「あり方」という土台以上に大事なものはない

毎日のように自分自身と向き合う作業をしていると、根本的な「あり方」以上に大切なものはないということに気づき始めました。仕事でもパートナーシップでも何でも、まずは自分の「あり方」を見つめることが大事で、すべての問題の根本原因は自分にあるということをしっかりと腑に落としていく必要があります。「あり方」というのは、自己肯定感であったり、思いやビジョン、何に情熱を感じてどのようにそれを表現していきたいのか、といった自分の根底に流れる軸のようなものです。

結局のところ「ビジョン」や「意識」に人は集まっているの記事にも書きましたが、人でも企業でも何でも、一番大事なのは「コンセプト」や「理念」の部分であり、そこに共感できると感じた人や企業に私たちは惹かれるものです。どんなサービスを提供しているか、どんな商品を販売しているかというのももちろん重要なのですが、それはおおもとの「あり方」の土台があってのもので、そこがぐらぐらのまま何かを始めても、その後長続きせず、どこかでほころびが生じてしまうものです。

やりたいこと、好きなことをやっていくにあたって、魂レベルでその根本的な「あり方」という土台をしっかりすることが大事だとわかっていて、毎日のように自分と向き合う作業を無意識的にしているのだと思います。その作業なくして、その後知識やスキルを積み重ねていっても、方向性を見失ってしまったり、他人の評価にぼろぼろに傷ついたりするかもしれません。ときにぐらぐらと揺らぐことがあっても、そのたびに立ち返ってモチベーションを維持できる根本的な情熱や思い、個人では到達できないような壮大な目標を、今ゆっくりと時間が取れるときにじっくりと向き合って明確にする必要があるのだなと感じています。

今までの行動パターン、思考パターン、深い部分の自己否定感を見つめて、感情を感じきって、隠された思い込みに気づいていく作業は、涙なしには終われない苦しみが伴う取組でもあります。毎日不要なパターンや思い込みに気づいては、涙を流して解放し、ということの繰り返しで、なかなか前に進んでいかない感覚もあるのですが、でも今はすごくそれをしたいという欲求が強く、やりたいように過ごしています。この状況に関連して、昨日の自然医学の講座の瞑想中に浮かんだビジョンに勇気づけられたのでシェアしますね。

「星が見える夜空の下を全力疾走している。私自身はどこを走っていてどこに着くのかもわからない。遠くから俯瞰して見ると、宇宙空間に浮かぶらせん状の道で、つねにらせんを上へ上へ上っているのだった。あてもなくもがき苦しみ走る日々も、どれもこれも美しく輝いている。成功したという「結果」が美しいのではなく、すべての刹那的な瞬間瞬間、もがき苦しむ時でさえも美しい。すべての経験に良い悪いはなく、どれもこれも美しく、光輝く価値があるのだ。」

だいたいこんなようなことです。私は何も進んでいないように見える今の状況を否定的に見ていたのかもしれません。今はまだわからないけど、これも必要なプロセスで、確実に前へ前へ進んでいるのだということ。今までの自分の殻を破りたくて、何かを振り払うように全力疾走する姿は、まさに今の私の状況を表していて、本当に夜の星の下で走りたい気分。今日は奇しくも七夕です。私の中に見つけた壮大な夢や目標が叶いますようにと、星に願いをかけてみようと思います。

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