悪影響はいつも後出しじゃんけん

世の中を眺めていると、不正・不祥事や人体への悪影響というのはいつも「後出しじゃんけん」的で、悪はいつも起きてからの責任を取らないものだよなぁとつくづく思います。検査不正、入試不祥事、個人情報流出、食の安全、薬の副作用などなど、安心安全公正を謳い、ろくにリスクを説明せずに人々をだまし、問題が起きても責任を取らないというのは、国や大企業、腐った組織・業界の常套手段です。

私がこの世の洗脳から目覚めたきっかけとなったのは、2014年に精神安定剤の危険性や副作用に関することを知ったことでした。そこからこの世のしくみや支配層について調べはじめ、詐欺的金融システム、医療の闇、教育の闇などといったこの世の真実に触れるようになりました。まだまだこの世を性善説的にとらえ、「国や企業がそんな悪いことを考えるわけない」などと思い違いをしている純粋な人もいらっしゃることと思いますが、世の中のしくみを知ると、あらゆる不正・不祥事は過失というよりも確信犯的なことが多いとはっきりわかるようになりました。政治的思惑によるもの、もしくは、善良な人の告発・啓発・調査等により世に出たというパターンのどちらかに当てはまることがほとんどだと思います。

人体に影響を与える食べ物や薬、大気汚染、電磁波なども、このことがよくあてはまる事例だと思います。薬などはわかりやすい例ですが、「副作用は少なく安全」と謳う薬であっても、普及した後に「やっぱりこんな副作用がありました」と補足情報が出てくるケースも少なくありません。放射性物質も「基準値以下なので安全です」と言いつつ、実際に人体に影響がないのかどうかはわかりません。いずれにせよ、あらゆる数値やデータ等を使って安全をアピールしてくるものですが、いくら「人体に直ちに影響はない」とは言え、感覚的におかしいもの、悪そうなものは自衛のために避けていったほうが良いと感じます。悪影響はいつも「後出しじゃんけん」で、たくさん摂取してしまった後に明らかになることが多いからです。

働き方についても似たようなことが言えます。無理な理屈を並べて、人を奴隷のように働かせる悪徳企業・組織は、奴隷が過労死や自死で亡くなっても、反省するどころか悪びれることもなく、責任も取らなければ謝罪もしないという対応をするところも珍しくありません。従業員が病気になろうが死のうが知ったことではない、むしろ、ブラックな実態を明らかにされて迷惑、ぐらいにしか思っていないのでしょう。明らかに企業・組織が悪い事案であっても、彼らは開き直ってふんぞり返るものです。そういうことを平気で出来る人・組織は、事後の対応も不誠実きわまりないものですし、裁判を起こしても残念なことに公平に行われるという保証はありません。やはり自衛のためにもブラック企業では働かない、すぐ逃げることが賢明かと思います。

人間の命、健康、安心安全、人権といったものよりも、お金、保身、地位、利権が大事という思想が根底にある資本主義社会においては、どういった業界であってもモラルが崩壊していくものですし、昨今の末期的社会においてはその傾向が顕著に見られるように感じます。あとから「信じてたのに騙された!」というのでは遅いものも多いです(特に命に関わること)。そんな中で、一般庶民の私達にできることは、知識を身につけて自衛することや、誠実な人・組織を見極めてお金を落とし、応援していくことだろうと思います。大きな組織の言う、あるいは医者や先生などの素晴らしい肩書の人の言うこと(「安全」)に惑わされず、あらゆる情報を疑ってかかっていくことが大切ですね。

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