「ダラダラ何もしないこと」が一番難しい

体調不良3日目の今日、以前からの予定を泣く泣くキャンセルし、家から車で10分の実家に帰ってゆっくりすることに。家にいてもおかゆを作る気力すらわかなかったので、親に甘えることにしました。一人暮らし始めてから、調子が悪くて家に帰ろうと思ったのは初めてなので、自分でも困惑しています。

自分では気づかなかったけれど、日々の疲れが溜まっていたのだろうし、家にいると「何かしないと」と思ってすぐに本を読んだり、パソコンをいじり始めてしまうので、本当にダラダラのんびりすることはなかったのかもしれません。働いていた時は平日しっかり働いて、予定のない土日はこんな風に家でのんびりしていたのだなぁと思い出しました。フリーランス(というか自由人というか…)の生活をしていると、遊びと仕事の境界があいまいになる代わりに、しっかり休んだり、何も関係ないことをしてダラダラするということがなくなり、いつも楽しいのはいいんだけどある意味メリハリがない生活になっていたようです。楽しい予定ばかりですが、予定を入れすぎてしまう節もありましたね。反省、反省。

今回の体調不良の原因ははっきりとはわかりませんが、PMS気味ということと満月が近いこと(笑)、やはり精神的な問題が大きいのではないかと感じています。親にお金を援助してもらって好き勝手生きていることへの罪悪感と、早く生計を立てられるように必死で勉強しなければならない焦燥感で、自分を知らず知らず追い込んでしまい、疲れていたようですね。昔から「何もしていないこと」への罪悪感みたいなものは感じやすく、公務員時代にも一時期すごくヒマというか仕事がない時期があったのですが、そういう時期は手持ち無沙汰でつまらないなーと思いながら過ごしていました。やることがたくさんあっても、何もなくても文句を言う、自分勝手な人間なのです(笑)。

実家にいるとなぜ何も考えずにダラダラできるんだろうと考えたのですが、やはり「テレビ」の有無は大きいような気がしました。うちにはやっぱり一人暮らしにテレビはいらなかったにも書いたとおり、テレビはないのですが、テレビがあると、何も考えずにダラダラすることがとても容易にできるようになることに気づきました。テレビがただ点いているだけで、なんとなくそれを観ているんだか観ていないんだか、ぼーっと観ているだけで時間が過ぎていくんですよね。たまになら良いかもしれませんが、毎日こんなテレビばかり観ていたらやっぱり「自分と向き合おう」とか「物事の本質を見抜こう」とか思い至らない気がします。それくらいテレビの影響力は強いし、いわゆる「思考停止」になるのもわかるなぁと、改めて感じました。

親子間援助を妨げる過度な「自立」という強迫観念にも書きましたが、私はあまり誰かに甘えるというのが得意ではなく、一人で何とかしなきゃと思いがちな性格であり、この完璧主義的な面がエスカレートすると溜めこんで疲れてしまい、今回みたいにダウンしてしまうということが往々にしてあるようです。noteは休まず書いてしまうことからもわかりますよね(笑)。やっぱりたまにはほっと息抜き、何もしないで実家でご飯作ってもらってダラダラのんびり過ごす日も必要かもしれないな、と、この体調不良を機に考えさせられました。

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