都市の交通の脆弱性が年々増している気がします

私は生まれてこの方首都圏に住んでおり(東急線沿線)、我ながら温室育ちの都会っ子だなぁと思っています。電車は数分に1本来るし、駅と駅との間隔も短いので、車がなくてもだいたいどこへでも行けます。ホントに交通の便が良いのはありがたいことです。

しかし、その状況も少しずつ変わっている模様。我らが東急線は昔はなかなかダイヤが乱れない電車でした。あっても人身事故くらい。台風とかでも動いていたし、人身事故はホームドア設置に伴い減っていくもんだと思っていました。それが、普段は鳴らない携帯なのに笑、最近はしょっちゅう東急からメールが来るのです。そう、運行状況メールです。一日に何回も来ることもあります。同じ原因で何通も来ることもあれば、立て続けに別の原因で来ることもあります。確かに、直通電車が開通したことにより、どこかで何かが起きるたびにメールが来るので、以前より増えるのはわかるのですが、あまりにも多い。本当にどうなっちゃってるのって感じです。

実は、これは「急病人」問題が関係していると言われています。急病人救護のため、しょっちゅう遅れが生じているようです。しかも、ツイッターなどで見ているところによると、急病人救護で遅れているのに「車両点検のため遅れています」など、別の言い方をしてごまかされているケースもあるそうです。確かに昔から酔っぱらいの多い終電間際で「車両点検」というのはよく聞きましたが、それにしてもなんか怪しいですよね。

おそらく、放射能問題が関係しているのだと思います。チェルノブイリでも事故5年後から体調不良の方が増えたそうですので、問題はこれから、というところのよう。放射能問題で一番多いのが心臓系疾患らしく、心筋梗塞で突然倒れるようなこともあるそうです。あと、急病人関係でよく見るのが、粗相をしてしまうケース。座席を汚してしまったりするみたいですね。なんだか、日本全体がおかしくなっているようです。

幸い、私はまだ急病人の方に遭遇したことはないので、この目で見たわけではないのですが、東急に限らずとも電車のダイヤの乱れなどは多いなと感じるようになりました。つり広告にも「体調不良の方は無理せず降りましょう」とか「その不調は働きすぎです、かかりつけのお医者様を見つけておきましょう」とかいうものがあるそうです。やはり、体調不良の方が増えているようです。そしてその原因は「働きすぎ」や「ストレス」というあたりさわりのない言葉でごまかされ、電車遅延の原因も「急病人救護」ではなく「車両点検」などという放送で表に出ないようになっているようです。

私も東京に住んでいる以上、放射能対策は万全にしておかないといけないと思っています。しかし、明日は我が身であり、どんなに対策をしていてもいつ何が起きてもおかしくないのかもしれません。東京に住まれる方は、ある程度覚悟を持って生活していく必要がありますね。

雪や台風などの自然災害での遅延もそうですが、急病人での遅延もこれからは「想定内」なわけです。電車が時間通りに来ないことがデフォルト、というどこかの海外みたいなことに、これから日本もなっていくかもしれませんね。体調管理と時間の余裕を持った行動が、これからますます必要だなと痛感しています。

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