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新しい組織のあり方~循環型・共同創造の共同体~

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記事一覧

テクノロジーの発達と「識別力」「倫理観」

先日、日曜日に行った読者様との対談感想記事の続きになります。(前回の内容についてはスカイプ対談&自分を知ることの大切さの記事をご覧ください。)対談相手のAさんはIT、テクノロジーの分野と英語に長けた方でしたので、必然的にそういった話題が多くなりました。私自身も以前からAIやネット系の記事を書いたりしており、ITやテクノロジーの発達と社会構造の在り方の変化には常に注目しています。Aさんも私も、テクノ

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ないのは労働意欲ではなくホワイトな職場

昨日ある方と会って話をしていた時に自然と言ってしまったことがあります。「私は働く気がないわけではなくて、世にある一般的な仕事や職場がたいていブラックorグレーゾーン的なことをしているから嫌なのだ。世の中にある職場がクリーンな組織や事業ばかりであれば、喜んで働く。」といったような内容です(笑)。今はアルバイトをしているのでニートではないのですが、正社員・正規職員として働くことにはかなりの抵抗がありま

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「将来の不安」を本当の意味で軽減するために

スピリチュアルな世界ではよく「その行動の動機は愛ですか、恐れですか?」といったような問いかけを見かけることがあります。多くの人は日々「恐れ」を動機として働いたり、行動をしているのではないでしょうか。食べていくためには働かなくてはならない、将来の不安があるので働かなくてはならない…どれもこれも「恐れ」をベースとした行動です。その仕事、行動、行為に愛があるかどうか、愛をもって仕事をしているかどうかとい

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必要性と利益主義の歪みがもたらしたもの

以前から様々なテーマを取り上げてきましたが、やはり私が一番興味があることはこの世のしくみ・構造とじゃあどうすれば良いかという解決策を考えることなんですよね。そのためにためになりそうな思想や哲学に触れたり、宗教について調べたりということを日々やっています。今私が勉強しようと思って読んでいるのが、以下の2冊です。サーカーの思想〈1〉進歩的活用理論(プラウト)―資本主義とナショナリズムを超えて(松岡光喜

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とにかく「しくみ」が肝。新しいしくみを考えませんか

この世のしくみや構造を知ろうとし、学ぶことが大切だという話をここ数日書いています。過去にも会社や公務員の組織などにおいても、給与体系や制度などのしくみがおかしい、だからダメなんだ、的な話を書いてきました。そもそものしくみや制度設計が狂っているなら、いくら表面上の問題を対処療法的になんとかしようとしても無理で、そのことは残業問題(ただ時間を規制する)とか待機児童問題(ただ箱を作る)を見ていても明らか

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新時代のリーダーは「トップ」から「センター」へ

タイトルはアイドルグループの話ではありません(笑)。以前から資本主義のピラミッド構造は徐々に崩壊し、共同創造的な円形の共同体に徐々に社会は移り変わっていくだろうという話を書いています。いつの世も時代を引っ張っていくようなリーダー的な存在というのは現れるものですよね。私が経験した公務員のガチガチピラミッド組織での経験や、周囲の民間企業等に勤める友人たちに聞いた話、ネット上などで散見されるブラック企業

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資格ビジネスに感じる違和感を整理する

ありきたりなテーマで恐縮ですが、自分の中の違和感を整理するために書かせて頂きたいと思います(笑)。世の中には多数の資格が存在しますが、自然療法系、スピ系ももちろん例外ではなく(というか中心?)、あらゆる民間資格が存在します。私自身、勉強するのが趣味ということもあり、ハーブの資格も取りましたし、フラワーエッセンスのワークショップにも多数参加して日々学びを深めているところです。半分中の人として片足を突

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日本古来の叡智を細胞レベルで思い出す

昨日は現代2大宗教「お金教」「科学教」とその後という記事に、「宗教」には抵抗感のある日本人でもお金と科学にはどっぷりだ、という話を書きました。「宗教」それ自体のメカニズムや、「宗教っぽい」と感じるのはどんなことなんだろう?ということにも興味があり、世界の宗教やその歴史なども学んでいる最中です。今、ちょうど引っ越しの準備をしていて、本を整理するために過去の本を読みなおしたりしているのですが、昨日たま

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現代2大宗教「お金教」「科学教」とその後

以前から書いているように私は文化人類学的な人文社会領域が大好きで、ヒーリングとか自然療法とかホリスティックな健康のことをメインで学びつつも、やっぱり興味の原点は人文なんだなぁということを実感しています。大学の頃も人文専修でしたしね。世の中で巻き起こるあれこれに飲みこまれすぎず、一歩引いて俯瞰的に観察したり分析したり、というのを自然としてしまいます。何かを盲信したり、極端に信じ込むのがあまり好きでは

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「身体とは?人間とは?」の哲学の時代

2月もあっという間に最後の日に。今月は日数は少ないけれど密度が濃く、意識の変化がダイナミックに起こった1か月でした。まさに「死と再生」「破壊と創造」といった変化が自分の中に起きたように感じます。今月は「資本主義と共同創造」といった大きなテーマを扱い、自分の根幹となる考え方をnoteに吐き出し、言語化しながらまとめていたような感覚です。「自分の人生を生きる!自分らしく生きる!」ということよりも、今の

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家庭内の息苦しさと「無縁社会」

昨日の「通勤」エネルギーロスと職住近接の記事で、通勤や働くことと住むこと、家や世帯の話に触れました。実はこのテーマは今の私が一番直面していることだったりもします。4月に実家に帰ることになりそうで、今そのための引っ越し準備などを始めています。2月は意識面での「生まれ変わり」、「破壊と創造」を経験していると感じますが、3~4月はいよいよそれが現実に現象化してきそうな感じです。休み&充電モードから外に出

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「通勤」エネルギーロスと職住近接

昨日の「無秩序なまちづくり」と通販の活況という記事の続きになります。少し話は変わりますが、私がもう週5フルタイムで組織で働くの無理だぁと思った大きな要因の一つに「通勤のストレス」というのがあったんですね。そのことについては、「通勤ラッシュが嫌」というのは立派な退職な理由だと思うの記事にも書きました。「通勤」ってものすごくエネルギーを使うし、行くだけでくたくたでしたし、満員電車に乗るのが苦痛で仕方あ

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「無秩序なまちづくり」と通販の活況

私は割と家で独り言を言ってしまう方で、noteを書くときもぶつぶつつぶやきながら書いていることが多いのですが(笑)、最近よく浮かぶキーワードが「まちづくり」なんですよね。家ではよく「日本はまちづくりが問題なんだ~」と頭を整理するために喋っています(笑)。保育園の待機児童問題などがクローズアップされるときは特に都市の一極集中問題が話題になりますよね。私も日本のあまりにも無秩序なまちづくりが、あらゆる

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通販&物流問題に見る「身体性」の壁

昨日くらいからまた頭がぼーっとして思考が働かない時期を迎えております(笑)。ぼーっとしつつもヤフーニュースなどを見ていると、物流大手の会社がアマゾンの影響で仕事が殺到しすぎてしまい、荷受けの抑制を検討しているというニュースが掲載されていました。遅かれ早かれそうなるだろうよ…と思っていたことが現実化してきましたね。これだけ通販が盛んになってくると、問題となってくるのは物流で、あらゆる経済を支えている

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