むらさん(村田信之)|ONE KAMAISHI 3万人でひとつのまちに

岩手県釜石市に移住して3年目!長崎県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、大学院公共経営…

むらさん(村田信之)|ONE KAMAISHI 3万人でひとつのまちに

岩手県釜石市に移住して3年目!長崎県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、大学院公共経営研究科修了。田原総一朗スタッフ、早稲田大学客員准教授として「たくましい知性を鍛える」(大隈塾)を20年間担当。立教大学兼任講師、京都芸術大学客員教授なども勤めた。リーダーシップのことならお任せ。

最近の記事

英語のレッスン

わたしの朝のルーティーンのひとつに、 英語と中国語のレッスンがある。 AIアプリでの英語学習が、連続100日を超えた。 (ルーティーンのくせに100日か!) という声もあるだろう。 いやいや、違います。 2020年8月の釜石移住前から、 アプリを使って学習はしていた。 だけど、もろもろ事情があって、中断していた。 それを、2024年元旦から再開し、 能登半島地震のショックでど忘れして、 再々開して今日100日目に至る。 ジャーナリストを目指していた学生時代、 ジャーナ

    • 法人税優遇2.8兆円、一方で、お年寄りから税徴収1兆円

      「子どもはみんなで育てましょう」 って書いた(4月17日)。 人口戦略会議が政府に提出した提言書「人口ビジョン2100」では、 とうたっている。 だから、後期高齢者からも毎月だいたい250円ずつ、 年合計1兆円を集めて少子化対策につぎ込む予定。 今朝、新聞(朝日)を開けると、 法人税優遇、減収2.3兆円 という見出しが目に入った。 法人税の減収が2.3兆円になったらしい(2022年度)。 法人税の減税措置で、 「隠れ補助金」ともいわれているそうだ。 年金ぐらしの

      • やっぱりお前か「BRUTUS」

        「BRUTUS」のロゴがスバラシすぎる、 と学生のころからずっと思っていた。 盛岡シリーズ最終回。 「堀内誠一 絵の世界」 岩手県立美術館で開催された堀内誠一の展覧会を見てきた。 雑誌「anan」「BRUTUS」などのアートディレクターであり、 絵本作家としても活躍した堀内誠一の作品が約200点展示されていた。 豊かな表現力と多彩な才能。 絵本の原画や書籍の挿絵、雑誌のカット画、晩年に描かれた風景画、 幅広いジャンルの作品が展示されており、その多様な表現力に感動。 特

        • 「共同養育社会」にしなきゃ

          よ市と神子田の朝市に続き、盛岡シリーズ第3弾。 「2024議員のための政策課題研究講座」 これに参加するために盛岡にいってきたわけです。 盛岡いくんなら「よ市」も楽しみたいし、 なんなら一泊して「神子田の朝市」にもいきたいし、 神子田の朝市いくなら泊まりはゲストハウスの「ととと」だな、 となります。 さらになんなら美術館(「堀内誠一 絵の世界」)もいってきたので、 これは明日かいつか書くかも。 「2024議員のための政策課題研究講座」でのテーマのひとつに、 「人口ビジョン

          盛岡の「よ市」で感じた、コロナ時代ってなんだったんだろう

          ずっといきたいと思っていた盛岡の「よ市」にいってみた。 「余市」ではなく「よ市」。 盛岡駅から歩いて5分ぐらいの材木町商店街がやってて、 萬(よろず) 多種にわたる 余(よ) 余るほど豊富な 良(よい) 良い商品を 与(よ) お客様に提供し 喜(よろこぶ) 満足していただく だから「よ市」。 1974年から始まって、 今年で51年目。 4月から11月まで毎週土曜日の15時10分から18時まで、 430メートルの商店街におよそ100店舗、 食べ物飲み物、採れたて野菜、とう

          盛岡の「よ市」で感じた、コロナ時代ってなんだったんだろう

          田原総一朗さんから耳を疑うような話を聞いた

          昨日は田原総一朗さんの誕生会「田原祭り」だった。 大隈塾のOGOBたち40人が集まって、 90歳の誕生日を祝った。 誕生日プレゼントは何がいいだろうか、とスタッフは考えたけど、 「いっぱいしゃべることじゃないか」とわたしがいったら、 はたしてそのとおりで、 120分のパーティの1/4は、田原さんに好き勝手にしゃべってもらった。 といっても、20年以上田原さんとかかわってきたわたしにとって、 目新しいエピソードや切り口はほぼなく、 でも90歳になっても数字にはめちゃくちゃ強

          田原総一朗さんから耳を疑うような話を聞いた

          朝市で朝ごはん

          神子田の朝市。 定食屋ができていたので、食べてきた。 納豆定食 350円 たまご定食 350円 ベーコン目玉焼き定食 500円 ウインナー卵焼き定食 500円 紅サケ定食 600円 さば定食 500円 野菜カレー 400円 ほか、ごはん(100円)とお味噌汁(100円)だけ買って、 よそのお店でコロッケや唐揚げや肉豆腐といっしょに食べる、 という楽しみ方もありそうだ。 でも定食屋さん、注文してから30分ぐらいかかった。 前のお客さんがたくさんオーダーしていたからか、

