SNS・ブログをつまらなくするビジネス利用

ネットとリアルの人間関係を考察する第2弾。昨日のSNS離れとリアルの「身体性」という記事にも書いたように、ここ数か月FBが見る気しなくなっていて、それはなんでだろうなーと思ったりしていました。大学生の頃はmixiが全盛期で、その頃もそれなりの面倒くささや疲れる感じはありましたが、今のFBはビジネス・商業的利用と、プライベートの友達同士での利用がごっちゃになっている感じがあり、それが使いづらさや見なくていいや…感を生んでいるのかな?と思ったりしてみました。10年前のmixi時代は自分が大学生だったこともあってかビジネス利用は皆無でしたが、今はどうなんですかね?

自分もフリーでやっていくのであれば、世間で言われているようにSNSでの発信は重要だと感じますし、今後もFBにもブログをシェアしたり告知したりしていくことになると思っています。これまでは、「○○と△△した」という日常的な投稿をして同じ学校の友人からコメントが来る…的な使い方をしていたものが、告知的な記事や投稿が多くなってくると、プライベートな投稿はしなくなりました。プライベートな投稿をしないので、学生時代からの友人からの反応はあまりなくなったように思います。そして、ビジネス・商業的利用をしない友人たちは最近ほとんど投稿をしていないことにも気づきました。プライベートなことを投稿しづらい雰囲気や、開いても告知や広告、宣伝やブログのシェアばかりだと見る気がしないということもあるかもしれません。単純に飽きたとか全体的な下火の流れという可能性もありますが。

人が多いメジャーなプラットフォームって、人が増えるほど「そこに商機あり」となって、ビジネス目的の利用が多数参入し、それに嫌気がさしたユーザーが離れる…といったことを繰り返しているように思います。ブログも、以前はただ日記のようなものだったり、情報発信だけのために使うものだったのが、2000年位からアフィリエイト事業などが始まり、「ブログでお金儲け」というフレーズが徐々に広がり始めました。いまや「ブログをやる」というと、「広告を貼るものだ」とか「アフィリエイトサイトを作ろう」といった方向性に話が向かうことも多々あり、いかにPVを集めるか、いかにクリックしてもらうか、いかにSEO対策するか、といったことに意識が向かうことが多いと思います。私が最近感じていたモヤモヤや違和感はこの辺りのことに帰結する気がしています。

最近はどのサイトを見ても広告だらけで、「なんだかなぁ」と思ってしまうこともあります。私の別ブログ、Green Cosmoは広告を貼っていないのですが、やっぱり見やすいなぁと思います(笑)。ネット広告を廃止して、それでも発信したいことがある人だけブログやったらいいのに…と思うこともあります。何についても広告や利害が絡むので、今って利害関係なく発信できる場というのが皆無になっていますよね。私のnoteを読んでくれている人にも「noteはごちゃごちゃした広告がなくて読みやすい」と言ってくれている人もいます。ネット広告って思っている以上に利用者からは不快なものと思われていると思うのですが、いかがでしょうか。

最近はFBからインスタグラムに人が流れているらしい、という話も耳にすることがありますが、広告だらけ、ビジネス利用だらけになってくると、また同じようにユーザー離れが起こるかもしれません。なんとなくこのままSNSは未来永劫続くのではないかと思ってしまうのですが、そんな保証はどこにもないですし、まだまだ歴史の浅い文化なのでどうなるかは未知数です。私は少しずつ「リアル回帰」の考えに向かっているのですが、読者の皆様はいかがでしょうか。親しい友人と会って話した時の楽しさ、同じ時間を一緒に共有している感覚というのは何者にも代えがたいもの。ビジネスとか集客とか関係なく、ハートで仲良くできる友人たちとの「身体性」をもった心の交流を、これからも楽しんでいきたいと思うのでした。

3月20日(月祝)オフ会やります~→オフ会・イベント情報

note過去記事一覧はこちら

ホリスティックな健康をサポートするGreen Cosmoのページはこちら

「note見た」で友達申請→村上遥のFacebook

Twitter再開しました!→Twitter

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?