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公務員になりたい・辞めたい人向けマガジン

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記事一覧

せっかくの能力・才能が不正に使われる社会

最近、世の中の動きが激しいようで、政治への批判的な報道や国会議事堂前での人々のデモなど、大きな変化が起こりそうな兆しを感じています。国(政治家・官僚)の不祥事も後を絶たず、「どこまで腐敗しきった世の中なのだ」と末端の人々までもが呆れかえっている、そんな雰囲気すらあります。どいつもこいつも嘘つき、不正…まともな人はいないのか(いたら潰されるのだけど)とため息が出ます。

官僚の不祥事、これはいつの世

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やる気と怠惰問題に見る終身雇用の是非

前回は怠惰な人間とベーシック・インカムという記事に、もしベーシック・インカムが導入されたら働かなくなる人が多いんだろうなぁということを書いてみました。今回はもう少し現実的に、今や崩壊したとも言われている「終身雇用」について少し考えてみたいと思います。以前から私のnoteをご覧いただいている方はご存知の通り、私はバリバリ「終身雇用」の公務員を辞めた人間です。「終身雇用」という制度は雇用の安定という意

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同じ時給なら手抜きするのが賢いの?

ここ1か月くらいは、心の友との会話をヒントに考えたこともたくさんありましたが、自分の中の「働くこと」や「怠惰・勤勉」について思いを馳せることも多かったです。他の公務員時代の友人とも話す機会があり、その時にも怠惰な人間とその尻拭いをする人々の話が出ました。昔から正義感が強く、掃除や給食当番をサボる人々に不満を抱きながら、黙々と作業をしていた自分にとっては、大きな人生のテーマだなと思います。公務員を辞

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「無秩序なまちづくり」と通販の活況

私は割と家で独り言を言ってしまう方で、noteを書くときもぶつぶつつぶやきながら書いていることが多いのですが(笑)、最近よく浮かぶキーワードが「まちづくり」なんですよね。家ではよく「日本はまちづくりが問題なんだ~」と頭を整理するために喋っています(笑)。保育園の待機児童問題などがクローズアップされるときは特に都市の一極集中問題が話題になりますよね。私も日本のあまりにも無秩序なまちづくりが、あらゆる

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感情論・立場論から全体意識へ

先日、前の職場の友人たちと会って、独女アラサー”タラレバ的”おしゃべりに花を咲かせて楽しんでいました。かつての自分がそうであったように、やはり公務員の内部の組織の状況については思うところがあるようで、自分も内情をよく知っているからこそ「そうだよね、そういう問題あるよね」と話を聞いていました。組織は同じこと何年繰り返しているのだろう?という記事にも書いたように、内部での議論やプロジェクトがちっとも進

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外の世界のせいにしないと誓えるか?

第3チャクラのテーマで何度も登場している「被害者意識」についてもう少し掘り下げてみようと思います。「やらされ感」とES(従業員満足度)の記事や「悔しさ」「報われなさ」の正体の記事などに、これまでの報われなかった(と思っている)エピソードを書きました。その他就活で苦しんだ思い出も、大学になじめなかった思い出も、心療内科の薬漬けだった思い出も、いつでも私は「自分は被害者だ」という意識で語っていたように

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「悔しさ」「報われなさ」の正体

昨日は2回目のnoteオフ会でした。前回から引き続きご参加の方と、noteにもたびたび登場していていつも読んでくれているリアル友達の方お二人ということで、二人とも知り合いなのでオフ会というより普通のおしゃべり会に。今までnoteに出てきた話題などについて雑談する感じでした。面白かった記事やどんなところを気に入って読んでくださっているのかを改めて伺うことができ、今後自分の書いていく方向性について考え

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「やらされ感」とES(従業員満足度)

昨日の自己犠牲×他人のため=恩着せがましいという記事では書き切れなかった、日本人の自己犠牲精神と働くことについて引き続き考えてみたいと思います。今でこそ自己犠牲精神からだいぶ解放され、自由にのびのびと生きておりますが、以前の私は自己犠牲傾向が強く正義感から他人を裁き、「許せない!」と腹を立てているタイプでした。今でもその傾向は多少なりとも残っていますけどね。正義感にまつわる幼き日の思い出については

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自分自身に貢献しているか?

先日、久しぶりに公務員時代の友人と会って色々とお話してきました。普段は当時どんな思いで働いていたかとかどうだったとかって考えることはもうないんですけど、友人に話を聞くたびにあの頃の状況を思い出したり、当時と何も変わっていない組織の話を聞いては、あぁやっぱり辞めて良かった…と思うのでした。仕事を効率的に早く終わらせたり、プラスアルファの活動に参加したり(させられたり)、こうした方が良くなる…みたいな

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「男性社会にはもううんざり」という本音

今日は夕方の更新。というのも、久しぶりに午前中からお腹を壊してしまって、ちょっと休んでいたのですよね。ここ数日不安感が蘇ってきたり、怒りがこみあげてきたりと感情がブレブレだったので、その後始末的にお腹を壊したものと思っておりますが、わかりやすいほど反応がすぐ出る私の身体のセンサーの繊細さには脱帽します(笑)。振り返ってみても毎年12月の年末にかけてって調子が悪いことが多い気がします。1年の総まとめ

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「言われたことだけをやる」に慣れすぎて

気づけば仕事を辞めて1年が経ちました。この1年で私を取り巻く状況は大きく変わり、去年の今頃は知り合いではなかった人が周りにたくさんいて、私自身の意識も変わり、少しずつですがやりたいことや学びたいことの輪郭がくっきりしてきている感じ。仕事を辞めてからここまで来るのに1年かかりました。私はかなりのんびりもたもたしている方だと思いますが、仕事の疲れを回復&新たなスキルを身につけるまでには、やはりある程度

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「青さ」「情熱」を失った組織の末路

昨日の「大欲は無欲に似たり」は希望の言葉の記事に、自分の中にあるピュアな内なる情熱に気づいたという自分語り記事を書きましたが、それと同時に大学生の頃や組織に入庁したての頃に感じていた「青さ」「情熱」みたいなものを思い出していました。会社や組織に入りたての頃は誰しも熱い気持ちを持っていたり、根本的におかしいと思うところがあればカーッとなったり、上司に意見してみようと思ったりすることはあると思います。

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「正規」がみんなの首を絞めるというパラドクス

社会派記事多めの昨今ですが、相変わらず今興味があるのは労働問題だったり、ビジネスの話だったりと、ゴリゴリ現実的な内容ばかりです。やっぱりこういうのも波があって、思いっきり宇宙とかヒーリングとか内観とか言ってる時と、現実的な話題がしたいときとあるものですね。私としてはせっかく学んだスピリチュアル的な考え方を現実的に実践していきたいという思いが強いので、スピリチュアルをスピリチュアルの世界で完結させた

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待機児童問題に見る「手に職」の大切さ

昨日は難解な本を読んで眠くなる理由という記事を書いたこともあり、本を読んだりもしつつ、ネットサーフィンしていて見つけた保育園・子育て関係のブログも読んだりしていました。以前からnoteを読んでくださっている方はご存知の通り、私は役所で保育園関係の仕事をしていたので、待機児童とか保育所入所関係の最前線の現場にいました。そういったブログを見ると、一般の方の声も理解できるし、かといってどうすることもでき

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