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唐箕(とうみ)大活躍! 

唐箕は風を起こして稲のごみをとばすとともに、
粒の入った米粒と、入ってない米粒を選別する道具である。
写真右の丸い部分中央のハンドルを時計回りに回すと
左横の部分からごみが飛び出し、
左の口から質のよくないお米。
右の口から質の悪いお米が出てくる。
左の口から出てきた質の悪いお米は
昔は粉にして利用していたらしい。
唐箕がやってくる前は扇風機で選別していたのだが、
扇風機で選別するよりもはるかに利点が多い。
米の質のよしあしで選別できる。
米にちょうどの量の風が起こり、ロスが少ない。
作業がはやい。
他にも
電気の引けないところで作業ができる。
部品の修理さえすれば半永久的に使える。
そして、子どもに大人気!
なぜか外国人にも大人気?
昨年仲間のインスタに回して作業をしているところをアップすると
日頃のアップでは考えられないほどの海外の方がアクセスしていた。
昔の中国で発明されたらしく、
日本へは江戸時代がはじまってしばらくしてから入ったらしいが、
そのころの人が350年後にも使われてますと聞いたら喜ぶだろうか。

穂先についた粒を細かくする作業。ふるいと軍手で分離。
子どもでも回せます。中に羽が入っていて勢いよくごみがとぶ仕組み



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