一人一人が「お金の幻想」から目覚めよう

昨日、資本主義の終焉と「共同創造」の幕開けという記事を書きましたが、1記事だけでは言いきれないことが多数あり、さらにいろんな要素がからんでくるため文章で書くのもかなり難しいということもわかりました。私は未来予想をしたかったわけではなく(いや、未来予想も好きですが)、あくまで今のエネルギー状況を読んで、大きな宇宙の流れに乗っていこうと思ったにすぎません。資本主義は終わる!「共同創造」のコミュニティの時代が来る!と言ったところですぐにはその変化は起きないので、今「お金のいらない島プロジェクト」などに参加しようとは思いませんが、ゆくゆくはそちらの方向性に向かっていくのだろうなとは漠然と思っています。

そもそもの金融システムの成り立ちがおかしいので、資本主義は永続的なシステムではありません。「モノが売れない時代」と言われて久しいですが、そもそもお金のない若者たち、物欲も減り、少子化も進み、これ以上経済が成長するとはどう見ても思えません。生活に必要なものはもうすべて豊かにそろっているわけで、そうなってくると究極的に必要なのは日々の食べ物、水、エネルギーだけということになります。これを半径3m以内くらいの身近な人々の間だけで提供し合うことができれば、生活していくことは十分に可能なわけです。だからこそ昨日の記事で、フリーエネルギーの勉強、無農薬野菜の確保、水の浄化方法の勉強をこれからしていくと良いだろうということを書いたんですね。

必死で紙と鉱物を集めてしまうのはなぜかという記事に、お金は幻想・ファンタジーで、みんながそれをお金と信じているから成り立つだけということを書きました。資本主義の終焉というのは、まず「お金が幻想である」ということを人々が意識するところから始まる気がします。紙や鉱物をお金と信仰してしまうことによりそれがないと生きられないと思いこまされ、支配されている構造に気づいていくということです。なので、一つの方向性としては、支配システムから逃れるために、「日本銀行券」依存をなくしていくという考え方は理にかなっていると思います。この辺りの話は真の大物とは「今お金の価値が0になっても生きていける人」だと思うという記事にも書きましたね。

組織から個人の時代になる流れというのは、庶民の消費者同士で生活を回していく流れにつながっていくはずです。中間マージンをなくしてCtoCへという記事にも似たような話を書きました。資本主義の終焉は大企業依存やチェーン店依存から離れる流れとも大きく関わってくるわけで、より物々交換的、自給自足的な考え方に移行していく流れでもあります。自給自足と言えば、私はグローバル経済よりも鎖国の方がむしろ良かったんじゃないかと思うことが多々あり、すべてを国内で完結させる、もっと言うと、すべてを半径3mくらいの関係で完結させることができるようになれば、生きる上での不安というのはものすごく減ると思うんですよね。

経済成長が止まるのがわかりきっている現代において、無理にお金を稼ぐ方法を考えるよりも、お金依存から離れられるような生活を想像し、創造していく方にエネルギーを注いでいった方が建設的ではないかなと思うのです。そうなってくると、やはり大切になってくるのは人間関係で、「人とのつながり」が最強のリスクヘッジの記事にも書いたように、人としての「信頼」「信用」が何よりもリスクヘッジになるはずです。ホリエモンさんも「お金とは信頼である」といつもおっしゃっていますが、本当にそうだと思います。「共同創造」の時代は「精神性」の時代であると昨日の記事で書いたのは、資本主義がなくなったときにそれに代わるものは「信頼」「信用」であり、その「信頼」「信用」というのはエゴベースで生きていると簡単に崩れ去るもので、ハートに正直に、誠実に生きることでのみ維持できるものだからです。現代であっても、「信頼」「信用」がお金に変わっているだけなので、「精神性」の重要性に変わりはありませんけどね。

エゴバリバリでお金を稼いだ人がちやほやされるのはお金を持っているからで、人としての精神性の高さで好かれているわけではないでしょう。資本主義の概念の衰退とともに、エゴバリバリで一瞬うまくいっても、すぐに「信頼」「信用」を失う事態が明るみに出て転落するという流れが加速すると思います。資本主義社会においても、次に来る別の概念の社会においても、「精神性」「信頼」が大事であることに変わりはありません。今の社会のエネルギー状況をよく読みとって、何を重視して生きるのか、自分の人生を見つめ直してみても良いかもしれませんね。

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