人生を棒に振りそうな実験、はじめます。
※2019年1月22日 初めて書きました。
※2019年5月4日 内容をややリニューアルしました。
※2019年7月16日 表現を少し修正しました。
※2020年1月1日 最新の情報に修正し、現状に関する部分を加筆している途中です。
このnoteは、人生を棒に振りそうな実験と思考の記録を、ただひたすら綴るものです。
【Q】誰?
【A】はじめまして、murakenです。29歳です。
【Q】何の人?誰?
【A】2019年8月より、勤めていた会社を離れてフリーターになりました!
これまでは、人材系の中小企業で求人広告の営業を5年、人材系の上場企業で転職サイトの制作ディレクターを2年3ヶ月経験しました。
【Q】会社辞めたの?何で?
【A】辞めました。理由は2つ。
①今までと違う生き方をしてみたかったから。
②やりたいことがあったから。
【Q】今までと違う生き方ってどういうこと?
【A】シンプルに、今までの働き方を続ける生活から一度離れてみても良いのではないかと思いました。つまりは、正社員としての勤務ですね。
【Q】具体的にどういうことをしていたの?
【A】新卒入社後の5年間は、千葉で求人広告の営業をしていました。綺麗に言えば、営業活動を通じて企業の採用課題を解決する仕事です。ざっくり言えば、千葉県内を中心とする中小企業に飛び込みや電話で接触を図り、採用ニーズを確認。人を採用したいと考えている企業に、「そのターゲットを採用するなら、うちのこの求人媒体に掲載するのが良いですよ~」と提案する仕事です。効果の振り返りもして、「じゃあ、次はこんな手でいきましょう」みたいな。
そして2社目の2年3ヶ月間は、千葉と東京で転職サイトの制作ディレクターをしていました。綺麗に言えば、採用成功に繋がる取材と求人広告の設計によって、企業と求職者の最適な出会いを作る仕事です。
ざっくり言えば、「自社求人媒体に掲載が決まっている企業」に取材をして、その情報をもとにコピーライターと打ち合わせをして求人広告の制作ディレクションをする仕事です。社長や採用担当者に2時間くらい取材をして、「この企業の魅力はこう、ネックはこう、ターゲットのインサイトはこう、その背景はこう、だからこういう打ち出しをすれば刺さるしミスマッチも防げるんじゃないか」みたいな話をコピーライターとしたり、時には求人広告以外の手段で人材の見極めや育成、評価に関する提案をしたり。
あくまで同業→同業への転職で、職種もリンクする部分がありました。そのため、結果として7年間で1100社以上の企業に訪問し、社長や採用担当、現場社員の方々に、様々なお話を聞くことができたのです。
そして多くの方々の生き方に刺激を受け、ある日ふと思いました。
「あれ、この仕事めちゃくちゃおもしろいけど、この先、この延長線上にある仕事をずっと続けるのだろうか。それだけで良いのだろうか。自分が求めていたのは、本当に今の生き方だったのだろうか。」と。
そしてこうも思いました。「もっと自分らしく生きても良いんじゃないか」と。
【Q】「自分らしく生きる」ってどういうこと?
【A】「自分らしく生きる」とは、自分が思い描く幸せの形を追求すること。つまりは、「自分に嘘をつかないで生きること」だと思います。
常識や偏見にとらわれず、本心に従って好きなものを好きと言い、嫌いなものを嫌いと言う。やりたいことをやり、やりたくないことを必要性がない限りやらない。ただし、人は一人で生きているわけではないので、利他の観点も忘れずに…たったそれだけです。
※以下、2020年1月追記
「自分らしく生きる」「自分らしく生きる人を増やす」と言うと、一定の確率で「それって、自分勝手な人を増やすってこと?協調性のない人が増えてしまうんじゃない?」という意見をいただきます。
すみません、僕が言いたいことは、そういうことではないんです。
そう、僕が思う「自分らしく生きること」とは、紛れもなく
【自分が思い描く幸せの形を追求すること、自分に嘘をつかないで生きること(但し、利他の観点を忘れずに)】
であり、同時に
【自分なりの定義と幸福尺度を持ち、意味付けができる状態】
を表します。
つまり、自分勝手な思考や行動になるかどうかは別の話(後の話)であり、
「あなたが」思う幸せの形って何なの?
物事に対して「あなたは」どう思うの?
「あなたは」どう捉えているの?
「あなたは」どうしたいの?
といった問いの後に来るものだと思っています。
が、大人になればなるほど、これらの問いかけに対して、自分の本心から出る答えではなく、誰かの答えをレンタルすることが多くなるのではないかと思います。僕はこれを極力減らしたいのです。
【Q】やりたいことって何?
【A】2つあります。1つは、上にも書いた「自分らしく生きること」。もう1つは、「自分らしく生きる人を増やすこと」です。
【Q】何でそうしたいの?
【A】そっちの方がおもしろそうだからです。自分らしく生きている人が増えた方が確実におもしろい世の中になるという確信があるからです。
僕は割と平等主義者なのですが、平等な世界を作り上げることは未来永劫できないと思っています。でも、「誰もが自分らしく生きる世界」なら作れるかもしれない。なぜなら、人によって"幸せの定義"は異なるからです。
【Q】どうやって実現するの?
