが高かったら、笑顔で
「ご馳走様でした!」
と言って去っていくくらいならできるんじゃないかな。

飲食店に限らず、身近な人間関係においても
常に裏側を想像してみる
これをみんなが少しでも心がけるだけで世の中は穏やかになるんじゃないかなと思った今日この頃です。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう。





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