「施術」から「自己メンテナンスビジネス」に移行する時

私もそろそろ自分が何をやっていこうか、具体的に考えていかないといけないなぁと思っています。そんな今、一番大切にしている価値観は「自立した個人を増やしたい」という思いです。ヒーリングやカウンセリングをしてさしあげることもできるのかもしれませんが、やはり自分で自分の体調管理やメンテナンスをできる個人が増えない限り、世の中は変わらないと思っています。世の中を変えるのは、政治ではなく人々の「意識」の記事にも書きましたが、一人一人の意識、選択、行動が世の中を変える力になるわけですので、まずは意識の変容ありきなわけです。世の中おかしい、と少し思い始めた人に行動の変化を後押しするような何かができればなぁと思ったりもします。あなたの「自立・自律」を促す師を選べにも似たようなことを書いていますが、これからの時代は「自己メンテナンスビジネス」、ひいては「自給自足ビジネス」が少しずつ伸びていくと思うんですよね。

医者や薬に頼らずとも、心と身体のことをよく理解していれば、日々の予防に努めることができます。街で売っている食品が添加物だらけで買えないのであれば、自分で作ろうということになります。予防医学、ホリスティック医学、自然栽培、家庭菜園、手作り調味料など、今でもすでに盛り上がりを見せているのは、その流れがきていることの現れです。今はまだ少数派かもしれませんが、この勢いはどんどん加速するように思います。都市の交通の脆弱性が年々増している気がしますの記事にも書きましたが、他人がバタバタと倒れるので、身近な人が病気になる、という経験をする人もどんどん増えていくでしょう。抗がん剤は効かないといううわさも聞くし、確かに病院に行っても良くならない。また、病院の数、ベッドの数も足りなくなるので、軽い症状では入院できなくなる。医療の闇に気づき、医者に頼らず自分で何とかする方法を探し出す人が増えるでしょうね。そうなってくると、「自分で何とかする方法」を教えてくれる人、というのは需要が出てくると思うんですね。

病気というのは、単なる物理的な原因もありますが、意識、生き方などの精神面、感情面、目に見えない部分の影響が一番大きいと思っています。ですから、何か病気になったときに、単純に症状や有害物質に焦点を当てるのではなく、意識や生き方そのもののの不調和や逸脱した部分はないかな、ということを見ていかないといけません。当たり前ですが、今の医療ではそんなことに気づかせてはくれませんね。なかなか身体の不調に現れない人もいますので、体調不良といった病気だけではなく、人生の行き詰まり、悩みなども含めたあらゆる不調から、意識、生き方レベルで方向転換していかないと、根本的な解決にはならないと思います。

私がやりたいと思うのはそういった人生の方向転換のサポートをすることです。不調を癒すための対症療法としての自然療法、予防としての自然療法も大切ですし、スーパーに行ったときの添加物の見分け方などの実践レベルでの知識、簡単な解剖生理と病態生理の知識や栄養学の基礎も必要かなと思います。また、手作り調味料の作り方講座や農業体験、自然活動体験のワークショップの開催や、お茶会なども楽しそうです。カードリーディングなどを用いて、その方の自分らしい生き方へかじ取りするためのメッセージをお伝えすることもできるし、自分でメッセージを受け取る方法を教えて差し上げるのも良いでしょう。医療と言えば「西洋医学を基礎とする薬、放射線治療、手術」という概念を壊すため、世界の伝統医学や代替療法と呼ばれるものを紹介する講座をやっても良いかもしれません。現代の医療はありとあらゆる療法があるなかの一つでしかないと、しかも私たちが普段飲むような薬というものは、まだ誕生して半世紀程度しか経っていないもの、今も人体実験の途中なわけです。なんでそんなことになったかと言えば、影には石油産業、金融マフィア、資本主義が隠れているわけですよね。それがいつも言っているこの世の仕組み、構造、闇というものです。

思わず熱い気持ちになり、がーっと書いてしまいました。私の気持ちの整理に付き合っていただきありがとうございます(笑)。今まで散々書いてきたとおり、このように自立した個人が増えていけば、危険な食べ物は見向きもされなくなり、自力で安全な食べ物を入手できる人が増え、有害物質を売る大企業の経営は傾き、組織からの大量離職が起こり、個人で何かしようとする人を支援しつないでいくビジネスが活況を迎え、大企業に頼らずとも個人で生活できる「共同創造」の社会へと近づいていくものと思われます。まぁ、私が死ぬ頃までにどこまで行けるかな、というところではありますが、時代は確実にこちら側に進んでいくのは間違いなく、いつの時点でそれに気づいて方向転換できるか、はその人次第ということになります。今の荒廃した社会が遅かれ早かれ崩壊するのは目に見えているので、早いところ舵を切ったもの勝ちという気がしてなりません。これからは、早く舵を切った人同士で楽しいコミュニティを形成していくことにエネルギーを注いでいきたいと思います。同じ志の方と是非オフラインでも繋がれれば幸いです。

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