他人の目よりも「自然のリズム」を意識する

昨日の朝、変な夢を見て早く起きてしまったせいか、夜ものすごく眠くていつもより早く寝て、今朝はいつもより遅く起きるという冬眠モード。たまに思うのが、なぜ一年中同じ時間に始業して同じ時間に終業するのかということ。夏は早起きできても冬は同じ時間に起きることが100倍くらい難しくなるわけでして、自然と完全に調和している動植物も冬はあまり活動しなくなりますよね。夏は陽の活動的なエネルギーで満ち溢れますが、冬は陰の充電・休息的なエネルギーで満ち溢れる時期なので、生活リズムが変化するのは当たり前です。つくづく人間の営みは自然と反しているなぁと思いますね。(ただのねぼすけの戯言です)

ここ数日は承認欲求や他人の目を気にすること、他人と比べる苦しみなどについて書いてきました。昨日の承認欲求を越えて、我が道をゆくの記事には、みんながみんな好きなことややりたいことに向かうようになると、世の中の多様化が進んでいくだろうと書きました。私は以前から「マス」「大衆」といった概念に疑問を感じていて、情報は「マス」から「オーダーメイド」へという記事を書いたこともあります。なかなか消火作業の終わらない某キュレーションサイト炎上事件も、結局実体のない「マス」や「数字」を追い求めてしまったために起きた事件と言えるでしょうし、テレビを始めとしたマスメディアが崩壊していっているという言説は様々なところで語られています。

これまでの数十年の世の中の常識、固定概念といったものが、徐々に崩壊していっている流れは、どなたにも感じられるのではないでしょうか。社会でしっかりと働いて、お金を稼ぐことができてようやく一人前、という固定概念。社会という「マス」に適合することがとにかく大事なわけです。しかし、人々がそのために自分を押し殺し続けた結果が、昨今のうつ病や身体の病気の増加にもなり、苦しみのループは続いていきます。「マス」「社会」「他人の目」「常識」「固定概念」…そういったエゴが作り上げた幻想に自分を適合させたり、それらの承認を得るために自分の人生を棒に振るのは実にもったいないことだと感じます。

「マス」や「社会」に自分を適合させるよりも、宇宙の流れ、自然のリズム、月の満ち欠けに沿った生活をする方がよほど健康的で、いつも自然体で自分らしくいられることでしょう。占星術を学んで天体の宇宙エネルギーの流れを意識してみたり、生活に旧暦を取り入れて月の満ち欠けを感じてみたり、旬な食べ物を食べて英気を養ったりと、心がけひとつで世の中の見え方や生活スタイルは変わってくるものです。社会不適合者になるのはウェルカムですが、「自然不適合者」になるのはお勧めできません。皮肉なことに、社会に適合すればするほど、自然不適合者への道が近づいていくものです。現代の「社会」自体が、自然の流れや営みに反しているのですから、それは当たり前ですよね。

いつも言っている私たちのハートは、本質であるスピリットとつながっているものなので、宇宙の流れや自然のリズムに調和しています。そして肉体もスピリットとつながっているのです。「眠い~(肉体&ハート)、けど仕事が終わらないから頑張らなきゃ(エゴ)」ということをいつもやっているのが人間。「社会」に適合したいならエゴの声を聴かざるを得ないことが多いですが、自然や宇宙の流れと調和していきたいのであれば、肉体とハートの声を聴いて眠い時は眠るのが本当は一番なんですよね。私たちは自然界から学ぶことがたくさんありますし、大いなる流れが絶対的すぎて人間の小さなエゴでなんとかしようとしても到底無理、お手上げ、完全降伏です。人間のエゴ社会に適合することばかり考えるのではなく、いかに宇宙の流れ、自然の流れに逆らわずに身を任せて生きるか。そんなことを少し意識してみると、生きる世界が変わり、人生そのものが大きく変容することを、身をもって実感する今日この頃です。

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