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第2チャクラ・創造性・親子・恋愛・性を見つめるマガジン

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記事一覧

家族が利害関係者すぎるから、縛り縛られる

前回のなぜ親は子に「勉強しろ」と言うのかという記事の続きで、今回も家族や親子関係のことを考えてみたいと思います。前回の記事では、親が子に「勉強しろ」と言うのは、将来ちゃんとお金を稼いでほしい、老後を支えてほしいといった思いが根底にあるからなのではないか、と書いたのですが、そう考えた時に、家族というのは愛だ絆だと言うけれど、結局経済的な絆というか、縛りというか、そういったものが強い集団なのだなと感じ

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なぜ親は子に「勉強しろ」と言うのか

これまで自分自身の人生を振り返る中で何度も親子関係については考え、noteでも取り上げてきました。「もっとこうしてほしかった」とか色々な思いはありつつも、これだけは本当にありがたかったと思っているのが、親は私に「勉強しろ」と言ったことがない、ということです。このことは何度も書いていますが、本当に言われた記憶はなく、いつも自ら進んで勉強していたように思います。中学受験についても自分の意志で決めたこと

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血のつながりと心の絆の関係性

前回、前々回に続き、心の友との会話シリーズはまだまだ続きます。今回は、友人自身に血縁関係や血のつながりと心の絆について考えさせられる出来事があったとの話から、お互いに考えたことを書いてみたいと思います。かなりプライベートな話になりますが、最近友人の身内に不幸があり、親戚付き合いや血縁関係についての疑問に直面したのだそうです。話をする中で、友人の身内の死をきっかけにお互いの考えが深まったことも多数あ

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つい、他人を変えようとしてしまう時

ほとんどの人は「愛=条件付けの愛」と(潜在レベルで)認識していて、自分の願望を相手に投影すること、相手を自分の思い通りにすることが「愛」であると錯覚しています。いわゆる恋愛や夫婦、親子関係などの親しい人の人間関係においては、この傾向がより顕著になり、相手が自分の思い通りにならないと不満を感じたり、子どもを自分の望むような子に育てようとしたりして、双方が苦しんでいるように見えます。頭のエゴというのは

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大事なのは「無条件に愛する」意識づけ

前回は「都合のいい人」を好きになる?という記事に、婚活その他の出会いで自分の条件に合った人といい雰囲気になったとしても、心(ハート)が動かなければその人と一緒になるのはやめた方が良いのではないかということを書きました。自分にとって都合の良い条件が揃っていたとしても、それは所詮条件であって、その条件は変わる可能性が大いにあります。条件を見るということは、自分の願望・欲望を相手に投影しているだけであっ

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「都合のいい人」を好きになる?

結婚や婚活、妊娠、出産など、アラサーともなるとそういった話題にも非常に敏感になります。前回、最良の婚活は、自分を見つめることという記事にも、昨今の婚活への話題に関する自分の考えを書いたところです。私は以前から子育てについては並々ならぬ関心があり、仲睦まじい両親のもと、たっぷり愛情を受けてあたたかい家庭で育った子どもが増えることが、世の中をよくするための最善の道なのだろうと思っています。そのためにも

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最良の婚活は、自分を見つめること

世の夫婦、パートナーシップの不仲の原因と対応策、予防策を考える今日この頃。前回、価値観のすり合わせは、お早目にという記事に、夫婦として共に生きていく上での重要な価値観のすり合わせは、なるべく早いうちに行っておいた方が良いだろうということを書きました。生きる上での重要な価値観や思想について、早めに自分自身の考えを整理・意識化しておくこと、その中でも絶対に譲れないものを明確にしておくこと、というのは、

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価値観のすり合わせは、お早目に

前回は食べ物の強要は、ほぼ「暴力」という記事に、共に暮らす上で食に対する嗜好や思想はとても重要で、かといってお互いの価値観を押し付け合うもんじゃないな、ということを書きました。人は知らず知らず、あらゆることに関して自分なりの価値観、思想を持っているものですが、あまり意識化されていないものも多いです。最近よく言われている「自分を知る」ということの一つに、自分が無意識レベルで持っている価値観、思想に気

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他人からは「苦行」、本人は「喜び」

(特に夫婦や親子などの)親しい人間関係を円滑にしていくためにはどうしたらいいだろうか、と考える日々の続きです。前回は相手をただ観て、観察することという記事に、相手を主観的に観てあーだこうだと判断せずに、ありのままに観ることが大切だ(けどなかなか難しい)という話を書きました。生きていくとどうしても自分とタイプの異なる人、価値観や思想が違う人とも一緒に生きていかなければならないのですが、どうしても自分

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相手をただ観て、観察すること

両親が不仲だと子どもがちゃんと育たない、ということから、「なら夫婦が仲良く暮らすためにはどうしたらいいだろう」とか「男女がうまくいかなくなるのはなぜだろう」ということを考えてきました。まずは男女の違いを知ることからという記事に書いた、お互いが性の違いを理解し歩み寄るのが大事ということ、他人に対して思うことは自分に思うことという記事に書いた、相手を責めたくなったり、相手に言ってやりたいと思うことは自

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他人に対して思うことは自分に思うこと

「他人は鏡」とか「外の世界は内側の世界の投影」とか、このnoteでもその他のサイトや本などでもよく書かれていることと思います。文字通り受け取ろうとすると、「鏡なわけないじゃん」とか「内側の世界の投影って意味不明」と思ってしまうこともあるかもしれませんが、実体験から言ってもこれはどう考えてもその通りだなと思わざるを得ません。そういう風に意識して世の中を眺めてみると、どうもそうとしか思えないよなぁ…と

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心の「居場所」はどこにある?

友人や周りの人たちとのやり取りの中で最近大きなテーマになっているのが「居場所」の話。寂しさや孤独感と「居場所」は切っても切れない関係にあり、誰しも一人になること、孤独を恐れていて、世の中のありとあらゆることが孤独を感じさせないため、紛らわすため、埋めるために存在しているのではないかという話になりました。家庭内に居場所がない、職場内に居場所がない、友人関係で居場所がない…「居場所」問題は人生を大きく

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まずは男女の違いを知ることから

今月は結婚・出産や男女関係についてフォーカスする月間。結婚して何年もするとやがて倦怠期が訪れたり、仮面夫婦になってしまうケースも世の中的には多々あるようです。男女の仲が修復不可能になってしまう原因というのは、一瞬で形成されるものではなく、日常の些細なボタンのかけ違いから少しずつ心が離れていって、ある日限界に達した時に「もうおしまいだ」となることが多いのではないでしょうか。もしくは、決定的な出来事が

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「不倫」で見つめ直す貞操観念と嫉妬心

昨今の芸能界、有名人の人間関係のゴシップで最も世間を賑わせているのがこの「不倫」問題ですよね。数年前から毎日のように不倫関係のニュースが流れてきています。それしか報道することないのかな…と思ってしまうくらいです。大きな政治的ニュースを隠蔽したり、大事にしないために芸能ゴシップが使われるというのは常套手段として、それにしてもあまりに多すぎるように思います。当人同士の問題なのに、ここぞとばかりに批判す

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