パタゴニア

投票日のためお休みします

4の日と9の日はアタマを剃る日。
吉里吉里の吉祥寺の住職、高橋英悟さんから教わった。
「死」と「苦」を払うため、
「でも実際は、毎日剃るとアタマが血だらけになるからじゃないですか(笑)」

朝、今日アタマを剃ったあと、
ふと見ると洗顔フォームがある。
娘のか息子のかは知らないけど、
「毛穴の汚れがよくとれる」
とあったので、ちょっと使わせてもらった。

顔をゴシゴシしているときに、
「そういえば、アタマもやれるんじゃん」
と気がつき、
フォームを増量してクビから上をぜんぶ洗った。

なんとなく、頭皮がしっとりしてきた気がする。
「おうちでエステ」、間違いない。

さて、21日日曜日は投票日だ。
テレビはほとんど報道してくれないらしい。
民法では4割、NHKは3割も減らしている、と。
派手な選挙じゃないから視聴率が取れないから、
というもっともらしい理由があるけれども、
「鳥羽慎一 モーニングショー」は、公示日以降、
毎日30〜40分、消費税や年金の話題を掘り下げ、
連日9%で視聴率トップらしい。(朝日新聞2019年7月19日付)

視聴率がとれるのに、あえて報道しなかった、
ということになる。
なんでなの?
ということになる。

パタゴニアは、投票日を全店休業にする。
SNSでそれを知って、
実際に店舗に行ってみると

「7月21日(日)は
投票日のため、
パタゴニアは
お休みいたします。」

とボードに書いてあった。

「家族や友人、大切な人たちと
語り合い、投票に行くパタゴニア従業員のために、
7月21日(日)は全直営店、閉店します。」

すばらしすぎる!

けど、なんで日曜日が投票日なのか?
韓国みたいに、ウィークデーを投票日にして、
その日は休日、にすればいい。
会社も、学校も。
とくに小学校、中学校、高校では、
「今日は選挙の投票日だから、投票に行くために休日になる」
と教え込む。
「オトナといっしょに、選挙に行ってきてみて」
と提案する。
「オトナに、いっしょに選挙に行こうよ、っていってみて」
とお願いしてみる。

オトナはなんて答えるだろうか。