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2014年10月の記事一覧

異質なものの出会い

「東経135°の覚え方は?」と少女に聞くと「1、3、5奇数」と答えた。

135°が1、3、5と分解され結びつけられた。

東経135°の覚え方をいろいろな人に聞いているのだが、答えられたのは後に浜松の私立中学のトップになった彼女と野球で浜松の大会で優勝メンバーになった子と私の母親の3人が発見できた。

勉強ができるのと違う発想の柔らかさはどこからやって来るのだろうか?

「『おは、用意、どん

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どうすれば自ら考え始めるようになるだろうか

どうすれば自ら考え始めるようになるだろうか歴史の単なる知識の羅列に意味はない。
当時、生きた人々の格闘が生き生きと自分のことのように感じない限り。
理科の実験が自然法則を再現しているのに気づくかどうか。
英語で通じ合ったという体験があるかどうか。
いい詩やいい本に出会えたという実感があるかどうか。
考えるきっかけとなる出来事や人に出会えたかどうか。
人々に考えるきっかけの種を与え続ける人間になりた

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脳内パス

脳内パス人は脳内で信号をやり取りしている。
脳内のやり取りで考え、記憶する。
子どもはいつも話している。一人で話し、兄弟姉妹と話し、人形と話す。
どんどん脳内パスをして言葉を覚えてしまう。
パスを増やすと発想が湧き出てくる。
最初は下手でも、だんだんピンポイントのパスが出るようになる。
「これでいい」と思っても、さらによくする発想は常にある。
湧きあがるのが止まらない悩みのパスは苦痛だ。
断ち切ら

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能力が差別を乗り越える世界

能力が差別を乗り越える世界将棋の世界は、年齢、性別、学歴、家柄、社会的地位、国籍、人工知能、障害のあるなし、全てを乗り越えた実力主義だ。80代の人、小学生名人、女流プロ、外国人、様々な人に負けてきた。障害者でも県代表クラスの人がいる。石田流は盲目の石田検校が考え出した。道場で社長と広域暴力団のドンが同じ部屋の中にいることもある。ネットではプロ、アマの手が蓄積されて人工知能も加わって、日進月歩で進化

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詩人として生活できるとは

詩人として生活できるとは私の知り合いが「詩で生活できたらいい」と言っている。
日本で詩人として生活している人にはどんな人がいるのだろうか?
俳句では門人をとる。松島十湖は三万とも言われる門人がいて、色紙を売って道路を作った。
歌の作詞家などもいるが、数年くらい生活できた人は数百人はいただろう。
しかし、一生食べていけたのは数十人ではないだろうか?
東大には毎年三千人入れる。
将棋のプロ棋士は年間4

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