ブームにはならない方が良いのかも

昨日、SNSの普及とファッション総セミプロ化という記事に、10年前に流行していたファッションブランドなどが相次いで閉店、倒産、撤退しているようだ、という話を書きました。ファッションの他にも食べ物系(海外上陸モノが多い)のおしゃれなお店などが表参道やら原宿やらにできるたびに、テレビで取り上げられ、人々が行列をなし、一大ブームとなる…その後定番化するか、飽きられるかは未知数です。最近ではこのブームがSNSの影響で、より「フォトジェニック」寄りになり、見栄えの良い食べ物がもてはやされている傾向にあると思います。

ドーナツ、パンケーキ、ポップコーン、フレンチトースト…いろんなスイーツブームがありましたね。パンケーキブームは終わる終わると言われていますが今もまだ人気がありますよね。私は乳製品が苦手なのであのたっぷり生クリームは遠慮したいところなのですが、あぁいったものを女性が大好きなのは納得です。スムージーとかコールドプレスジュースなんかもブームといえばブームですし、定番化したといえばした…とも言えそうです。おしゃれだし流行っているから行ってみよう、やってみよう、と一度は触れてみる人は多そうですが、その先があるかどうかですよね。スムージーが流行っているからと作り始めて、その後もずっと続いている人はどのくらいいらっしゃるでしょうか。流行っていたから最初はグリーンスムージーを注文してたけど、最近はやっぱりコーヒーが好きだってことに気づいた…みたいな方もいらっしゃるのではないでしょうか。

世の中にはただ「流行っているもの」が好きだという、流動的ミーハー層がかなり多いと思います。SNSを見ているとそのことがよくわかります。というか、SNSを好んでやりたいような方は流行りものが好きな確率が高いと思います。ブームというのは、ブームが好きな一定層が点々と動いているだけに過ぎないのかもしれません。右向けば右、パンケーキがブームならパンケーキに並ぶ、フレンチトーストがブームならフレンチトーストに並ぶ…その対象は別に何でもよくて、次にババロアブームが来ればババロアに並ぶのでしょう。「流行に敏感な」というのは褒め言葉ですが、逆に言えば主体性がないとも言え、ブームというのは主体性のない人々をいかに惹きつけるかによって生まれるのかもしれませんね。

何度も書いているように、この世は盛者必衰、栄枯盛衰なので、盛り上がったものは長くは続かず、どん底も長くは続かないものです。「好事魔多し」とはよく言ったもので、ブームになっているお店で店員さんが上から目線になったりすることってよくあると思うんですが、そういう傲慢さが見えると行きたくなくなるのが人間です。どうしても人って流行っていると天狗になるものだと思いますが、それもブームを短くする原因ですよね。私も何年か前に流行っていた(らしい)カフェで店員さんの対応がひどくて、もう二度と行くか!と思ったことがあります(笑)。あの店は今どうなったんだろう…。

私自身はブームは望まないので、ずっと粛々と、たんたんと生きていきたいと思っています。中にはブロガーとしてどーんとデビューして時の人になりたい!とかセラピスト・ヒーラーとして有名になりたい!という方もいらっしゃるかもしれませんが、私はいいやぁ、って感じです(笑)。今までそうだったように、コツコツ誠実に実直に積み上げていきたいなぁと思いますし、一気にアクセル踏まず、じわじわ長期スパンでやっていく所存です。体力もないので一気にドーン!が無理なんですよね(笑)。「バズる」ことを狙ったりとか、大きなことを言って人を惹きつけるようなことはせず、正攻法でやっていきたいと思います。ブームになるより細く長く続けることがいかに難しいか。近視眼的な視野を捨て、本質的なことに目を向けて、やりたいことを実現していこうと思います。

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