スクラム番長

試合前のウォーミングアップが終わって、
ロッカールームに引き上げるとき、
日本代表選手たちは、肩を組んで歩いていった。。

普段ならそれぞれ駆け足で戻るところ、
肩を組んで胸を張って歩いていった。

勝った、と思った。
One team

プロップ稲垣啓太がトライした。
勝った、と思った。
オフロードパス、オフロードパス、オフロードパス、
稲垣がもらってトライ。

FWの体重は、
合計 日本868kg スコットランド901kg
平均 日本108.5kg スコットランド112.6kg

試合後、Jsportsで流されたスクラム番長長谷川慎、
日本代表スクラムコーチのインタビュー全文(ほぼ)。

ーージャパンのスクラムは成長しましたか?

番長 いやー見ての通り、成長したんじゃないですか(ニヤニヤ)。まぁ、もう一回南アフリカとできるんで、そこでもう一段上に行きたいですね。

ーー今日の勝因はどこにありますか?

番長 いつも「待ったら負け」と言ってたので、「攻めるスクラム」を組んでくれましたね(ニヤニヤ)。「押されるのを待つよりも、先に押していこう」と。「それでちょうどいいぐらいやぞ」と(ニヤニヤ)。

ーーそれでも後半、ちょっと攻め込まれましたね。

番長 いやもう、相手はペナルティーを取りに来てただけですよ(威張ってる)。

ーー(は?)

番長 あとはもう、スクラムを落としに来よるだけやろうと。(スクラムを)上下に振って。

ーー(自分たちのスクラムが負けてたんじゃない、と?)

番長 それでうちがたまたま(コラプシングの反則を)ととられただけですよ(ニヤニヤ)。別に相手からくずされたわけじゃなくて。

ーー勝った瞬間は泣きましたか?

番長 いやー思いっきり泣こうと思ったら、横で(堀江)翔太が冷静だったから、僕も冷静になろうと思って(ニヤニヤ)、冷静にしておきました(ニヤニヤ)。

ーー次の試合はどんなふうに戦おうと思ってますか?

番長 それはラグビーですか? スクラムですか?(笑)

ーー(笑)スクラムでお願いします。

番長 そうですね、今日で自信をつけたので、もういっこ上の自信をつけたいと思います。しっかり攻めるスクラムを組みたいです。

ーー期待してます。

番長 ありがとうございます(ニヤニヤ)。