          みんなで集まってしゃべっぺし

          昨日は「議会だより編集特別委員会」の校了日だった。 3月定例会の様子を載せた176号、 誌面の文字校正最終チェックと表紙写真選び。 これでこの号の編集は終了する。 校了日なのにまだ校正しようとするから、 (んもう、直すなら2回目の校正のときにやってよ) と思いながらも、 (まあ、それだけ一生懸命に仕事してるんだな) と思い直して、 わたしもやっぱり発行するからにはいい広報誌にしたいので、 最終チェックに力を入れる。 作業が終わったあと、委員長が、 「こないだの文中に個人の

          エジソンは子どものころ、「1+1=1」を証明した

          金沢21世紀美術館の長谷川祐子さんが、 日本の芸大美大の学生たちのアートには 「とてもポエティック(詩的)で、感覚的な作品が多い」 けれども、批判性があまりない、といっている。 (『プロフェッショナル 仕事の流儀 アートは人を「自由」にする』) 批判性とはなにか、というと、 「今を疑うこと」 と。 それは教育の問題かもしれない、ともいっている。 ちょっと古い本(2008年)だからかもしれないが、 でも「探究の学習」が導入され普及してきたとはいえ、 教科書を使って、「正解

          エジソンは子どものころ、「1+1=1」を証明した

          朝6時からの楽しみ

          朝5時。 パンツのポッケに2000円突っ込んで、 ルーティンのジョギングに出かけた。 radikoでJWAVEを聞きながら、 アタマの中はサカナでいっぱい。 「今日は行くぞ! と心に決めてジョギングしている。 昨日の夜から、そう決めていた。 朝6時。 ジョギングおわり。 開店したばかりの佐藤商店にそのまま歩いていく。 晩ごはんのおかずを買いに。 お刺身はぜったい。 焼くための魚も。 そのほかは成り行きで。 佐藤商店に入る。 350円、450円、500円、の品がずら〜っと

          「辞めるか、染まるか、変えるか」

          全国町村議会議長会が 「町村議会議員のなり手不足に潜む3つの危機」 という議員のなり手不足の原因などを調査した報告書をまとめた。 なりて不足の原因は、 ①なり手に響かない3条件(やりがい・環境・待遇) ②地域コミュニティの限界(潜在的ななり手の不足等) ③立候補・選挙における障壁 の3つをあげている。 そのうち①に注目すると、 <やりがい> ・議会の役割と議員のやりがいが住民に十分浸透していない ・議会による情報発信、広報の重要性が指摘されている ・議会広報誌の充実、議会

          またひとつ経験値が上がったかな

          ちょっと不思議な体験だった。 議会の広報誌を編集していて、 わたしはわたしが書いた記事に添える写真のキャプションに、 写っている人の名前を書いていた。 先輩議員から、それはNGだ、と。 キャプションに人の名前は載せないことになっている、と。 その理由は、売名行為になる場合もあるからとか、よくわからなかった。 今回の記事はその可能性はないし、写真にもない、写っている人物にもない。 きっとその昔、そうした行為をした議員がいて、 それで広報誌編集の決まりとして、 キャプションに

          キャプテンシップってなに?

          キャプテンシップ・チャレンジの2期目が終わった。 キャプテンシップ・チャレンジは社会人の大隈塾で、 20代のこれから会社や地域でリーダーになりそうな、 リーダーになりたいという人たちのための講座。 「キャプテンシップ」という言葉をつくった本間正人さんによると、 キャプテンシップはリーダーシップのひとつ。 ビジネスにおけるリーダーは大きく分けて、 エクゼクティブ ディレクター マネージャー キャプテン の4つに分類できる。 それぞれ語尾に「シップ」をつけてみる。 「シップ

          もやもやに耐える力

          釜石高校での探究学習の準備をしていて、 「なぜ探究するのか」 という問いのメモがあった。 昨年度の学習発表会での講評で、 東京大学の先生(お名前を記してなかった)が 「地域の課題を発見して、解決するため」 だといっていた。 探究の学習は自分で問いを立てて調べる学習で、 教科書を使って教えてもらう、インプットの勉強とは異なる。 教わるのではなく、学ぶ。 与えられた課題を解くのではなく、 自分で見つけて、仮説を立て、解決しようとする。 先の先生は、 「唯一の解はない」 とい

          目玉焼き

          ジョギングじゃなくてウォーキングにしようと思って、 いつもの表通りじゃなく、裏の山側の道を歩いた。 クマが出るのが怖いので少し明るくなってから出かけたけど、 よく考えると、明るくても暗くてもクマが出る出ないは関係ないんじゃないかな。 ともかく、耳からイヤフォンも外して歩いていたら、 そんなに多くはないけど、鳥の鳴き声も聞こえた。 起きる時間も遅めに、いつもの読書も語学も後回し、 ルーティンを外れて、ゆっくりと一日を始めてみる。 さらには、めったに食べない朝ごはんもつくっ

          自分一人では自立できない

          自立とは、依存先を増やすこと 本を読んでいたら、こんな一文に出会った。 (昨日もこんな書き出しだった。「本を読んでいたら」シリーズつくろうかな) (『モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世界の解体書』p175) 脳性まひの障害があって、小児科医であり東京大学先端科学技術研究センター准教授の熊谷晋一郎さんの言葉で、 熊谷さんは東日本大震災のときに、そのときにいた建物から避難することができなかった。 階段が使えなかったからだ。 健常者であれば、階段もはしごでも使って逃げ