頭で考える「願望」「目標」の不正確さ

今日の午前中はなんだかずっとぼーっとしていて、頭が働かない状態でした。15日の試験と21日のワークショップが終わり、ほっと一息ついて休息したかったのかもしれません。いつもなら午前中にnote書こうという気になるのに、心ここにあらずというか、なんか集中できない感じだったのです。

ふと「私はどんな人生を送りたいのだろうか?」と考え始めてしまい、軽く瞑想状態に入ってしまったからかもしれません。好きなことややりたいことをやる楽しい人生を送ろうと考えた時に、私の理想の生活ってどんなだろう?とか、どんなことをして喜ばれたいだろう?とか、自問自答してました。私は昨日の記事「言ってたら叶う」は本当だったに、いずれは自分のサロンやお店を持ちたいと書いたのですが、本当に本当に持ちたいのか?と思ってしまったのです。なんというか、それは何かの過程や通過点に過ぎず、最終的にはどうなりたいのだろうかと考え始めてしまったんですね。まだそれも実現してないのに先走りすぎだろうと思うのですが、私にとっては「時間の自由」が奪われるのが一番苦痛で、お店とかサロンやってしまうと時間の自由がないかも!?という考えが浮かんだり、勉強する時間がないのも困るー!とか思ったりして、結局私はどこへ向かいたいのか、ということがわからなくなってしまいました。

こういう時に人は一人旅に出たりするのかなと思ったりもします(笑)。海外志向もなく、インドア派の私はひたすら内にこもり瞑想・内観するのですが、最終的には「時間の自由」と「一生勉強したい」というところにいきつくんですよね。そういう意味では、今この瞬間が一番その願望が叶っている状況というパラドクスに気づき、「なんだ、今叶ってた」ということになります。理想は遠いところにあるのではなかったんだな、と。「内定」「結婚」をゴールと錯覚する心理と同じような話にもなるのですが、今の私も同じで、「お店やサロンを持つこと」をゴールと錯覚してしまうと、いざやってみた先、「あれ、なんか違うかも」ということになりかねないんですよね。やってみてご縁がつながるとか次の道へ導かれるってことがあるので、まずはやってみぃ、ということもあるのですが、究極的な理想の生活を考えると必ずしも「お店やサロン」を通過点としてとらえなくても良いのかもしれません。

まぁ、こうやって頭でごちゃごちゃ考えているからこそ余計わけわからなくなってしまうので、すべて宇宙の流れに従って流されるままに生きるのが一番かなと思いました。頭では良かれと思う願望や目標であっても、それをしてしまうと実際はうまくいかないとか、理想とは違ったということが絶対にあります。だからもう、お店やサロンにこだわらず流れのままに生きてみて、好きなことを勉強して、好きな人に会って、楽しく日々を過ごすことをたんたんとやっていく。究極「愛想のよさ」が身を助けるにも書いたとおり、こうしたいという目標を設定するのも良いけれども、一番重要なのは毎日を楽しくご機嫌で過ごすことで、自らが光り輝く存在でいることなのだなと改めて思いました。願望や目標にとらわれすぎると叶う叶わないでジャッジする癖ができてしまい、人と比べたり落ち込んだりすることにもつながりますからね。

頭で設定する目標や願望は、ときに本当の望みとは違ってくる可能性もあるので、あんまりそれにとらわれすぎても良くないかもしれないということ。それより大切なのは、日々の生活を毎日楽しくご機嫌で過ごすこと。ハートの「やってみたい!」「行きたい!」「会いたい!」という欲求に忠実に従うことで、頭で考える願望が叶ったとき以上に嬉しく楽しい出来事が舞い込んでくる。そういうものなのでしょうね。引き寄せや願望成就系の本やサイトは人気ですが、頭で考えた願望を叶えることと、その人が「調和」に近づいて、この世で役割を果たしていくこととは、全く別の話のように感じます。頭で考える「願望」「目標」はエゴに基づいている「不調和」なものも多いので、その辺りを腑に落とし、いったん頭の「願望」「目標」を捨てられる潔さというものが、「調和」の時代には不可欠な要素になってくるかもしれません。

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