【A】昔はこう考えていました。「誰もが自分らしく生きる世界」を実現するためには、自分の生き方に自信を持てる社会にしないといけない。そのためには、世間的にはマイノリティーだけど輝いている人の存在を世に知らしめる必要がある。それによって、同じような境遇にいる「自分らしい生き方ができていない人たち」を勇気づけ、自信を持つきっかけを与えられたら良いな。じゃあ、仕事で出会った人たちの話をブログにまとめて、その人達のことを発信していこう。
結論から言うと、最後の一文は叶いませんでした。要は、取材した企業・代表や従業員の方のお話を、個人ブログに綴っていこうとしていたのです。でも、さすがに公式の許可がおりるわけはなくて。
冷静に考えたらガッツリ顧客情報ですし、たとえ当事者間でOKが出たとしても、僕が会社に所属している以上は、あくまで最終的な責任は会社へ行ってしまうんですね。それは困るし、正直やりづらいなぁと。で、じゃあ個人でやっちゃえばいいんじゃない?と思ったのが2018年の春くらいの話です。
そしてそこから時が経ち、仕事を続けたり様々な人と話をしたりする中で、僕の中に一つの考えがより強くなっていきました。
「誰もが自分らしく生きる世界」を実現するために、まずは自分自身が自分らしく生きてみよう。そしてそれは、今の場所に身を置き続けることではなく、自分が思い描く道の上で新しい挑戦を続けることだ。後ろ指をさされても、まずは自分が信じる道を進んでみようと。そして、その上で「誰もが自分らしく生きる世界の実現」について語ろうと、そう決めました。
【Q】ん、結局何するの?「人生を棒に振りそうな実験」って何?
【A】下記のとおりです。
<人生を棒に振りそうな実験のやり方(簡易版)>
①正社員で勤めている上場企業を辞める。
②期間限定で、派遣・アルバイト・業務委託などの200以上の仕事をする。
③7つのWebツールを使い分けて発信する。
④国家資格「キャリアコンサルタント」を取得する。
⑤キャリアカウンセラー(コンサルタント)の実務経験を積む。
⑥2025年4月(35歳)までに独立する。
【Q】どこが人生を棒に振りそうなの?
【A】正直自分は全くそう思っていないのですが、ある方から「人生を棒に振りそうだ」と言われたポイントはこちらです。
①上場企業を辞めること。
②30歳手前で1年~1年半、非正規雇用になること。
③「天下り用の食えない資格」と揶揄されている資格の取得を目指すこと。
個人的には、
①「上場企業に身を置き続けること」自体には価値はないと考えていること(あくまで自分次第!)
②収入以上に得られるものが山のようにあると踏んでいること(モニター/経験/挑戦)
③稼げる資格にすればいいと考えていること(価値づけが難しく稼げないと言われているからこそある意味ブルーオーシャンなのでは…!)
から、正直人生を棒に振る気はサラサラないのですが、何かキャッチーだったのでタイトルにしてみました。笑
【Q】えっ?結局キャリアコンサルタントになってその世界を実現するの?何それ?
【A】ひとまずはそんな感じです!結論、地味ですが直接自分がコミュニケーションを取ることで、あるいはコミュニケーションの様子を発信することで、一人でも多くの方が「自分らしく生きられる」ようになれば良いんじゃないかと。人に変わるきっかけを提供して、それでメシが食えれば、もうそれ以上の幸せはないんじゃないかと思ったのです。
【Q】いや、今の会社でキャリアカウンセラーの経験積む方が早くない?
【A】間違いなく早いです。僕が上司だったら絶対にその道を勧めます、ええ。笑 おそらく最短ルートでしょう。正攻法で行くならそのやり方がベストだと思います。「人材業界で1100以上の企業を見てきたキャリアカウンセラー」…悪くはないのですが、同じような価値提供をできる人はたぶん一定数いると思うのです。良くも悪くも。
であれば、もう少しスパイスを。1年~1年半にわたり200以上の仕事を経験することで、「500社に営業し、600社に取材し、200以上の仕事に従事したことのあるキャリアカウンセラー」になる方が、なんとなく面白そうじゃないですか?
・0から500社の顧客と関係性を作った経験
・600社の企業から事業や仕事の話を聞いた経験
・200の仕事に自ら従事した経験
の3つを掛け合わせることで、これからもっと多様化する時代の中で、自らもちょっと変わった生き方をしたことのある、ちょっとだけレアなベルタースオリジナル系人材になれるのではないか、という淡い期待と直感です。
とまぁ、ざっくりですが思い描いていることを長々と書いてみました。
実際のところ、200の仕事をすることの「穴」はいっぱいあるので、「200種類の仕事に基づくアドバイスをするための経験を積むこと」は目的にしません。単発系が中心になると、どうしてもジャンルが偏ってしまいますよね。なので、どちらかと言うと将来提供したいサービスのヒントを現場の若年層の方々から得ようという魂胆です。そのあたりの真の狙いに関しても、また機会があれば書いていきたいと思います。
あくまで構想段階ですが、本気で今後どうしていくべきかについて調べたり、考えたりしているところです。("人生計画書"というパワポスライドが現在48枚ありますが、作るだけなら楽しいですねw)
そしてこの、人生を棒に振りそうな実験ですが、せっかくならその過程も楽しもうということで、日々感じたことや、進捗などを綴っていきたいと思います。その方が、後々おもしろそうですしね。
ということで、今日はここまで。
長文にもかかわらず最後までご覧いただき、ありがとうございましたー!
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