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「何になるか」ではなく「何をするか」

はじめに

おはようございます。
むぎです。

まもなく新年度ということで、
これから新しい生活に向けて
期待に胸を膨らませている方も
多いのではないでしょうか。

あなたにはこの先の夢、
ビジョンはありますか?

ということで、今日は
将来についての私なりの考え方を
書いてみたいと思います。

「〇〇になる」はゴールではなく通過点

将来の夢と聞くと、
真っ先に耳にするのが
「プロのスポーツ選手になりたい」
「社長なりたい」
「お金持ちになりたい」

という
「〇〇になりたい」
願望が多いように思います。

なんとなくこの思考って
危ういなと思っていて、
大抵の場合「〇〇になりたい」
という先で
「〇〇がしたい」
というビジョンが抜けてしまっている
気がするんですよね。

プロの選手になったらそれでおわり?
結果を出し続けなければ
契約次第ではあっという間に切られます。

社長になったらおわり?
売り上げを出さなければ当然倒産、
下手したら手元には借金しか残らない。

お金を持って何がしたいの?

という具合ですよね。

実際、さっきの例の社長もそうですけど、
「〇〇になったから必ず△△になれる」
という構図は100%成り立つ
わけではないんですよね。

世の中の社長が全員無条件でお金持ちか、
そんなことはない。
エンジニアが全員高所得か
そんなことはない。

なった上で結果を出した人が
その先の栄光を掴んでいるだけなんです。

結果というのは
「何かを成し遂げた」先に
ついてくるものであって、
「何かになった」から
ついてくるものではないんですよね。

なんなら
何かを成し遂げた「結果」として
「何かになる」
という方が多いのかも知れません。

だから私は
「何になりたいか」
より
「何をしたいか」
を見つける方が大切だと考えています。

「何がしたいのか」を見つける

「何をしたい」かわからない。
だからとりあえず「何かになる」
これはよくあると思います。

やりたいことはわからない。
だけどとりあえず就職する。
という人も多いのでは。

周りの友人に聞いても
ほとんどが
「何がしたい」とかそういう
前向きな動機ではなく、
「受かったから」
「知名度があるから」
という理由で就職先を決めていました。

それが悪いのか、
というとそうは思いません。

というのも、
「やりたいこと」というのは
何かをやっているうちに
見えてきたりするからです。

私もとりあえずで就職した1人でした。

そして自分にはその職種が合わない
ということがわかりました。

だから最初になんとなく
どこかに身を置いたことが
失敗だったとは思っていません。

私の場合、とりあえずメジャーな
営業という道を選び、
そこでさらに管理職になれば
もっと稼げるぞというビジョンがありました。

しかし、考えてみればお金を稼げる仕事なんて
他にいくらでもあるんですよね。

そんな中でプログラミングと
出会っているわけです。

とはいっても、
底辺プログラマでは給料はたかが知れている。

ただ幸いなことに私は
プログラミングが好きだった。

そして、プログラミングスキルを使って
自分で何か新しいものを生み出したい
というその先のビジョンが生まれました。

だからプログラマーになりました。

もちろん、就職という段階を経ずに
自力でサービスリリースまで
してしまう人もいます。

ただ、未経験者枠で就職すれば
お金をもらいながら学べて、
かつ現場レベルのシステムに
触れることができる。
そこが現状ベストと考え、
アクションを起こし、
まずはシステム開発会社への就職を
することができました。

こういった私の経験を踏まえると、

「何がしたい」かがわかると、
自然と「何になりたい」のかが見えてくる。

のが最終的なゴールかなと思います。

そこにたどり着くために
一度何かになってみる。

その中で自分のありたい姿を見つけ出す。

そのさきにようやく
「何になりたい」
かが見えてくるんじゃないでしょうか。

おわりに

そんな形で、私の考える
将来設計について書いてみました。

「何かになりたい」
この思いだけだとどうしても
なってみたら思ったのと違った
というギャップが
生じやすいのかなと思います。

そして、私なりにこの思考に陥りがちな理由を考えてみたら、
数多くの漫画がそういう影響を
及ぼしているのかもなと
考えました。

例えば
「海賊王に俺はなる!」

もちろん、大きな目標に向かっていく中で
困難に立ち向かっていく姿で
学ぶことはあります。
しかし、
「何かになる」
ことをゴールとした漫画が浸透した結果、
その先が
見えなくなってしまうのかなと思ったり。

そういえば
「社長になりたい」ってしか言わずに
具体性が何もなかったあの友人も
ワンピース好きだったな。。。

ちなみに私もワンピースは好きです。
ご安心を。

ただ、
「何かになる」
しか見えていなかったのであれば、
「何をしたいのか」
一度立ち止まって
考えてみてもいいかも知れませんね。

その方がきっと楽しいはずです。

少しでも参考にしていただけたら幸いです。

今回も最後までご覧いただき
ありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう。

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