日本人の苦手な「自己主張」と「空気を読む」の両立

noteを書くようになり早4か月余りなのですが、毎日こうして文章を書いていると、どうしても同じような記事が多くなるし、自己主張の強い記事が多いなぁと自分でも思っています。いつも言っている大企業やピラミッド組織への見解や公務員の不条理さなども、いろんな人が見ているのわかっている割には言いづらいことを言ってしまうし、嫌な思いをする人がいるかもしれないと思いながら書いている部分もあります。

日本人は「空気を読む」ことに重きを置きすぎて、「自己主張」が苦手というか、適切な「自己主張」の方法がわからない人が多いのかなと思っています。私も実を言うとよくわかっていないのですが、ここ日本ではあまりに自己主張が強い人は嫌われる傾向にありますよね。だからこそ、みんな嫌われるのを恐れて「ほどほどの」「中庸の」意見しか言わなかったりして、そうなると何を言いたいんだかわからない意見ばかりになったりもします。

私も相当に空気を読む(というか嫌でも敏感に察知しすぎてしまう)性質があるため、人がいるところでは自己主張ができないタイプです。目立ったり嫌われたりするのが嫌なので、際立った意見とか個性とかを打ち出さずに、ひっそりおとなしくしているのが好きです。その割にはネット上のnoteでは丁寧な言葉遣いで結構きついことを言ったりするので、自分でも二面性があるのかなぁと思っています。ネットの良いところは、「読みたい人だけ読んでね」というスタンスでいられるところと、直に他の人の視線や空気を感じなくて済むというところでしょうか。

誰しもそうなのかはわかりませんが、傷つけまい、嫌われまいとほどほどのことしか言わないのってフラストレーションがたまるし、結局何の主張もない意見ってことになるんですよね。耳触りの良い言葉ってなにも響かないし、「ふーん」で終わりです。空気の読める人ほどちゃんとした意見や考えがある割には発言しないし、かえって空気を読まない人ほど意味不明な考えを自信満々に発言しまくって場がしらけるみたいなことが多いですよね。

日本人全体の特徴なのか、人間関係がどうのこうの、という話と、自己主張の内容をごちゃ混ぜにしすぎのような気がします。「こんなこと言ったら嫌われるかもしれないからちょっと抑え気味にする」みたいなことが日常茶飯事です。だから言いたいことも言えないこんな世の中なんです。周りの顔色を伺って生きる人が大半だからこそ世の中は変わらないし、「みんなそうだからそうする」的な人生を歩む人が多くなり、世に出ることなく飲み込んだ意見や主張が心身を蝕んでゆくのでしょう。これはもはや日本人の国民病であり、ここまでうつ病や精神を病む人が多いというのはもう末期です。日本人全体の思考パターン、行動パターンにより自らが病んでいっているだけのように見えます。

言いたいことを我慢するのって私たちが思っている以上にストレスで、風邪を引くとのどが痛い、せきなどの症状が出ることが多い人は、そういったストレスをのどの症状で発散させている可能性があります。顎関節症などもそういったストレスの影響があると思います。行動パターンや意識と体調や症状は密接にかかわっていて、たかだか風邪の症状だからと見過ごしてしまうのはもったいないです。

私もようやく実名を出してネット上だけでは言いたいことを言えるようになってきましたが、いざ人々がたくさんいるところだとほとんど喋らず、目立たないようにする癖が行動パターンとしてあります。今までの人生で、健全な人間関係を保ちながら効果的に自己主張する術を習ったことはないように思うし、今後学ぶ機会もなさそうです。これは経験と試行錯誤で感覚をつかむしかないように思います。過度に人目を気にすることなく言いたいことを言えるようになり、余計なストレスを溜めずに心身ともに健康な日々を送っていきたいものです。

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