「いかにモラルを保つか」が何より大切

昨年のキュレーションメディア事件以降、様々なネット系プラットフォームの問題が話題になることが増えたと思います。まとめサイト著作権問題や、レシピサイトの離乳食はちみつ事件、フリマサイトでの悪質な出品など、誰しもが投稿できるプラットフォーム運営の難しさみたいなものが顕在化してきているのかなと思います。母体数が大きくなればなるほど、悪質ユーザーの暗躍が目につくようになりますよね。はちみつ事件は悪意があったわけではないと思いますが、それでも「無知」というのは本当に恐ろしいなと感じました。基本的に「数」を重視するようなサイトやサービスというのは、誰しもに開かれているがゆえにモラルの低下問題が常につきまとうよなぁ、と実感として思います。

上記のネットのプラットフォーム系サービスは「数」を重視するあまり、「質」の低下を招き、それが結果としてモラルあるユーザー離れにつながっている(これからつながる)ように思います。何かをしようとする時に一番考えないといけないことは、いかに「質」を保つかということであり、人が集まる場で何より大事なのは「モラルを保つこと」であるということに気づかされました。航空会社のプレミアム系サービスやファーストクラスなどは身近にあるわかりやすい例ですよね。結局のところ、「誰でも使える、誰でも投稿できる」系のサービス(SNSなども)は、常にモラルの低いユーザーとのいたちごっこに悩まされ、悪質ユーザーにより一般ユーザー離れを招き、最悪の場合身を滅ぼすこともある、ということになるのではないでしょうか。これは昨今の音楽ライブチケット転売問題などにも似たようなことが言えますね。モラルない転売屋の締め出しのために多くの人件費やシステム開発費がかかり、肝心のライブの質向上に経費が割けないという状況はあるようです。

今の私は「数」を全く求めなくなり、偽りない自分の思いを発信し、本当に自分と意識の合う人と深い心の交流ができることの方が重要だと心底感じています。気持ちや意識が合わない方と一緒にいることほど苦痛なことはありませんからね。おそらく悪意のある人やモラルの低い人というのはほんの一部の方なのだろうと思うのですが、そういった存在により多くの一般の方々が嫌な思いをしたり、迷惑を被るというのは見過ごせないことのように思います。最近はネット系でも有料サービスが増えているように思いますが、「無料」「お小遣い稼ぎ」に食いつくユーザーを締め出し、質を担保するためには、ある程度有料化していくことも必要かと思います。そうなってくると、その金額に見合った価値を提供しなければならないことになるので、無料のものより中身や品質が厳しく問われることになりますね。

以前から書いているように、「タダより高いものはない」わけで、一般消費者自身も「無料」や単に価格が安いといったことに騙されないようにする必要があると思います。そして、何か場やプラットフォームを提供する側になった場合は、モラルないユーザーを締めだすようなしくみや、モラルを保つようなルールなどはしっかりと定め、機能するようにしなければならないと感じます。私が公務員時代に感じていた不満感ともつながりますが、モラルの低い人が優遇され、まともにやっている人にメリットやインセンティブがない場であれば、まともな人はいなくなり、その集団は腐敗していくに決まっていますよね。今の社会全体がまともに正直に生きているのがバカらしくなるようなしくみになっているので、個々の小さい集団も同じようになってしまうのは仕方がないことなのかもしれません。それでも、私は諦めたくないんですよね。心がきれいで良識ある人々が快適に過ごせるような場やプラットフォーム、コミュニティを創れないものか、そしてそれがゆくゆくは社会全体に波及しないものかと、思案する日々が続きます。

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村上 ハルカ

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