「自信」は言葉にエネルギーを与えている件

ここ数日はすこぶる切れ味の悪い記事をお届けしております。書くことが直接の収入源ではない私ですが、毎日記事を書いているという意味では言葉を扱う仕事をしていると言っても過言ではありません。こうして毎日記事を書いていても、言いたいことが言えた!と感じる日と、なんとなく結論が出ないままぼやっとしてしまったなぁ、と感じる日があります。言いたいことが言えた日はすっきり感がありますが、ぼやっとした日はなんとなくモヤモヤしたまま過ごす場合も。その差はいったい何なのでしょうね。

一つ思うことは、言いたいことが言えた日は、自分の書いている内容に自信があるというか、私は絶対にこう思うんだ!という確信がある場合が多いです。ゆるぎないものと言いますか、他の人に何と言われてもこう思っている、と言える感じ。ぼやっとした日は自分の中でもまとまっていなかったり、他人の目を気にして10言いたいところを7~8くらいに押さえて言ったりしていることが多く、内容に自信がないこともあるみたいです。本名で書いている以上、リアルな世界の知り合いの目というものもありますから、なかなかビシッと言えないこともあるんですよね。さじ加減が非常に難しかったりもします。

人は私たちの思っている以上にエネルギーレベルでコミュニケーションを取っていて、自信があって言っている言葉と、自信がなくて言っている言葉というのは、その雰囲気が如実に伝わっているものです。何かを人に伝えたり、何かをおすすめしたり、何かを教えたりする場合は、とかくその部分が重要で、説明内容や資料作りも大切ですが、やはり大事なのはその人自身のあり方や心の持ちよう、言っている内容・コンテンツへの自信であり、ひいては自分自身への自信であるとも言えます。伝える内容に自信がなければ、相手には伝わっていかないし、相手を説得することはできないですよね。言葉に説得力のある人というのは、自分の言うことに自信があり、言葉にエネルギーが宿っている人だと思います。借り物の言葉ではなく、自分の言葉で話せる人、台本に頼らず、内容を熟知しているからこそ出てくる言葉。そういったものに人は惹きつけられるのでしょうね。

私は営業の仕事などをしたことはないのですが、あまりにも正直者なので、自分が良いと思っていない商品を売ったり、勧めるということはできないです。それは言葉にエネルギーが乗らないからです。どうしてもうわっつらな言葉を並べることになってしまい、なぜか罪悪感を感じ始め、それが相手にも伝わり、結局売れないということになりそうです。メリット・デメリット含めて客観的に把握し説明できること、その上でなぜそれを勧めるかというその人なりの考えや理由が大切で、口下手で文章構成などが下手でも、その軸さえちゃんとあれば、エネルギーレベルでそれは相手に伝わっていくと思うんですよね。反対に、その軸がないのにうわべだけの話し上手やテクニック的なものに頼ったところで、賢く本質を見抜ける人には伝わらないでしょう。ただただ売りたいだけなら、それでも数撃てばうまくいくこともあると思いますので、営業成績は良いかもしれませんが、大切な商談や重要な局面では役に立たない気がします。

モノを売るにしても、何かを伝えるにしても、何かを教えるにしても、大切なのは「信頼」であり、相手との信頼関係もそうですが、自分自身への「信頼」というのが非常に大切だと思っています。なかなかすぐに実を結ぶことはない世の中ですが(そのタイムラグを楽しみに地球にいるということもあるので)、派手なパフォーマンスはなくとも、地道に信頼を積み重ねていくことは決して無駄ではなく、むしろそれがすべてなのではないでしょうか。今はインターネットが普及し、個人でもどんどん発信できる時代になりました。自信を持って続けている限り、必ずいつか日の目を見ることがあると信じています。時間を積んでいくことへの「忍耐」こそ「自信」の本質ではないかなという気のする今日この頃です。

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