「穿った視点」でニュースを見る習慣を

おとといからまたパナマ文書が話題ですが、どんどんほころび始める大企業の記事にも書いたとおり、やっぱり大企業は例外なくどこも不正もしくは法律上はセーフでもほぼ不正に近いようなグレーゾーンの悪いことはしているということが誰の目にも明らかになりましたね。組織で働くことは確かにどこでも苦痛を伴うのですが、とりわけ大企業を目の敵にするのはそのためで、大企業はそもそもの成り立ちが中小企業とは違う場合が多いんですね。大企業のトップは財閥系とか世襲とかが多いし、結局は天皇、政治家、大企業の血統統治の一味だからこそ、大企業は特に気をつけろということを言っているのです。

社会の中でのピラミッド組織の階級もありますし、組織の中でのピラミッドももちろんあります。どこまでいってもピラミッドの相似形なのです。今の組織はトップが一番うまい汁を吸えるように支配するのに適した構造になっています。その構造を当たり前と思わされているため、「それしか方法はないので甘んじる」と思ってしまいがちなのですが、それは私たちのたった100年にも満たない地球生活での常識にすぎず、もっと言えば有史2000年はそんな歴史でしたが、地球の歴史をもっとさかのぼれば、力や権力とは無関係な、調和的な社会も過去にはあったんですね。たかだか2000年くらいの歴史の常識をこの世のすべてと思うのは早計なのです。

テレビでは何のニュースが話題なのかはわかりませんが、ネットを見る限り今は都知事叩きが盛んにおこなわれているようです。これももちろん大企業を守るために都知事が売られたというか、ある意味目くらまし工作でしょう。週刊誌なども庶民の味方のように見えてあちら側の勢力ですので、どんな記事を載せるかというのは支配層と相談済みなわけです。何らかの理由で現都知事を失脚させて、別の人物を当選させようという裏工作などもあるのかもしれません。選挙ももちろん不正選挙なので、誰を都知事にする、ということも支配層からすれば簡単に操作できます。

以前にも取り上げた不正をした自動車メーカーが別の会社の傘下になるというニュースもありましたが、これも既定路線だと思いますし、シナリオ通りなんだろうな、と思いました。財閥系もいよいよここまできたか、という感じで、「大企業であれば安泰」という幻想は既に過去のものになりつつありますね。あと何年で定年、うまい汁吸ってきた人はともかく、こき使われているだけの若者は、本気で将来のことよく考え直した方が良いと思いますよ。

「お芝居」に振り回されるのは奴隷だけの記事にも書きましたが、世の中のニュースをただただ真に受けるのでは、本当のことはわからないんです。私だって全然真相はわからないですが、「なんか裏があるだろうな」と思いながらこの世を見つめる習慣をつけることは大事かなと思っています。闇を認識しないことには光の勢力も本領発揮できませんから、光の存在を自覚する人ほど、この世の深い闇を知っておく必要があると思います。

世の中の仕組みに気づき、「おかしい」と思いながら割り切って働くことができなくなった人はたくさんいます。そういう本当の意味で真っ当な思いや本質を見抜く目のある人が結託して、新しい勢力を作れば良いと思うのですがいかがでしょう。あくまで組織ではなく、「まともな個人」の共同体としてのコミュニティ。リーダーやファシリテーターはいても、そこに上下関係はない。私が以前よく書いていた「循環型」「共同創造」の共同体です。世の中の「割り切れない」人を集めたら相当大きな規模の共同体になると思います。過去のピラミッド組織をバッサリ脱ぎ捨て、「まともな個人の共同創造の社会」を少しずつ現実化できるよう、日々エネルギーを注いでいきたいと感じています。

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