一番「説得力のある言葉」とは?

昨日の「アドバイスしない」という信頼という記事を書いてみて、自分自身のやっていきたいカウンセリングや思いなどが整理できてとても良かったなと感じています。また、フラワーエッセンスのモニターを受けてくださった方にも変化のご報告や感謝の言葉を頂くたびに、やはり私の意識に間違いはなかったのだとも思えています。私はただ目の前の方の話を聴いていただけなので、何も意見もアドバイスもしていないのですが、それでもパワフルな変化がどんどん起きてくるので、不思議なものです。

「不思議なものです」と書いておいて、でも実はそれって当たり前だよなとも思っています(笑)。多くの方がお気づきのように、他者からの意見やアドバイスって、良いなと思うものや参考になると思ったものは心に残り、なんか的外れだなと思うものは、右から左へと流れていってしまうものですよね。そして、なんだか押しつけがましいものや、自分の意見は絶対だ、あなたの意見を変えなさい、的な雰囲気を意識レベルで察知してしまうと、余計に受け入れられなくなるものです。そこにあるのは本人のエゴ、愛ではないんですよね。人に恐れを与えて説得させようとすることは、ただの恐怖政治であり、独裁者やカリスマ的教祖様のすることです。一緒にいて恐れを与える人とは苦しくなりますし、誰もそばにいたい、信頼できるとは思わないですからね。

では、私たちにとって一番「説得力のある言葉」というのは、誰の発言でしょうか?それはもちろん自分の本来のスピリットとつながっているハートの声です。人は自分自身の真実を話すと、とても生き生きとして、エネルギーが活性化してきます。嘘、偽りの声や、エゴ、欲まみれの発言には説得力がありません。しかし、この世知辛い世の中、日常生活では自分の真実を話すことが難しいことも多く、それがハートやのどのチャクラを弱らせ、風邪を引いたり病気になったりする原因にもなります。誰も本音を受け止めてくれないのではないか、本音を話したら拒絶されるのではないか、本音を言ったら人間関係が悪くなるのではないか…いろんなことを頭で考えるあまり、「なら本音を押し殺して建前で生きよう」と無意識的に本音を押し殺してしまう癖やパターンができてしまいます。

カウンセリングを受けに行ったとしても、クライアント側がカウンセラーに気を遣ってしまって、本音を話すのはやめとこう…と思ってしまうことはよくあるのではないでしょうか。人は恐れを感じると本音を言えなくなってしまいます。恐れというのは、ジャッジされる恐れ、批判される恐れ、問題点を指摘される恐れ、決めつけられる恐れ…などつまりは「条件付け」の世界で見られてしまう恐れです。無条件にすべてを受け入れてもらえる、尊重されるのだと思えて初めて人は本音を話すことができる。それはカウンセラーとクライアントの関係だけでなく、人間関係全てに言えることです。

つまりは、カウンセラーがクライアントを導いているわけではなく、クライアントさん自身のスピリットが、ハートからの声として発言することで気づきを促し、クライアントさんを導いているということ。そういう意味では私は特に何もしていないんです。私はただ、クライアントさんの気づきを加速させるために、彼らのスピリットを映し出す鏡のように振る舞うだけ。無条件に相手を見るだけで、ハートが本音を話しやすくなるということ。そしてハートの本心を自分の口で話すこと、それを自分の耳で聞くことで、より強く意識の変容を促すことができるということです。

私は霊視、守護霊や天使のチャネリング、何かが視える…といったサイキック能力があるわけではないし、できたとしてもおそらくやらないと思います。興味のあることも言っていることもスピリチュアルな内容が多いですが、現実に即した形で活用したいという思いがとても強いです。誰に何を言われようが、一人一人が自分の本音や直観だけを信じて生きられればそれが一番。私自身も周りの人の言葉に惑わされず、どんな時も自分を信じて生きていきたいと感じました。

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