「夢なんか見たら傷つく」という思い込み

昨日の身の回りの大掃除とともに、私の潜在意識レベルでの浄化も行われていたようで、非常に眠かったですし、夢うつつ状態でした。自分の意識に上がらないところでの変化が起きているのも感じますが、顕在意識レベルでも自分が夢や目標に向かって進んでいくにあたっての障害となる思い込みがあることに気づき、「やっぱり自分を制限しているのは自分だけだ」ということがいよいよ本当に腑に落ちてきました。

夢や目標に関する話で私が非常によく記憶しているのが、これまた大学3~4年生頃の就活時代のエピソード。とあるベンチャー企業の説明会に行った際に(今やその会社が何をしていたかもわからない)、「明確な夢や目標を持っている人の方が叶う確率が何倍も高い」といった話を聞いたんですね。当時その話を聞いた時の感覚が今蘇ってきて、「いや、そうは言っても無理でしょ。現実を見ないと。」と感じたことを、ありありと思い出しました。大学生の時から自分に自信がなく、高い目標を掲げることに抵抗があったのです。そんな意識を持っていたから、就活もうまくいくはずがありません。私の身の周りを見ていると、根拠のない自信がある人がやっぱり強くて、ハッタリかましてイケイケドンドン系の人はだいたい人生楽しそうです(笑)。気づいた時から自信のない人生を送っていた私なんかは、「そう思えればどんなに良いか…」とそういう人たちを指をくわえてうらやましがるだけだったのです。

それから数年がたった今は、さんざんスピリチュアルを学んだり、フラワーエッセンスを使ったり、ヒーリングを受けたりしながら自己を癒し続けてきたので、それはもう過去のことだと思っていたのですが、「夢なんか叶わない。現実を見ろ。」という悪魔のささやきは見えないところで私を襲い続けていました。幼い頃から夢見がちではなく、現実主義者だったところがあるので、大昔のそれこそ幼児期などに、親から「夢なんか見るな」という思い込みを植え付けられた可能性もあります。親から私の夢に対して「そんなの無理」と言われた記憶ははっきりとはないのですが、私のやることなすこと否定的に見られるんだろうな、という思い込みは常にあったので、常日頃自己否定感に襲われていたのだと思います。

「ドリームキラー」という言葉を聞いたことがある方は多いと思います。夢を語ると、否定的なことを言って、妨害してくる人たちです。そういう人って案外多いし、私もそういう発言をしたことがないと自信を持って言うことはできません。知らず知らず「それは無理でしょ」とか他人に言っている可能性もあります。「ドリームキラー」は自分の夢を諦めた人か、自分を信じていない人です。自分を信じて自分の夢を叶えてきた人は、他人の夢を否定することは絶対にないです。だから、自分の夢を叶えたこともない「ドリームキラー」の言うことはスルーすれば良いのです。ただ、「ドリームキラー」は他人とは限らず、一番自分の夢を制限しているのは、他でもない「自分」だったりします。

私はあまり他の人に否定されたことは今までありませんでしたが、いつも自分で自分を否定していたからこそ、「夢なんて見ても傷つくだけ」と心の奥底では思っていたし、本気で向き合うことを恐れていたのだろうなと思います。夢が叶わなかった人がいるとすれば、その方の本来の道ではなかったか、それも大事な過程として必要だったか、そして、叶わなかった一番大きな理由は、「叶うまで続けなかったから」。それだけなんですよね。

私は音楽が好きなので、アーティストに思いを重ねてしまうのですが、数年前は無名で小さなハコでライブをしていた人が、今や武道館を埋めるとか、フェスで一番大きいステージで歌うとか、大活躍して輝いている姿を見ると、彼らは自分たちを信じてやり続けてきたからこそ大舞台に立てるようになったのだ、と感動するし、諦めなかったからこそ私自身も彼らの音楽を楽しみ続けることができているわけだから、諦めないでくれてありがとう!とも思います。夢追い人がみんながみんな成功するわけではないかもしれないけれど、叶う人は必ず叶うまでやっていたという共通点はあるわけです。

「どうせ夢なんか見ても叶わなくて傷つくだけ」そんな思い込みがある人は私だけではないと思います。顕在意識ではそんなこと思っているつもりはなくても(私もそうです)、潜在意識の深いところにこびりついた思い込みだと、なかなか意識レベルに浮上してこないために気づかないことも多いです。大きな夢や目標を掲げることに抵抗があるとしたら、似たような思い込みがないか、一度内観してみると、新たな発見があるかもしれませんね。

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