内なる「コマ」の「自分軸」

1月は第3チャクラの話をメインに書いておりますが、テーマである「自分と自分」の関係性においてよく話題に上がるのが「自分軸」「他人軸」という言葉ですよね。私もそういった表現をすることが多いですし、他のブログや本などでも鉄板かと思います。スピ的な用語で言うと「センタリング」とも言われ、自分の中心を保つとか、他人からの影響を受けすぎない、といった意味で使われます。「軸」というとどうしても回転運動を思い浮かべるもので、そういえば地球も太陽も月も自転しているじゃん!と思うと、「軸を中心に回転する」というエネルギー構造には宇宙の神秘が隠されているようでなりません。

「自分軸」の話をするとどうしても頭に「コマ」が浮かびます。小学校くらいの頃(1995~2000年位)にベイブレードって流行りましたよね(今もあるみたいです)。以前に「継続」は回り続ける独楽のごとしという記事を書いたことがありますが、この記事でもコマと自分軸の話を重ねています。コマって、勢いよくビュンって回しすぎても軸が傾いてしまって、次第に変な回り方になって倒れてしまうし、ゆっくりすぎても遠心力が弱すぎてすぐに倒れてしまいますよね。コマが永続的に回り続けるためには、適度な速さとぶれない中心軸の角度が重要なわけです。それって人間も同じだよなぁということに気づきました。紹介した記事との違いは、その回転の速さやペースについての理解です。そのコマと宇宙のエネルギーが調和した回転の速度、ペースで回るというのが一番安定しているのだということに気づきました。

コマの大きさや形によって、ベストな回転速度というのは違うはずですし、厳密に言えば室内なのか外なのか、湿度や材質によっても違うのではないでしょうか。これは人に置き換えても同じでしょう。人によって物事を進めていくペースや速さというのは異なるものですし、誰にとっても過度に速い・遅いというのは安定的ではないと思うんですね。一気に何かをやりすぎたり、過度に頑張りすぎて急成長したとしても、そのあと絶対にガタがくるものです。一気に利益を出そうとしてグレーゾーンに手を出してそれがばれて結果損失を出したり、体力的に無理をするとそのあと風邪を引いたり体調を崩したりするように、そうやって宇宙レベルでバランスがとられるようになっています。自分の適度なペースを守るというのがいかに難しいかということを、自分の経験からも他人の経験からも学ぶことができます。

過度に頑張りすぎたり、過度に利益を出そうとしてしまうのは、自分を見失っているということでもあるでしょう。ライバルが勢いを増している、他者に業績を抜かれそうだ…だからといって、自分のペースを乱してコマの回転速度を上げた時、コマの中心軸の角度は90度からどんどん離れてしまうのは目に見えています。私も以前はよくそう思っていたし、無理にでも何かを始めた方が良いのだろうか…と自分を追い込んだものでした。また、自分のペースの他に「バイオリズム」というものもあり、人によって人生の波というものも必ずあります。調子が良い時、動きが鈍い時…などなど、生きていればいろいろあるものです。今調子が良さそうに見える人も、数年前は別人のような生活をしていた、というのはよくあることですし、また逆もしかりなので今うまくいっている人も転落する可能性は大いにあります。だから本当は、他人のことは気にせず、自分のペースを守ってたんたんと生きていけばいいだけなんですよね。

「言うのは易し行うのは難し」とはまさにこのことで、わかってはいても他人の動向は気になるし、自分のペースに疑いを持ってしまうことはよくあります。私も自分のコマが第3チャクラのおなかのあたりにあるとしたら、今どのくらいのペースと安定感で回っているかな?とイメージしてみたりもします。静かーに落ち着いて回っている感じです。メラメラしたバトルゴマが攻撃してきてもどーんと跳ね返せそうな、ポケモンで言うとカビゴン的な感じですね。ちょっとのんびりして、食べすぎですかね(笑)。自分のコマの軸がどんな感じか、想像してみるとちょっと楽しいですよ。第2チャクラの創造性、イメージの活性化にもなるので、コマの絵を描いたりしてみても良いかもしれません。倒れずに永続的に回り続ける安定したカビゴンゴマをこれからも大事に可愛がってあげようと思います(笑)。

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