ヤッホーブルーイング

コミュニケーションとチームビルド

朝渋に参加してきた。
7:30から9:00、いろんなゲストを呼んでプレゼンテーションを聴く。
TEDよりも軽く、気軽に、朝早く。
丸の内朝大学よりも地味に、エモく。
シブヤ大学の早朝バージョン、かな。

30人ぐらいの参加者だっただろうか。
やっぱりコト消費だな。
モノも買うけど、体験や知識や、
自分の外側ではなく、自分の内側に。

ゲストは、ヤッホーブルーイング社長の井手直行さん。
「よなよなエール」というクラフトビールで、
14年連続増収増益。

1990年代末の地ビールブームで会社が立ち上がり、
バブルの終わりとともに地ビールブームも泡と消え、
会社の勢い、業界の盛り上がりもあっという間に
どん底に落ちていった。

そこからどうやって復活したか。
会社の、社員たちのチームビルドにつぐチームビルド。
チームビルドの連続で、社員たちをチームにしていく。

社員たちがチームになる、って当たり前か?
あなたの会社の社員たちは、どんな会話をしてる?
ホントにチームになってる?

わたしにとっては、大隈塾の学生たち130人、チームになってるか?
初回にチームビルドして、それで終わっている。
合宿して部分的にチームビルドして、それで終わろうとしている。

チームビルドは連続しないと、
みんなすぐにチームじゃなくなる。

チームとグループの違いは何か。
「集団」としては同じだが、
共通の目標に向かって進んでいくこと、
たがいに切磋琢磨すること、の度合いがチームの方が高い。

チームをつくる、チームであり続けるためには、
コミュニケーションがカギになる。

コミュニケーションの量を増やすために、どんな手段を取るか。
あなたならどうする?

ヤッホーブルーイングでは、
<量を増やす><大人数で>
朝礼、裏宴(裏宴会?)、ヨコヨコ(隣の人と雑談?)、
yamabiko(不明)、自主社内報、誕生会、
ストレングス・レディオ、YOYね!(不明)
<量を増やす><「少人数で>
トリセツ(1on1か?)、社内BAR(ビール会社だから社内飲酒もありか)、
チーム飲み会、クラブ活動、ランチタイム、
ファンイベント、テイスティング会、
<質を高める><大人数で>
全社員研修、マーケ会議、UD会議、
朝会、入社式
<質を高める><少人数で>
社内麓村塾(研修?)、TBP(不明)、定期面談、
自主勉強会、各種座談会

こんなにある。

けど、よくよく見てみると、
わたしでも学生たち、受講生たち、卒業生たちと
やってることがいくつもある。

それをコミュニケーションと意識していないだけだ。
コミュニケーションを増やさなきゃ、と考えながら、
なにがコミュニケーションなのか、根本的なことを考えてなかった。
思考停止していた。

チームビルドは連続すること。
コミュニケーションも次から次に、
大人数と少人数、質と量。