私が2006年、上場前のリンクアンドモチベーションに転職した理由

皆さん初めまして。株式会社リンクアンドモチベーションの村上拓也と申します。

私は現在、2019年4月で社会人生活25年目を迎え、自分の棚卸も兼ねて今回noteを書こうと思い立ちました。

1.現在の仕事

私は、リンクアンドモチベーションで幹部や上級管理職向けの研修トレーナーを中心にやっています。この幹部育成研修は5~6人の少数の参加者を対象に、半年~1年弱の期間ご一緒させていただき、企業マネジメントを体系的に学ぶ内容になっています。学んだ内容を職場にて実際に実行し、成果を出していただく『行動変革』型の研修と理解していただくと良いと思います。

参加者の意識や行動が変わり、その部下の皆さんも変わることで、実際に組織変革は起こります。感覚的ですが、数十人から時には百人を超える部下の人たち=組織が変わっている実感があります。『上司が変われば部下が変わる』、これは間違いなく『真』だと感じています。

さらに面白いのは、本研修には上司となる社長や経営陣のオブザーブをお願いしているのですが、参加者の取り組む姿を見て、オブザーバー自身が変わっていくのは興味深いです。社長が一番変化している企業様は、やはり業績も伸びています。逆に、社長や経営陣のコミットの薄い企業様は、参加者の変化も少なめで、その後も事業面でも伸びが少ない印象があります。

組織変革のセオリーとして上から取り組む方が実現しやすいので、研修に限らず上司から変わっていただくことが成功のポイントです。

2.私のミッション『自分の子供や孫に豊かな日本社会を残す』

さて、私が新卒で入社したNECから転職した理由は、リンクアンドモチベーション入社直前に、自分のミッション(使命)を『自分の子供や孫に豊かな日本社会を残す』という言葉を定めたことが最大の理由です。このミッションの背景としては、同居していた祖父母の影響が大きく、子供の頃から太平洋戦争の話をずっと聞いてきたことに起因しています。

「満州は寒くて、馬賊がいつも襲ってきた」
「弟が南の島に落下傘で下りて、その後どうなったか分からない」
「戦争中は庭に防空壕を掘って、そこに逃げ込んでいた」
など、戦争体験者の壮絶な話を聞いていたので、「自分は祖父母のように、子供や孫の世代に誇れる人生を送ったと言えるのだろうか」とずっと自分に問いかけていました。

リンクアンドモチベーションの内定を貰ってから2週間考え抜き、自分の子供や孫の時代に戦争を繰り返すことがないように、先人たちが築いたこの日本社会をさらに良くしていけるように、想いを固めたのでした。

そうして約12年勤めたNECを辞める理由はなかったものの、自分のミッションを本気で実現していくために、34歳の時にリンクアンドモチベーションの門を叩いたのでした。
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どうでしたでしょうか? 今は日々組織変革を実感しながら、少しずつミッションに近づく感覚を持って研修トレーナーをしています。

さて今後は、研修のこと、組織変革のこと、自分自身のことなどについて、定期的に書いていこうと思います。

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