最良の婚活は、自分を見つめること

世の夫婦、パートナーシップの不仲の原因と対応策、予防策を考える今日この頃。前回、価値観のすり合わせは、お早目にという記事に、夫婦として共に生きていく上での重要な価値観のすり合わせは、なるべく早いうちに行っておいた方が良いだろうということを書きました。生きる上での重要な価値観や思想について、早めに自分自身の考えを整理・意識化しておくこと、その中でも絶対に譲れないものを明確にしておくこと、というのは、是非とも結婚する前にしておいた方が良いだろうなぁと様々な事例を見ていても思います。

「就活」とともに、「婚活」という言葉が一般的になったのはここ数年の話でしょうか。婚活パーティ、街コン(っていま下火?)、結婚相談所、マッチングアプリなど、婚活しようと思った時に取れる選択肢も多様化しているようです。婚活のために自分磨きをしようとする方も多いと思いますが、外見を磨いたり、習い事をしたりということを想定される場合が大半で、内面のことでもせいぜい言葉遣いとかマナーとかその程度のことしか言及されていないことが多いです。私にとってみれば言葉遣いやマナーというのはほとんど外面のことなので、本当の意味での内側の自分磨きに関して書かれているサイト、意識している人というのはかなり少ないのではないかと思います。

かく言う私も入庁したての若い頃に、何度か街コンやお見合いパーティーに行ったことがあります。私はお付き合いに発展することはなかったのですが、友人の中には街コンで出会った人と結婚した人もいるので、行く意味、存在意義は(ある人にとっては)あるんだなぁと感じています。人によっては普通に生きているだけでは同性の職場と家の往復で、出会いがありようもないという方もいらっしゃるでしょうし、積極的に出会いを求めて外に出て行くというのは時に必要なことなのだろうなと思います。

「婚活」にもいろいろあるのでしょうけど、やはりどうしても目指すものは「結婚」であって、相手に求めるものは条件(たいていは女性:ATM&種馬、男性:若さ・美貌&家政婦を求める)に合致しているかが第一、という場合が多いのではないでしょうか。私自身は何をするでも「誰と」「誰に」が最重要という記事や、結婚したいのか、好きな人と一緒にいたいのかという記事に書いたように、「誰」という部分を重視した方が良いだろうと思っており、あまり条件にこだわって相手を選んでしまうと本当の意味での幸せにはなかなかなれないのではないかな、という気がしてしまいます。自分が相手を条件で見ている限り、相手も自分を条件で見るので、相手を「種馬&ATMとしてふさわしいか」品定めする女性は、「若さ・美貌はどうか、家政婦として有能か」を品定めされると思って良いと思います。

世間一般に受け入れられるかはわかりませんが、本当に自分にぴったりの相手と結ばれたいと思ったら、まずやるべきは「自分を見つめること」なのだと確信しています。上に書いたような無意識で持っている価値観を意識化することもそうですし、いつも言っているような内観、内側を磨くということもそうです。自分の願望や欲望を相手に投影するエゴの意識ではなく、相手のありのままを無条件に観て、受け入れるという意識をどんどん拡大していくこと。貞操観念を高めて嫉妬心をなるべく減らしていくこと。相手を自分の思い通りに変えようとしないこと。自分にも他人にも正直に生きること。感情をコントロールできるようになること。内面磨きとは具体的にはそういったことでしょうか。そして、相手を条件に合致しているか品定めするのではなく、心の内側がどんな人であるかを観ようという意識で接することも大事かなと思います。そのためには自分も深い意識にならないとなかなか難しいんですよね。一般の方には全く伝わらないと思いますが(笑)、note読者の方であれば共感してくださる方ももしかしたらいらっしゃるかもしれません。一見遠回りのように見えることが、実は一番の近道。それが実感としてわかるので、内面の探求というのは本当にやめられないものです。

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