性エネルギーとクリエイティビティ

第2チャクラを見つめる週間、ノリに乗って毎日楽しく書いてます。これまで、第2チャクラは「1対1の関係性」がテーマであり、親密感と分離感やクリエイティビティ、男女の関係、性の抑圧、セクシャリティ、パートナーシップに関わっていると書いてきました。これらはすべて密接に関係していて、どこかでバランスを乱してしまうと、他の部分にも影響が出るものです。特に性エネルギーとクリエイティビティの関係は興味深いので、もう少し掘り下げてみようと思います。

人間への最大のギフトは「クリエイティビティ」という記事に、動物や機械と人間との違いは「クリエイティビティ」であり、男女の交わりによって新しい命が「創造」されることからも、第2チャクラとの関係が深いと書きました。ものすごく突き詰めて考えると、性の欲求、性エネルギーというのは「創造」したいというある意味本能的な欲求だと言えると思います。もちろん、愛を感じたいからとか、快楽が得たいだけとかその他の欲求もあると思いますが、ただただ性のエネルギーを純粋に見つめると、根源には「創造」のエネルギーがあるということになるでしょう。性欲が強い人は性エネルギーが強いとも言え、つまりは「クリエイティビティ」のエネルギーも豊かであるということです。性エネルギーが強すぎると、良からぬ方向に向かってしまうこともあると思います。それをうまいこと芸術面や新しい価値を世の中に生み出すこと、創造的な活動に昇華できれば、素晴らしい才能を世に開花させることができる可能性も秘めています。

今の私たちの社会は、創造性を発揮しないように、クリエイティブに生きられないようにするためのトラップが無数に張り巡らされています。私たちは無力で何もできないという洗脳、雇われることでしか生きられないという洗脳、皆と同じが良いという洗脳、出る杭は打たれるという洗脳、お金を稼ぐことが素晴らしいという洗脳、芸術分野では食べていけないという洗脳、自分は社会において替えのきく存在であるという洗脳…。他の人と同じが良い、現状維持がベスト、新たな取組をしない、仕事にオリジナリティを発揮させない…などなど、これでもかと没個性性を求められるし、対応マニュアルも万全です。とにかくクリエイティブになるなと言われているような、そんな社会のようにも思えます。

加えて性のタブー感、男性優位・女性性抑圧の要素もありますから、第2チャクラいじめが本当にひどい社会です。性エネルギーもクリエイティビティも抑圧されているわけですからね。だからこそ第2チャクラはパンドラの箱になっちゃうわけですし、どなたもひどく抑圧されたものが溜まってしまうということになります。性エネルギーとクリエイティビティの抑圧により、不妊や婦人科系疾患の増加、性犯罪の凶悪化・増加(増加してるのか?)、うつ病などの精神疾患の増加といった現象が見られるということはあるでしょうね。

こう考えてみると、性の解放・オープン化と、人々のクリエイティビティの開花には相関関係があるので、どちらも並行して進むと良いのだろうなと思いました。そのためにも、一人一人の男性性・女性性、セクシャリティを見つめ直すこと、昨日のネット見ている暇があったら創造しようの記事に書いたように、日々の生活の中に創造的な活動を取り入れることというのは非常に有用なのではないかと思います。そして過度に性エネルギーが強いと感じる人は、そのエネルギーを創造的な活動に向かわせてみるのも良いでしょうね。人は創造的な活動をしているときは集中して、夢中になってやっているものです。そういう時ってすごく心が満たされたような感覚になるのではないでしょうか。今の自分の性エネルギーとクリエイティビティの活性化具合はどうなっているか、一度見つめ直してみると何か新しい発見があるかもしれませんね。

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