見出し画像

寒いの大歓迎 切干大根づくり

大根や白菜といった冬野菜は寒いと甘くなると言われている。
寒いから体を守るために糖度を増すらしい。
確かに11月くらいから取れだす冬野菜たちは
正月前後から甘くなるように感じる。

そして、このころからはじまるのが、切干大根づくり♪
切っては干し、干しては1か所に集めて仕上げ干し。
空いた竹ざるにまた新しい大根を干すの繰り返しで
一年間の切干大根を作る。

大根の大きさもまちまちだし、
包丁を作って切るので、一定の大きさに切れない。
切干大根のイメージが、細いので、細く切ろうとするんだけど、
だんだんいい加減になって太くなることもある。

形はいびつだけど、これがまた市販のものと違う。
そもそも大根自体の香りが強い上、
天日干しするので布団を干したみたいなお日様の香りがする。
もちろん水で戻した後も大根の味がしっかりとする。
食感もしゃきしゃきして、いぃ感じ。
太いのも太いので、違った食感を楽しめる。
赤い大根を作っている人は赤でも作ったら
珍しい切干大根もでき、色味も楽しめる。

竹ざるがなくても、金のざるでもいいので、
やったことがない人は少量ずつでも、ぜひ試してほしい。
あんなに大きな大根が、こんなにもわずかな量になるのか!と
作るプロセスでも楽しめると思う。
写真の量で、市販の平均的な中くらいの大根3本~4本分くらい。
干しあがるとジッパー付き保存袋のL1つ分の8分目くらいになる。
切るのは面倒に思うかもしれないけど、
それに見合う味、香り、食感なのでやってみる価値あり。
私もこの冬もう数回作るつもりです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?