保活の前に学んでおきたい大切なこと

昨日は待機児童問題に見る「手に職」の大切という記事を書きましたが、私は以前から女性と働き方の問題に非常に関心があり、今まで書いてきた関連記事は結婚・出産・子育て・女性・仕事・待機児童を考えるマガジンに綴っています。待機児童問題、保育園問題などを考えるときに、ついつい忘れられがちなのが、子どもにとってどうか、子ども視点での子育て、という観点だと思います。子どもは何もわかっていなさそうに見えて、すべてを察知しているので、本当に丁寧に愛を注いでいかなければなりません。

過去にも書いてますが、私自身は小さいころから両親が共働きで、幼少期は祖母の家に預けられていました。3歳からは保育園(と言っても幼稚園みたいなところ)に通っていて、送り迎えは祖母かおばでした。保育園が終わったら祖母の家に行き、夕方ごろ両親が迎えに来ていました。祖母が作った料理のおかずと私を車に乗せて自宅に帰るのがお決まりで、夕方になると玄関のところで両親の車を待っていたのを覚えています。今の私は、この頃のトラウマをまだ引きずっていると感じますし、親に従順で反抗できなかったり、おとなしく感情を抑圧しがちな性格になったのは、幼少期の過ごし方が大きくかわかっていると感じます。

スピリチュアルなことを学ぶようになると、必ず「インナーチャイルド」という言葉に出くわします。幼少期に親から言われたこと、されたことなどで潜在意識レベルでトラウマや思い込みができてしまい、それを大人になるまでひきずってしまうということ。すべての人が何らかの傷を抱えていると思って良いと思います。私は幼少期、母が働いていたことに対して寂しさ、不満を感じていました。頭では働いていることを理解していましたが、かまってほしい、一緒にいてほしいと思って、泣いて困らせたり、熱を出したりしていたのだと思います。保育園に行くのがすごく嫌でしたし、いつも泣いていたように思います。小学校になってからは元気に登校していましたが、その傷はいつまでも残り続け、大人になってからその傷を癒す日々が続いています。自己肯定感や自信といった根本的なものは、親からの愛をどれだけ無条件に受け取れたと感じたかにかかっていて、条件付けの愛(○○したら褒めるとか親の言うことを聞いたらいい子、とか)を注いでいると、そうでない自分はダメだという思い込みができてしまい、大人になってもその自己否定感は付きまとうものです。それくらい幼少期の親子関係はその後の一生を左右するものなんですね。

私はそのことに気づいているので、できるだけ幼少期の傷(インナーチャイルド)を癒して、親から受け継いだ思い込みを次の代に引き継がないようにしようと思っています。しかし、気づかないで親になってしまうと、親にされて嫌だったこと、自分が満たされなかったことを、必ず子どもにもしてしまうことになります。こうして先祖代々その思い込みを引き継いでしまうことになるんです。ですから、今気づいた人はできるだけその傷を癒し、次世代に引き継がないようにしていくことが大切だと思っています。カウンセリングはその思い込みに気づいてもらうとても良い手法で、フラワーエッセンスを用いればさらにその傷の癒しを加速できるので、私は学び、取り入れています。

私はその意識があるからこそ余計、とにかく保育園に入れさえすれば!的な考え方に疑問を感じてしまいます。むしろずっと子どもとつきっきりなのはストレスが溜まって子どもに悪影響だから、ということなら、保育園に入れた場合は一緒にいるときにめいっぱいの愛を注いであげて欲しいと感じます。とにかく幼少期は子どもに「自分は望まれて生まれてきたんだな」「ママは自分といると楽しそうだな」「自分は無条件に愛されているのだな」と思ってもらえるように動きたいものです。間違っても「自分は生まれてこない方が良かったのかな」「自分って迷惑な存在なのかな」と子どもに思わせないようにしたいですね。

そのためにはまず親である自分が愛で満たされている必要があると思いますし、だからこそ親が自分を犠牲にして子どものために…みたいなことをするよりは、親がいつも満たされてご機嫌でいられることをまず考えた方が良いと思っています。親のエネルギーを子どもは100%察知してますからね。言うは易し行うは難しなのもわかりますが、こういったことを知っているか知らないかで対応が変わってくることはあると思います。幼少期の過ごし方と自らのインナーチャイルド癒しの大切さについて、もっと気づく人が増えると良いなぁと心から思っています。

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