タイムラグを待てるかどうかがすべて

よくスピ本や引き寄せ本などに「思考は現実化する」とか「すべては思うとおりになる」といったテーマのものがあると思います。「宇宙に願いをオーダーしたらあとはワクワクして過ごしましょう」とか、よく書いてありますよね。私自身もそういう本やサイトなどをたくさん読んできて、「そうは言っても叶わないことも多いじゃないか」と思ったこともあったのですが、今すぐにでも現実化することと、なかなか現実化するのに時間がかかることとあるので、現実化までのタイムラグを待てるかどうかがすべてなのだなととらえ直すようになりました。

「思考が現実化する」というのは本当にその通りです。今からすぐにできる現実化の例としては、私が「トイレに行こう」と「思う(意図する)」と、身体の適切な筋肉を動かし立ち上がり、トイレに行くことができる、といったものがあります。私がトイレに行くことを意図したので行くことができたということ。こう考えると「そんなの当たり前じゃないか」と思うんですけど、「思う(意図する)」ことなしにトイレに行くことはありえないことを考えると、やはりすべては思考が先にあり、それが現実化するという順序に変わりはないのだなと悟ったんですよね。これは簡単な例ですが、もっと難易度高めなことを意図した場合でも同じ法則が適応されるということです。

意図した内容が規模の大きいものであるほど、時間もかかりますし、パッと見叶わなかったかのように見えることもあると思います。そこで「なんだ、意図しても叶わないじゃないか」と思う人がかなり大多数なのではないでしょうか。私もそう思うことは結構ありましたし、こうなればいいと思ってそうならなかったことも多々あります。それでも、しつこいようですが「原因と結果の法則」を何度も腑に落としていくことで、原因(意図する)が結果(現実化)を生んでいるだけなのだということが徐々に体感としてもわかってきた感はあります。どんなに三次元的な時間がかかろうとも、「原因と結果の法則」は絶対なので、現実化するまでの間に「やっぱり叶わないじゃないか」と疑ってやさぐれてしまうのはもったいないですし、宇宙とのパイプが弱くなってしまうことにもつながります。

私がなんでこんなことを書いているかというと、昨年の9月から今まで毎日瞑想をする中で、「占星術や数秘、カバラなどをもっと学びたい」とか「ピラミッド社会から脱して、愛と調和の共同創造の世界を生きる」といったことをずっと意図してきていて、今の2月になってそれを振り返ると、確かに占星術などの本、情報、やっている方との出会いなどが押し寄せたり、共同創造の世界についても理想とする状況を現実化している地域の情報が得られたりしているので、やっぱり意図した方にエネルギーが流れているんだなということを実感したからです(長い一文)。9月から今まで5か月経過していますが、それでようやく実感できるレベルで現実化が進んでいることを感じた次第です。毎日書いている「共同創造のコミュニティを創る」の現実化まではおそらく10年単位20年単位で捉えなければならない話でしょうし、先の長いことです。それでも、意図しない限り現実化は起こらないので、無理めなことであっても、まずは意図して原因を作ることが大切なんだなと思いました。

「タイムラグを待てるかどうか」というのは忍耐力と関係がありますよね。以前にも忍耐力の話は何度か書いています。種をまいてから野菜を収穫するまでにはどうやったって時間がかかる、味噌を仕込んでから発酵が進むまでも同様です。野菜を例にすると、夏野菜は夏のある時期にたくさんの実をつけますが、その実はたいてい水分が多くて(きゅうりなど)夏の暑い時にぴったりです。冬野菜は身体を温めるものが多いです。つまり、その時々の季節や外の環境に応じて、適切な時期に適切なものが収穫できるようになっているということ。実は人間もそれと同じなのではないでしょうか。適切な時期(春)になると間違えずに咲くさくらのように、適切な時期に現実化するようになっている。秋にさくらが咲かないからと言って木を伐ってしまうなんてことはしませんからね。人それぞれのタイミング、バイオリズムがあることなので、「なかなか叶わない(咲かない)」とせっかく育ってきた木を伐ることのないように、タイムラグ期間も楽しく過ごしていきたいものですね。

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