誰もやりたがらない仕事は淘汰される

スピ系や占星術のブログなどを見ていると、今年くらいからいよいよ魂の本音に嘘をついて生きていくことができなくなると色んなところに書かれていて、やりたくない仕事に日々神経をすり減らしているような人は、最後の警告としてのうつや体調不良などの「強制終了」がどんどん起きてきそうな感覚があります。今まではお金のために働くことがよしとされてきたところはありますが、これからは魂の本音に沿って働くことがよしとされる時代に変わっていくでしょうね。少しずつ「常識」と言われる、多数派の考え方も変わっていくと思います。

人々がどんどん魂の本音に嘘をつけなくなれば、過酷な長時間労働や人権を無視した労働環境など、いわゆるブラック企業的労働が常態化している会社は、あと何年かでどんどん淘汰されていくでしょう。そんな働き方を望んでいる人はいませんからね。ブラック労働の代表格である大手チェーン店、特に大手飲食店、ファストフード系、居酒屋系は、そろそろ限界にきている感じがしていて、不祥事その他で閉店や倒産が相次ぐと踏んでいます。おそらく、どんな業態のお店にしてもお店がちゃんと回っているところはないでしょう。どこも従業員の我慢の限界を超えた労働で成り立っていて、その我慢の限界もそろそろ限界というところだと思います。

「薄利多売ビジネス」の限界感にも書いたのですが、従業員を低賃金で酷使し、粗悪な商品を廉価で提供するようなビジネスは、そろそろ見直す時に来ていると思っていて、そのためにも私たち一人一人が産業構造を理解し、粗悪で廉価な商品を買うことは、ブラック企業を応援していることになるということを意識した上で、購買行動をする必要があると痛感しています。ブラック企業が世に蔓延する原因は、私たちがブラック企業にお金を落としていることにあるということ。私たちにも責任があると思っています。

誰もやりたがらない仕事というのは、基本的には薄給激務の仕事です。今までは何とか人々の限界を超えた働きにより成り立っていましたが、魂の本音に嘘をつけなくなるこれからの時代においては、必然的に薄給激務の仕事に従事する人口は減っていくでしょう。そのうち「強制終了」されてしまいますからね。気づいた時には身も心もボロボロ…となってしまってからでは遅いので、早いところ脱出する手立てを打っておいた方が良いですね。

私が働いていた公務員の仕事も、福利厚生や待遇面に魅力を感じる人はいても、あの仕事内容を進んでやりたい人はなかなかいないと思います。技術職はともかく、事務職の人で福利厚生や待遇以外に確固たる信念や成し遂げたいことがあるという人は、相当レアだと思います(笑)。仮に入庁時にはあったとしても、その思いを30歳まで純粋に持ち続けている人はゼロに等しいでしょう。魂の本音ベースで生きるようになるとすれば、「公務員になりたい」という希望者の数は減らなかったとしても、入ってから定年まで続けられる人は少なくなると思います。それは公務員のうつ病の方の数や、休職者数の多さを見ればよくわかります。職員がしていた仕事を外部に委託したり、派遣や非正規職員でまかなうという流れは確実にあるので、正規の職員は減っていく傾向にある自治体が多いのではないでしょうか。

これから10年、20年のスパンになるかもしれませんが、「誰もやりたがらない仕事」はどんどん淘汰されていくことと思っています。今のこの2016年は今後の方向性を決める重要な局面であるという感覚を得ており、ここで魂の本音に従って生きるのか、本音を無視して惰性で今の生活を続けるのかというのが、大きな分岐点になると直観で感じています。どちらを選ぶにしてもその方の選択なので、必ずこうしなさいと言うことはありません。ただ、こういう時代の流れであることを踏まえた上で、今後自分はどうしていきたいのかということを真剣に考えることはどなたにとってもおすすめです。過酷なブラック労働を抜け出し、自分自身で納得のいく人生を歩まれる方が増えることを願っています。

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