「サステナブル」「循環」がとにかく肝

昨日の「心身の健康」に遠慮はいらないという記事で、ブラック企業の悪循環の話や、「心身の健康」を一つのバロメータとして生きることについて書きました。スピ系のサイトや本などでは語りつくされていることの一つに、「お金も愛もエネルギーです。循環させることが大切です。」といったメッセージがあります。耳タコなので誰しもが聞いたことがあると思うのですが、深く理解し腑に落として実践している方は少ないんだなぁという印象があります。まず最初に何を循環させるか、その起点を誤るとすべてが負のスパイラルになるのは身のまわりを見渡しても明らかですよね。

従業員に過酷な労働を強いたり、顧客を欺くような経営をしていれば、一時的には豊かになるように見える瞬間もあると思います。しかし、起点がエゴ(恐れ)であれば、絶対に豊かになれないようになっているので、その豊かさは幻想であり、永続的、安定的なものではありません。「原因と結果の法則」に基づけば、エゴ(恐れ)を発すればエゴ(恐れ)が返ってくるということになります。お金というのは愛が目に見える形となって現れたものなので、お金を得たいのであればまず最初に愛を循環させていく必要がありますよね。愛を発すれば愛(お金)が返ってくる。そしてそのお金をまた人々に還元する(愛)。そうして豊かさは循環してゆく。ただそれだけのことです。従業員を大切に、従業員は自分の心身を大切に、お客様を大切に、世の中が愛で溢れるように、そのために自分ができることに真摯に取り組む…皆がその意識を持てば社会は一瞬で変わることでしょうね。

「サステナブル(持続可能な)」という言葉は日本語ではわかりづらいですけど、とても重要な視点だと思います。今の資本主義経済は到底「サステナブル」には見えないので、必ずいつかは崩壊するでしょう。従業員を大切にしない、人々は病気がち、自然を切り拓いて開発する、農薬で食べ物や土壌を汚染する…正直限界なのでは?「拡大・成長」モデル、終焉の兆しという記事にも、高度経済成長期じゃないんだから大量生産・大量消費モデルはもう無理だ、という話を書いています。もともと「持続不可能な」やり方だったのであり、どこかで行き詰まるのは目に見えていました。今はまだ執行猶予期間、という感覚があり、ここらで人間たちが意識改革して「サステナブル」で「循環型」の社会のあり方に意識を向ける必要性をものすごく感じています。

もう一つの今の時代の特徴として、発したものが返ってくるスピードが速いということがあります。以前であれば、エゴ経営でもそれなりにうまくやれる期間は結構長かったように思うのですが、今はエゴのやり方→即バレ・即倒れ、の傾向が年々増しており、「そうは言っても自分だけは大丈夫だろう」が一切通用しない時代なんだなぁということを痛感しています。宇宙の法則は絶対的なので、バレなければいいとかもはやそういう次元ではないんですよね(笑)。インターネットやSNSの発達の影響もあり、悪事が明るみに出やすくなっていることももちろんありますけどね。グレーなことはしないに限ります。あとで取り返しのつかないほど痛い目に遭いますからね。

来たる2018年からの共同創造時代の到来に際し、地球や環境に配慮した「サステナブル」なやり方、愛を起点にエネルギーを「循環」させていくこと、その2つは絶対に欠かせない視点だと思います。枝葉末節のテクニックよりも、宇宙にあまねく原理原則に沿った生き方、やり方を腑に落とし実践していく方がよほど大切なのではないでしょうか。グレーなやり方、表面的な対症療法ばかりを続けていると、後ろめたさや焦りで心身を病むと思います。複雑なメソッドは不要、シンプルな「基本で極意」に忠実に生きていく大切さを身に染みて感じているところです。

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