人間関係の肝はやっぱり親子関係

ここ数日のテーマ、ハートの活性化と人間関係について、今日も書いてみようと思います。相手に心を開けないときに起きていることの記事にも書きましたが、「ハートが開いている=自然体でいられる=何をしても楽しい」、逆に言えば「ハートが閉じている=自然体でいられず緊張する=つまらない」という法則があり、私自身の経験を振り返ってみても、この感覚は例外なくいつもそうだという納得感があります。私自身は警戒心が強く緊張しいなので、いつもハートがオープンな人!という感じの人ではないと思いますが、中には初対面の人とでもすごくフレンドリーに話せる人もいて、そういう方を見ると誰に対してもオープンな人なのだなぁと感じます。

ハートハートってしつこく書いてますが、人間関係においてはこと重要なポイントで、誰しもが悩みがちな人間関係の悩みというのは、その方のハートの状態を見ていくことで原因となるブロックが見えてくるものです。毎回繰り返しで申し訳ないのですが(笑)、やはりハートの問題の一番核心にあるのは両親との関係です。私たちがオギャーとこの世に生まれて一番初めに築く人間関係は親子関係、家族関係でしょう。ありとあらゆる人間関係の基礎はやっぱり親子関係にありますし、今何事もなく成長して親子関係が良好だったとしても、それでも何かしら幼少期に受けた傷、トラウマによる思考パターンというのは誰しもが持っています。

中でも濃い人間関係といえば恋愛ですよね。恋愛におけるある種のパターンというのはどなたも経験があると思いますが、同じような人を好きになっては同じように嫌いになって別れたり、いつも同じことが原因で振られたり…などなど恋愛って本当にパターン化してくることが多いと思います。そのパターンをよく見つめていくと、やはり親子関係が出てくるものです。幼少期の満たされなかった思いや、支配・抑圧された経験が今も後を引いているんですね。

「親から愛されていなかったのではないか」という思いは、どうしても人間関係において影響を与えてしまうもので、過去の自分(インナーチャイルド)を癒していくことで少しずつ思い込みから解放され、今の人間関係が改善していくというのは自分の実体験を振り返っても本当にそうだと感じています。「あの時あぁしてほしかったのにしてもらえなかった!ひどい!許せない!」という気持ちを「許し」「感謝」に昇華することが「インナーチャイルド癒し」のポイントですが、これは思っている以上に潜在意識を変容させますし、人生のとらえ方が大きく変わります。「親から愛されていなかった」→「いや、そんなことなかった、愛されていた」と認識しなおすことで、あらゆることに対する感謝の心が深まりますし、それによって人間関係においてもとても良い影響が生まれることは間違いありません。

親子関係の問題が表れやすいのは子育ても同じで、自分のインナーチャイルドが癒されないまま大人になり、子育てをしてしまうと、必ず自分のトラウマ、傷を子どもにも同じように引き継いでしまいます。そういう意味では、自分が親から与えられたと感じる傷、トラウマも、先祖代々脈々と受け継がれてきたものであることがわかります。私が思う最善の子育て支援はこの「親に対するインナーチャイルド癒し」で、子育てに悩む親御さん、これから親になる若い人たちすべての人が受けられると良いよなぁと思っています。それくらい本当に重要なことなんですよね。

私自身もこのnoteで散々自分と向き合おうと書いてきましたが、親子関係についても相当見つめ直してきました。親に愛されていないのではないかと思ってしまった出来事もたくさん思い出しましたが、出てくるたびに一つ一つ手放していき、今では両親に心から感謝できるようになってきましたし、関係もとても良好です。ご両親がもう天国にいらっしゃるという方も、これはただ潜在意識を変容させるだけなので、取り組む価値は十二分にあります。ハートを開き、活性化させる基本は、やはり親子関係にあり。上司との関係に悩む方、恋愛に悩む方、子育てに悩む方…多くの方が幼少期の癒しの重要性に気付かれ、積極的に取り組んでいかれると良いなぁと感じています。

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