本物の続ける力

人生が変わる「習慣化」

必ず成功するコツ。それは「習慣化」。

目標を決めて、努力し続けること。
努力し続けているうちにライバルがいなくなる。
なぜなら、努力し続けるのは難しいから。

努力し続けるコツは、習慣化すること。
習慣化には、幅をもたせること。
たとえば、20分英語を音読すると決めたら、
あるときは10分でもかまわない。
次の日に25分やって、
その次の日も25分やればいい。

成功する人は、ルーティンをもっている。
ルーティンがあれば、いろいろ考えずにすむ。
いろいろ考えずにすむということは、
それだけ「考えないといけないこと」に時間をあてることができ、
有効な時間を使う=可処分時間、ことができる。
スディープジョブズが、黒のタートルとジーンズ、
というスタイルを貫いたように。

その目標は、ゴールがあるか?
手にできる成果は何か?

英語を勉強して、TOEFLで高スコアを得る。
高スコアを得て、これこれの仕事に就く。
その仕事は、これこれの収入を得られる。

目標を決められないから困っている、
という大学生は多いが、
それはそれでどうすればいいか。
また別の日に書く。

めでたく、目標を達成させた。
すると、すでに次の習慣化が始まっている。
なぜなら、習慣化が成功するただひとつの道だから。

『本物の続ける力』を読んで、そう考えた。
著者の井上裕之さんは、1963年生まれ、
歯学博士であり、経営学博士でもある。

実は、『ジャニーズは努力が9割』という本にも、
同じようなことが書いてある。

中居正広の、収録前の徹底した準備。
長瀬智也の、映画よりテレビドラマへの執着。
国分太一の、すさまじい情報収集。
岡田准一の、1日本1冊・映画3本のルーティン

<舞台演出家・蜷川幸雄に密着したNHKのドキュメンタリーで、こんなシーンがありました。蜷川幸雄は、自分の劇団に所属する、まだ売れていない若手の舞台俳優たちにこう檄を飛ばします。
「なんでジャニーズのほうが努力してんだよ! お前らより売れてる奴らがよ! 全然説得力ねえよ!」>

目標を定める習慣化、ルーティン、努力し続ける、質のいい時間。